やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっと驚きのニュースを持ってきたよ。
フィットネス業界で「結果にコミットする」でおなじみのRIZAPが、なんと建設業に参入すると発表したんだ。「えっ、筋トレの会社が建設?」って思っただろう?まあ、聞いてくれよ。これがなかなか面白い話なんだ。
RIZAPが建設業界に殴り込み!瀬戸社長の決断
2026年4月、RIZAPグループの瀬戸健社長が建設業界への参入を正式に発表した。時事ドットコムも報じたこのニュース、業界内外で大きな話題を呼んでいるよ。
そもそもRIZAPといえば、2012年に設立されたライザップ株式会社が母体で、あの劇的なビフォーアフターCMで一躍有名になったパーソナルジムだ。現在はRIZAPグループとして美容・健康・エンタメなど多角的に事業を展開していてね、その傘下には40以上のブランドが並んでいる。
そして最大のヒット作が、24時間営業の低価格フィットネスジム「chocoZAP(ちょこざっぷ)」だ。2022年7月にサービスを開始したこのブランド、なんと2023年1年間で1,020店舗を新規オープンして、ギネス世界記録に認定されたんだよ!「1年間で最も多くオープンした24時間営業のフィットネスジム」としてね。月額3,278円(税込)という手軽さで、日本全国に猛烈な勢いで広がったわけだ。
そのchocoZAPの出店スピードを支えるノウハウを活かして、建設業にも乗り出そうというのが今回の発表の核心らしいんだ。
おじさん的・RIZAP建設参入の深掘り解説
建設業界が抱える「2024年問題」という大きな背景
おじさんに言わせれば、RIZAPが建設に目を向けたのは偶然じゃない。日本の建設業界は今、深刻な人手不足と向き合っているんだ。
国土交通省のデータによると、建設業の就業者数は1997年のピーク時に約685万人いたのが、2023年には約479万人にまで減少している。約30年で200万人以上が業界を去った計算だよ。しかも2024年4月からは建設業にも時間外労働の上限規制が適用されて、業界全体が「どうやって効率化するか」という大問題に直面しているんだ。
RIZAPはchocoZAPで1年間に1,020店舗という前例のない出店を実現した。その裏には、店舗設計の標準化・工期短縮・コスト管理のノウハウが蓄積されているはずで、そのノウハウをそのまま建設ビジネスとして外販しようという発想なわけだ。
RIZAPの多角化戦略、失敗と復活の歴史
ただね、RIZAPの多角化戦略には過去に苦い歴史もあるんだ。2018年3月期には売上高1,863億円を達成したものの、積極的なM&Aが重なり2019年3月期に195億円の最終赤字を計上した。ゴルフ・英会話・美容家電など60社以上を買収した拡大路線が裏目に出たわけだね。
瀬戸社長はその反省を踏まえて2019年以降に事業のスリム化を断行。赤字子会社を次々整理して、2021年3月期には黒字転換に成功した。そして今度はchocoZAPという強力な収益モデルを手に入れたうえで、再び新分野への挑戦を始めた。同じ多角化でも、以前とはまったく違う手堅さがあるとおじさんは見ているよ。
「結果にコミット」は建設でも通じるのか?
RIZAPのブランドの核心は「結果にコミットする」という言葉だ。パーソナルトレーニングでいえば「2ヶ月で体重を落とす」という明確な結果を約束するビジネスモデルだよね。
これを建設に当てはめると——「工期通りに、コスト通りに、品質を守って完成させる」というコミットメントになるんじゃないかな。聞くと当たり前みたいだけど、実際の建設現場では工期の遅延やコスト超過が珍しくない業界でもある。国土交通省の調査では、公共工事の約20〜30%に何らかの工期変更が生じているというデータもある。
だから「コミット型」の建設会社というポジションは、うまくいけば業界に新しい風を吹き込める可能性があるとおじさんは思っているよ。
まとめ——フィットネスの次は建設、RIZAPの挑戦を見守ろう
chocoZAPで1年1,020店舗というギネス記録を叩き出した出店力と、そこで培った施工標準化のノウハウを武器に、RIZAPが建設業界という新天地に踏み込もうとしている。過去の多角化失敗を乗り越えた瀬戸社長がどんな「結果」を建設業界にもたらすのか、これはなかなか目が離せない話だよ。
人手不足・デジタル化・コスト管理と課題だらけの建設業界に、フィットネス界のアウトサイダーがどう斬り込むか。おじさんはしっかりウォッチしていくつもりだ。
じゃあ、また面白いうんちくを持って戻ってくるよ。次回も楽しみに待っていてくれよな!
うんちくおじさんの豆知識コーナー
建設業とフィットネス業、実は意外な共通点があるんだよ!
まあ、聞いてくれよ。フィットネスジムの内装工事って、一般の店舗と比べてかなり特殊でね。床の強度(重いダンベルや器具に耐えるため)、換気設備(大量の発汗に対応)、シャワールームの防水・排水処理、そして24時間稼働に耐える電気設備と防犯カメラ設備と、専門知識が山ほど必要なんだ。
chocoZAPは2022年7月から2023年末までに約1,500店舗を展開したわけだけど、これだけの数を短期間に作り上げるには、自前で設計・施工の標準化システムを作り上げなければ到底不可能だったはずだ。
ちなみに世界最大の建設会社はスペインのACSグループで、2023年の売上高は約420億ユーロ(約6.7兆円)。日本最大は大和ハウス工業で2024年3月期の売上高が約5.1兆円だよ。RIZAPがどんな規模感でこの市場に切り込むのか、注目だね!