やあやあ、まあ聞いてくれよ。

最近、名古屋めしブームで「味噌カツ」だの「手羽先」だのが全国区になってきたけど、名古屋っ子がソウルフードとして本当に愛してやまないのは、実はスガキヤなんだよ。そのスガキヤが今、約15年ぶりの復刻メニューで話題になってる。おじさんはこれを見て「来たぞ、来たぞ!」と膝を打ったね。


スガキヤって何者?知らない人のために教えてやろう

スガキヤ(正式社名:スガキヤシステムズ株式会社)は、1946年に愛知県名古屋市で創業した老舗のラーメン・甘味チェーンだ。戦後まもない時代に「甘味処」としてスタートしたのが始まりで、だから社名の「スガキヤ」は「菅木屋」という甘味屋に由来するんだよ。

最大の特徴は、豚骨に和風だし(かつお節・煮干し)を合わせた独自のスープ。濃厚なとんこつでも、あっさり醤油でもない、あの独特の「スガキヤのラーメン」は他では食べられない味だ。値段も庶民的で、看板の「ラーメン」は長年にわたって200〜300円台を維持し続け、現在は390円(税込)という価格設定で地元民の胃袋と財布に優しい存在であり続けている。

展開エリアは愛知・岐阜・三重・静岡・滋賀・奈良など東海・近畿を中心に約180店舗。ピーク時には400店舗以上を誇ったが、郊外型大型ショッピングモールの台頭とともに商店街店舗が減少。現在はイオンやイオンモール、ピアゴといった量販店・SCのフードコートに多く出店する形態に変化している。


15年ぶり復刻!カレーラーメンとカフェデザートが帰ってきた

さて、今回の話題の中心はここだ。名古屋情報通の報道によると、スガキヤが「カレーラーメン」と「カフェデザート」を期間限定で復刻した。これ、約15年ぶりの登場なんだよ。

カレーラーメンといえば、スガキヤの和風とんこつスープにカレーのスパイスが溶け込んだ独特の一杯。「カレーとラーメンを合わせるなんて邪道じゃないか」なんて言う人もいるかもしれないけど、スガキヤのスープは不思議とカレーの風味と相性抜群なんだ。昔から根強いファンが多く、「復活してほしい」という声がSNSでも定期的に上がっていたメニューのひとつだよ。

カフェデザートも同様に長年姿を消していたメニューで、スガキヤが甘味処として出発した原点を思い起こさせる一品だ。ラーメンを食べた後にデザートも頼めるというのが、スガキヤならではのスタイルでもある。

また、三重県鈴鹿市・白子駅前の「スガキヤ そよら鈴鹿白子店」では、同じフードコートに入っていた「たこ寿」が2026年3月をもって営業終了し、スガキヤのみの営業となった。こうした地域店舗の変化を見ると、スガキヤが地域の食の核として存在し続けていることがよくわかるよ。


おじさんのうんちく深掘りコーナー

うんちく①:あの不思議な「ラーメンフォーク」の秘密

スガキヤといえば、ラーメンと一緒に出てくる独特のフォークを知ってるかい?先がフォーク状になっていて、根元がスプーンのようになっている、あの「ラーメンフォーク」だよ。正式名称は「スプフォーク」といい、スガキヤが1978年に特許を取得した完全オリジナルの食器なんだ。

これ、実は「フォークでチャーシューや具を食べながら、そのままスープもすくえる」という一石二鳥の発明で、フードコートでは箸とレンゲを別々に用意するスペースや管理の手間が省けるという実用的な理由もある。今でもスガキヤのフードコート店ではこのスプフォークが現役で使われていて、マニアの間では「スガキヤグッズ」として収集の対象になるほどだよ。

うんちく②:スガキヤのルーツは「甘味処」だった

おじさんに言わせれば、スガキヤの面白さはラーメンだけじゃないんだ。創業当初の1946年、スガキヤは甘味処(あんみつやぜんざいを出すお店)としてスタートしたんだよ。名古屋市内に「甘味喫茶スガキヤ」として1号店を開いたのが始まりで、ソフトクリームやみつ豆なども扱っていた。

ラーメンを本格的にメニューに加えたのは1950年代で、当時は「ラーメン+ソフトクリーム」という組み合わせが名古屋の若者に大ウケ。そこから現在のスタイルに進化していったわけだ。「カフェデザート」の復刻が話題になる背景には、こうした甘味処としてのルーツがしっかりあるんだよ。

おじさんの豆知識コーナー

スガキヤのスープ、実はあの「白だし」と同じ発想なんだよ!

スガキヤのラーメンスープは「豚骨+和風だし」という独自配合だが、これは名古屋を中心とした東海地方の食文化「和洋折衷・和洋混合」の精神が宿っているとも言える。

面白いのは、スガキヤのスープに使われる「かつお節・煮干し・昆布」の和風だし素材が、愛知県碧南市発祥の「白だし」(1970年に七福醸造が開発)と同じ時代背景を持っていること。東海地方には「だしをとことん活かす」食文化が根付いていて、スガキヤのラーメンはその象徴とも言えるんだ。

さらに豆知識を重ねると、スガキヤのラーメンにはラードを使わず植物性油脂を使っているため、豚骨ラーメンなのに比較的あっさりしていてカロリーが低いという特徴もある。カロリーは公表値で1杯約400kcal前後(具材によって変動)と、同規模のとんこつ系ラーメンと比べると控えめな数字だよ。これが老若男女に長年愛される理由のひとつでもあるんだ。


まとめ:スガキヤは名古屋の「記憶の味」だ

15年ぶりの復刻メニューに沸くスガキヤ、いかがだったかい?

1946年創業から約80年、豚骨和風スープ・スプフォーク・390円という庶民価格を守り続けながら、愛知・岐阜・三重・静岡などの東海エリアで約180店舗を展開するスガキヤは、名古屋っ子にとって「学生時代にフードコートで食べたあの味」「子どもの頃に親に連れて行ってもらった記憶」そのものだ。

カレーラーメンの復刻は単なるメニュー追加じゃない。それは「懐かしい記憶を現代に呼び起こす」ための粋な試みだよ。

もし名古屋や東海地方に行く機会があったら、ぜひフードコートでスガキヤのラーメンを食べてみてくれよ。スプフォークを手に取ったとき、きっと「ああ、これがあの文化か」と実感できるはずさ。

じゃあ、またうんちくをたっぷり仕込んで待ってるよ!