やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっと真面目な話をしようと思うんだよ。

2026年4月4日の早朝0時10分ごろ、和歌山県・和歌山市で最大震度2の地震が発生したんだ。気象庁の発表によると、同じ日に震度1の揺れも複数回観測された。「和歌山なのになんで広島が関係あるの?」って思ったかい?まあ、聞いてくれよ。これ、西日本全体の地震のつながりという話になってくるんだよ。

西日本の地震、実は他人事じゃないんだよ

広島県というのはね、内陸部に活断層が走っていて、過去に何度もしっかりとした地震を経験しているんだ。代表的なのが2001年3月24日15時28分に発生した「芸予地震」だよ。マグニチュード6.7、最大震度6弱を記録して、死者2名・負傷者288名という被害が出た。震源は広島県と愛媛県の間の安芸灘——瀬戸内海の海底だったんだよ。

今回の和歌山の揺れは震度1〜2と小さいけれど、和歌山というのは南海トラフに近い位置にある。西日本の地震活動の「センサー」みたいな地域でもあるんだよね。

おじさんが語る、日本の地震の基礎知識

日本は世界でも突出した地震大国

おじさんに言わせれば、日本人は地震のことをもっと真剣に学んでおくべきなんだよ。世界で発生するマグニチュード6以上の地震の約20%が日本周辺で起きているんだ。日本の国土面積は地球全体の0.28%に過ぎないのに、だぜ?

気象庁のデータによると、日本国内で人が揺れを感じる有感地震は年間約2,000回前後。つまり1日平均5〜6回は揺れているわけだよ。毎日揺れてるって、すごい話だろう?

広島の地下に潜む「安芸灘断層群」

広島周辺には安芸灘断層群という複数の断層が存在している。2001年の芸予地震もこのエリアで起きたんだが、国土交通省と広島県の調査では、これらの断層が将来マグニチュード7クラスの地震を引き起こす可能性があると評価されているんだよ。

さらに広島市内を見ると、太田川低地という沖積層(川が運んだ柔らかい堆積物の地層)が広がっていて、地震の揺れを増幅しやすい地盤が市街地の下に広がっているんだ。1945年8月6日の原爆投下でも有名なあの広島デルタ地帯——まさに地形的に要注意な場所なんだよ。

おじさんの豆知識コーナー:「震度」と「マグニチュード」は全然違う!

まあ、知ってる人も多いだろうけど、混同している人が意外と多いんだよ。

  • マグニチュード(M):地震そのもののエネルギーの大きさ。震源で決まる固定値。Mが1上がるとエネルギーは約32倍になる。
  • 震度:ある地点での揺れの強さ。震源からの距離・地盤の状態によって変わる。

だから同じ地震でも、場所によって震度は全然違う。2011年3月11日の東日本大震災はM9.0だったけど、東京は震度5強〜6弱、震源に近い宮城県北部では震度7を記録したんだ。

さらに面白いのがこれ——日本の「震度7」という基準、実は1996年に改定されたばかりなんだよ。それ以前は震度7の「上」は存在しなかった。1995年1月17日の阪神・淡路大震災(M7.3、死者6,434名)がきっかけで、計測震度計を全国に整備して震度の自動計測システムが導入されたんだ。歴史は意外と浅いだろう?

南海トラフと広島・和歌山の関係

ここが本題なんだけどね、今回の和歌山の地震も含めて、西日本の人間が一番気にしておくべきは南海トラフ巨大地震なんだよ。

南海トラフというのは、静岡県の駿河湾から九州・日向灘にかけての海底にある長さ約700kmのトラフ(浅い海溝)で、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込む場所だ。ここでは約100〜150年周期で巨大地震が繰り返されているんだよ。

記録をひもとくと:

  • 1707年:宝永地震 M8.6(推定)——四国・近畿・東海に大被害。この地震から49日後に富士山が噴火している。
  • 1854年:安政南海地震 M8.4——高知・徳島・大阪などで大津波。
  • 1946年:昭和南海地震 M8.0——和歌山・三重・高知で死者1,443名。

1946年から2026年で、もう80年が経過しているんだ。政府の地震調査委員会によれば、今後30年以内に南海トラフ巨大地震が発生する確率は70〜80%とされている。広島も津波や強い揺れの被害が想定されているんだよ。

広島県の想定被害

広島県が2014年に公表した「南海トラフ地震被害想定」によると、最大クラスの地震(M9.1想定)が発生した場合、広島県内での死者は最大約1万6,000人、建物の全壊・焼失は約10万6,000棟に上ると試算されている。和歌山で小さな揺れが続いているのは、こうした大きな地殻変動の前触れかもしれないわけで、他人事には思えないよな。

まとめ——「備える」ことの大切さ

ちょっと怖い話になってしまったけど、おじさんが伝えたかったのは「怖がれ」じゃなくて「知って備えよう」ってことだよ。

広島は2018年7月の西日本豪雨でも大きな被害を受けたし、地震・水害・土砂災害と向き合い続けてきた土地でもある。今回の和歌山の揺れは震度1〜2と小さかったけど、こういうタイミングに自分の家の非常用持ち出し袋を点検したり、家族との連絡手段を確認したりするのが賢いってもんだよ。

非常食の備蓄は最低3日分、できれば1週間分、飲料水は1人1日3リットルが目安。東日本大震災では発災から3日間、孤立した地域も多かったからね。

まあ、これを読んでくれた君が「そういえば備蓄が古くなってたな」って気づいてくれたら、おじさんはそれで満足だよ。地震列島に生きる以上、知識と準備だけは怠らないようにしようじゃないか。じゃあ、またね!