やあやあ、久しぶりにMLBの話をさせてもらうよ。

2026年のMLBシーズンが開幕してはや7試合目。今日はピッツバーグ・パイレーツとボルティモア・オリオールズの一戦について、おじさんなりにたっぷり語らせてもらおうじゃないか。

シンシナティを倒して勢いに乗るパイレーツ

パイレーツはつい先日、シンシナティ・レッズとのシリーズを勝ち越して、上々のスタートを切った。そしてホームのPNCパークで迎えるのが、今季第7戦目のボルティモア・オリオールズ戦。試合開始は現地時間午後4時12分という、ちょっと渋い時間帯だ。

それにしても「145th opener(第145回開幕戦)」という表現、ピンと来たかい?パイレーツが球団として創設されたのは1882年のことだ。つまり今シーズンは球団創設から144年目、第145シーズンに突入していることになる。これだけで十分、歴史の重みを感じるよな。

ピッツバーグ・パイレーツの知られざる歴史

「海賊」という名前の本当の由来

まあ、聞いてくれよ。「パイレーツ(海賊)」という名前、なんでペンシルバニアの内陸の街のチームが海賊を名乗ってるんだと思う?

実はこれ、1891年に起きたスキャンダルが由来なんだ。当時、フィラデルフィア・アスレチックスに所属していた内野手ルイス・ビーバウアーという選手が、契約上のミスでフリーエージェント状態になった。そこにピッツバーグが素早く接触して獲得したわけだが、アスレチックス側は「選手を盗んだ!」と猛抗議。その騒動を皮肉って「どうせ海賊団だろ」と言われたのが、逆に球団の誇りになってしまったというわけだ。なかなか粋な話じゃないか。

ワールドシリーズ5回制覇の黄金史

パイレーツのワールドシリーズ制覇は計5回。1909年、1925年、1960年、1971年、そして1979年だ。

特に1960年の制覇は伝説的でね。ニューヨーク・ヤンキースとの第7戦、9回裏にビル・マゼロスキーがまさかのサヨナラ本塁打を放って優勝した。この試合は「MLB史上最高の試合」に何度も選ばれているんだ。総得点はパイレーツ55点対ヤンキース91点という圧倒的な不利だったにもかかわらず、最終的にパイレーツが勝利した、信じがたい試合だよ。

おじさんのうんちくコーナー

パイレーツといえば伝説の選手ロベルト・クレメンテを忘れるわけにはいかないね。プエルトリコ出身の彼は、通算3000本安打(正確には3000本目を記録した翌日)という金字塔を打ち立てた外野手だ。しかしその輝かしいキャリアは、1972年12月31日に突然の悲劇で幕を閉じた。ニカラグア大地震の被災者への支援物資を届けるためにチャーターした飛行機が墜落し、32歳の若さで命を落としたんだ。この悲劇的な死を受けて、MLB機構は翌年、彼に捧げる形で「ロベルト・クレメンテ賞」を制定。毎年、人道的活動において最も貢献した選手に贈られる、名誉ある賞として今も続いている。クレメンテの本拠地だったPNCパークの向かい側には、彼のブロンズ像が今もそびえ立っているよ。

ボルティモア・オリオールズも負けてない

実は「渡り鳥」球団

オリオールズ側も話せば長い球団でね。現在のボルティモア・オリオールズの前身は、なんと1901年創設のミルウォーキー・ブルワーズ(今のブルワーズとは別物)だ。その後1902年にセントルイス・ブラウンズに改名・移転し、さらに1954年にボルティモアへ移って現在のオリオールズになった。つまり同じ球団が3都市を渡り歩いてきたわけだ。

カル・リプケンJr.の鉄人伝説

オリオールズといえば、絶対に外せないのがカル・リプケンJr.だ。1982年5月30日から1998年9月19日まで、なんと2632試合連続出場というとんでもない記録を打ち立てた。これはルー・ゲーリッグが保持していた2130試合連続出場の記録を、実に56年ぶりに更新したものだ。

おじさんに言わせれば、この記録は純粋な体力だけの話じゃない。リプケンは身長193cm・体重100kgという大型内野手でありながら、ショートストップというポジションをこなし続けた。この時代、大型選手がショートを守ること自体が革命的だったんだよ。

2026年シーズンの両チームの展望

今季のパイレーツは若手の台頭が著しい。レッズとのシリーズ勝ち越しを見ても、チームとして良い波が来ている感じがするね。一方のオリオールズも2023〜2024年に地区優勝の常連として復活を遂げ、若手主体のロスターが整備されている。

4時12分の試合開始、PNCパークのスタンドに集まるファンたちはきっと熱い展開を期待しているはずだ。

まとめ

1882年創設のパイレーツと、曲がりなりにも1901年からの歴史を持つオリオールズ。合わせて200年以上の歴史が詰まったカードが、今まさに繰り広げられているわけだ。

MLBってのはね、ただ試合を見るだけじゃなくて、こういう積み重なった歴史を知ってから見ると、また違う面白さがある。クレメンテの像が見守るPNCパークで、今日また新しい歴史の1ページが刻まれるよ。

興味が出てきたら、ぜひMLBの試合を追いかけてみてくれ。おじさんはいつでも一緒に語り合う準備ができているからね!