やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんが最近ちょっと気になってるゲームセンターのアレ——そう、ポケモンフレンダについて、じっくり語ってあげようじゃないか。
「え、ゲーセンのポケモン?」って思ったそこの君、ちょっと待った。これがなかなか奥が深いんだよ。
ポケモンフレンダとは何者なのか
ポケモンフレンダは、バンダイナムコアミューズメントが展開するポケモンのアーケードゲームシリーズだ。専用の筐体にコインを投入すると、丸型の「フレンダディスク」と呼ばれるコレクターズカードが排出される仕組みになっていてね、これがまあ子どもたちに大人気なんだ。
ポケモンフレンダは前身のポケモンガオーレ(2017年〜2022年稼働)の後継機として登場したシリーズで、ガオーレでは累計で数千万枚ものディスクが排出されたという記録がある。それだけポケモンのアーケードゲームに対する需要が日本全国のゲームセンターで根強いってことさ。
フレンダの特徴として、スキャン機能を使って手持ちのディスクをゲーム内で活用できる点が挙げられる。ポケモンのバトルを楽しみながらコレクションも同時に進められる、というわけだね。ショッピングモールや複合アミューズメント施設など、全国各地の設置店舗でプレイできるよ。
おじさんが語るポケモン45秒講座
ポケモンのはじまりを知ってるかい?
ポケモンという存在を生み出したのは、田尻智さん(ゲームデザイナー)と杉森建さん(キャラクターデザイナー)だ。田尻さんが子どものころ昆虫採集に熱中していた原体験がポケモンの着想につながったという話は有名だけど、まあ聞いてくれよ、初代ポケモン「赤・緑」が発売されたのは1996年2月27日のことだ。当時の定価は3500円(税別)で、ゲームボーイ用ソフトとしてリリースされた。
151匹からスタートしたポケモンの種類は、2024年時点で1025種類にまで増えている。30年近くかけてここまで増えるとはね、田尻さん自身も想像してなかったんじゃないかと思うよ。
フランチャイズ規模がとんでもない
ポケモンというコンテンツの経済規模、ちょっと聞いてくれよ。ゲーム・アニメ・カードゲーム・グッズ・映画などを合算した累計収益は2023年時点で約1500億ドル(約22兆円)に達しており、これは世界で最も収益を上げたメディアフランチャイズの第1位に立っている。マリオやスター・ウォーズをも抑えての首位だ。
アーケードゲームはその巨大なエコシステムの一部に過ぎないが、それでも「ゲーセンでポケモン」という文化は日本の子育て世代にとって長年にわたって親しまれてきた体験の一つさ。
コレクターたちの熱狂
フレンダディスクはただゲームで使うだけじゃなく、コレクターアイテムとしても流通しているんだ。レアリティの高いディスクはフリマアプリやネットオークションで取引され、人気の高いキャラクター(ピカチュウ、イーブイ、リザードンなど)のレアディスクが数百円〜数千円で売買されることも珍しくない。
ポケモンカードゲームのシングルカードが高騰している現象(2021年〜2022年にかけてリザードンexのカードが10万円以上で取引された事例もある)と同様に、コレクター心理がフレンダ市場にも働いているというわけだね。
子どもが楽しむゲームから、大人も巻き込むコレクションカルチャーへ——ポケモンというIPはそういう多層的な楽しみ方を提供するのが本当に上手いんだよ。
まとめ:ゲーセンの灯は消えない
さてさて、ポケモンフレンダについてひとしきり語ってきたわけだけど、どうだい?ゲームセンターって「古くなった遊び場」じゃないんだよ。1996年に始まったポケモンというコンテンツが2020年代のアーケードゲームでも現役バリバリで活躍しているってのは、それ自体がひとつの文化的奇跡だとおじさんは思っているよ。
子どもと一緒にゲームセンターに行く機会があったら、ぜひフレンダ筐体の前で足を止めてみてくれ。排出されるディスクのキラキラした輝きを見れば、君の中の「昔の子ども」も少し目を覚ますかもしれないからね。
まあ、おじさんはそういうことを言いたかっただけさ。また気が向いたら話しかけておくれよ。
おじさんの豆知識コーナー:ゲームセンターとアーケードゲームの歴史
おじさんに言わせれば、日本のゲームセンター文化ってのは世界でもかなりユニークなんだ。
1978年にタイトーが「スペースインベーダー」をアーケードリリースして以来、日本全国に喫茶店や駄菓子屋のゲームコーナーが急増した。ピーク時の1990年代には、全国に約5万店舗以上のゲームセンターが存在していたとされている。
現在はスマートフォンゲームの普及もあって店舗数は大幅に減少しているが、それでも「子ども向けのメダルゲーム・カードゲーム」分野は根強い需要を保っている。フレンダのような「カードが排出されるアーケードゲーム」のスタイルは、2000年代にセガが展開した「甲虫王者ムシキング」(2003年〜)が先駆けといわれていて、当時の小学生男子を中心に社会現象を巻き起こした。最盛期にはムシキングの稼働台数が全国で約4万台に達したという記録もある。
ポケモンフレンダはそういう「排出カード×アーケード」という日本独特のゲーム文化の正統な後継者というわけさ。