やあやあ、今日はサッカーの話をしようじゃないか。

ブンデスリーガ第28節、4月4日に行われるフライブルク対バイエルン・ミュンヘンの一戦なんだけどね、これがただの試合じゃないんだよ。なんたって日本人選手が3人もピッチに立つ可能性があるんだから!

ドイツサッカーの縮図、この一戦を解説しよう

まず対戦カードをおさらいしておこうか。バイエルン・ミュンヘンといえば、2024-25シーズン終了時点でブンデスリーガ優勝32回を誇る、ドイツ最強クラブだよ。一方のSCフライブルクは、バーデン=ヴュルテンベルク州の人口約23万人の地方都市を拠点にする中堅クラブだ。

バイエルンのクラブ年間収益は約8億5000万ユーロ(2023-24シーズン)なのに対して、フライブルクはその10分の1にも満たない規模のクラブ。でもね、スポーツってのはそういう格差をひっくり返す瞬間があるから面白いんだよ。

注目の日本人選手3人を紹介しよう

この試合、おじさんが特に注目してほしいのはこの3人だ。

鈴木唯人(フライブルク) 静岡学園出身、2001年4月16日生まれの24歳。清水エスパルス、セレッソ大阪を経て2022年夏にフランスのトゥールーズへ移籍し、2024-25シーズンからフライブルクに加入したアタッカーだ。代表ウィーク明けの今節はコンディションが気になるところだが、攻撃の要として期待されている。

佐野海舟(フライブルク) 1999年3月3日生まれ、鹿島アントラーズから2024年夏に移籍したボランチだよ。今シーズンはここまで全試合フル出場中という驚異的なスタミナと安定感を見せている。27試合連続フル出場なんて、それだけで凄まじい数字だろう?

伊藤洋輝(バイエルン・ミュンヘン) 1999年5月12日生まれ、磐田出身のセンターバック兼左サイドバック。シュトゥットガルトで頭角を現し、2023年夏にバイエルンへ移籍。ドイツサッカーに完全にフィットしている左利きの万能DF で、バイエルンの守備を支えている。

うんちくおじさんの豆知識コーナー

ちょっと聞いてくれよ、フライブルクって実は「エコクラブ」として有名なんだ。本拠地のドロイザム・スタジアム(現シュヴァルツヴァルト・スタジアム、収容人数約34,700人)は、2021年に移転した新スタジアムで、太陽光パネルを屋根に設置した環境配慮型の設計になっているんだよ。ドイツでも屈指の「グリーンスタジアム」として知られていてね、クラブとして再生可能エネルギーの使用を積極的に推進している。バイエルンのアリアンツ・アレーナが収容75,000人の巨大スタジアムなのと比べると、いかにフライブルクがアットホームなクラブかがわかるだろう?

それから、フライブルクといえば「昇格・降格を繰り返す庶民派クラブ」というイメージがあるかもしれないが、実はクリスティアン・シュトライヒ前監督(在任2011〜2023年)のもとで安定した成績を残し続け、2021-22シーズンにはUEFAヨーロッパリーグにも出場したんだよ。12年もの長期政権は、ブンデスリーガでも記録的な在任期間だったんだ。

バイエルンの「絶対王者」たる理由

おじさんに言わせれば、バイエルンの強さは財力だけじゃないんだ。

2023年夏から指揮を執るトーマス・トゥヘル監督(2024-25シーズン限りで退任が発表済み)のもと、今シーズンのバイエルンはリーグ戦で首位争いを続けている。ハリー・ケインがプレミアリーグ時代から通算191ゴール(2024年末時点)という実績を持つストライカーとして加入し、ブンデスリーガでもゴールを量産中だ。

一方のフライブルクは、シュトライヒ後を継いだユリアン・シュスター監督(2023年就任)のもと、組織的な守備からカウンターを狙うスタイルを貫いている。ホームのシュヴァルツヴァルト・スタジアムでは強豪相手でも互角の戦いを見せることが多く、「バイエルンキラー」と呼ばれる試合もあった。

ブンデスリーガの歴史的背景

そもそもブンデスリーガって1963年に創設されたんだよ。初代王者はボルシア・ドルトムントではなく、実はケルンだった。へえって思うだろう? そこからバイエルンが圧倒的な強さで覇権を握り、2013-14シーズンから2021-22シーズンまでなんと10連覇を達成したんだ。2022-23シーズンに初めてボルシア・ドルトムントに覇権を明け渡したかと思いきや、最後はバイエルンが逆転で優勝をかっさらったという凄まじいドラマもあった。

日本人選手の「ブンデス三国志」を楽しもう

まあ、聞いてくれよ。同じ試合に3人の日本人選手が先発する可能性があるというのは、実はブンデスリーガの歴史でも珍しいことなんだ。

2000年代に高原直泰や稲本潤一がブンデスに挑戦し、2010年代には香川真司がドルトムントで2度の優勝を経験した。長谷部誠はフランクフルトで2018年にDFB-ポカール(ドイツカップ)優勝を達成し、2023年に40歳で現役引退するまで17年間ドイツでプレーし続けた。

そういう先人たちが切り拓いた道を、鈴木・佐野・伊藤の3人が今走っているわけだよ。

試合は日本時間4月5日の早朝に行われるが、DAZNやABEMAで視聴可能だ。佐野海舟の全試合フル出場記録が続くか、鈴木唯人がバイエルンの強固な守備を切り裂けるか、そして伊藤洋輝がかつて在籍したシュトゥットガルトに近い地のクラブ相手にどう戦うか──見どころは盛りだくさんだぞ。

まとめ

フライブルク対バイエルンは、数字だけ見ればダビデ対ゴリアテの戦いだ。でも、サッカーってのはそういう試合が一番面白かったりするんだよね。

人口23万人の地方都市のクラブが、年間収益8億ユーロ超の巨人に挑む。そこに日本人選手たちが絡む。スポーツ観戦の醍醐味がギュッと詰まった一戦じゃないか。

君もぜひ、この試合をリアルタイムで楽しんでみてくれよ。そして佐野海舟が90分間走り続けるスタミナを見たら、おじさんみたいに「やっぱり日本人選手は走るなあ」と思うはずさ。それじゃあ、次の豆知識トークまでまた会おう!