やあやあ、今日はちょっとベタだけど、千葉の名スポット「マザー牧場」について語らせてもらおうじゃないか。

「えっ、マザー牧場?知ってるよ」なんて顔してるかい?まあ待ってくれよ。知ってるつもりで実は知らないことだらけ、それがマザー牧場ってやつなんだよ。

まずは基本から押さえてくれ

マザー牧場は千葉県富津市の鹿野山(かのうざん)、正式には鬼泪山(きなだやま)の山頂付近に位置する観光牧場だ。南房総国定公園の中にあって、その敷地はなんと約250ヘクタール(250万平方メートル)という広大なもの。関東最大級のテーマパークとも呼ばれているんだから、そりゃすごい規模だよ。

東京方面からのアクセスは、東京湾アクアラインを使えば君津インターチェンジから約20分。JR君津駅からは季節限定の直行バスで約40分、JR佐貫町駅からは日東交通バスで約25分で着くよ。入場料は大人(中学生以上)1,500円、小人(4歳〜小学生)800円だ。

「マザー」って誰のお母さん?名前の由来が泣けるんだよ

ここで豆知識をひとつ。マザー牧場の「マザー(母)」、これは誰のお母さんを指すか、わかるかい?

実はこれ、1962年に牧場を開設した前田久吉氏の母親にちなんでいるんだよ。前田氏のお母さんが口癖のように「牛が一頭いれば生活が楽になるのに」と言っていたことから、この名前がつけられたんだ。昭和37年に開設されたこの牧場が、今や関東最大級の観光スポットになっているんだから、お母さんも草葉の陰でびっくりしているんじゃないかな。

250ヘクタールの敷地で繰り広げられる動物天国

マザー牧場にいる動物たちは実に豊富だ。うし、ひつじ、ぶた、うま、アヒル、うさぎ、モルモット、牧羊犬、ヤギ、アルパカ、ラマ、ロバ、マーラ、リクガメ、カピバラ——全部で15種類以上の動物たちがいるよ。

なかでも人気なのが「ひつじの大行進」だ。約200頭ものひつじを牧羊犬が誘導するショーで、毎日開催されているんだよ。牧羊犬の本能と知性が光るこのイベント、実際に見るとかなり感動するぞ。

子どもたちに大人気の「こぶたのレース」は、抽選で選ばれた3歳〜小学6年生がこぶたと一緒にゴールを目指すというもの。乳牛の手しぼり体験もあって、牧場ならではの体験が充実している。

おじさんうんちくコーナー:牧羊犬って実はとんでもない犬なんだよ

マザー牧場の「ひつじの大行進」で活躍する牧羊犬、その代表格がボーダーコリーという犬種だ。もともとイギリスとアイルランドの国境地帯(ボーダー地方)で生まれた犬種で、「世界で最も知能が高い犬」とも言われているんだよ。

ボーダーコリーの知能は犬の中でトップクラスで、人間の2歳児程度の言語理解能力があるとされている。実際、アメリカのボーダーコリー「チェイサー」という犬は1,022個もの物の名前を覚えたという研究結果まで出ているんだよ。200頭ものひつじを的確に誘導できるのも、そんな並外れた知性のおかげなんだね。まあ、普通の犬とは次元が違うってことだよ。

四季の花が咲き乱れる「花の名所」でもある

マザー牧場は動物だけじゃない。「花と動物たちのエンターテイメントファーム」をキャッチコピーに掲げているだけあって、四季折々の花が咲き誇る花の名所としても名高いんだよ。

  • 2月中旬〜4月上旬:千葉県の県花でもある菜の花が一面を黄色に染める
  • 4月中旬〜5月上旬:青くて小さなネモフィラが「花の谷」を彩る
  • 7月下旬〜10月中旬:ピンク色の桃色吐息(ペチュニア)が牧場に広がる
  • 7月中旬〜10月中旬:もこもこした形が可愛いコキアが登場
  • 12月下旬〜2月中旬:スイセンが園内を彩る

春の菜の花シーズンには大勢の観光客が詰めかけるんだよ。広大な斜面が黄色の絨毯に染まる光景は、250ヘクタールの牧場だからこそ見られる絶景だぜ。

バンジーにジップライン、アクティビティも本格的だよ

のんびり動物と触れ合うだけじゃなくて、スリルを求める人にも対応しているのがマザー牧場のいいところだ。

ファームバンジー」は空を飛ぶような感覚が楽しめるバンジー体験。「ファームジップ」は全長340メートルのジップラインで、牧場の景色を見渡しながら一気に滑り降りる爽快感は格別だよ。

フルーツ農園エリアでは春のイチゴ狩り、夏のブルーベリー摘み、秋のキウイフルーツやさつまいも収穫と、季節ごとの味覚体験も揃っている。チーズやバター作りができる「食の体験工房」もあって、1日じゃ遊び尽くせないってのがよくわかるだろう?

創業以来No.1グルメ「ジンギスカン」は外せない

マザー牧場に来たら絶対に食べてほしいのが「ジンギスカン」だ。創業以来、人気No.1というだけあって、秘伝のたれで味付けされたラム肉はクセになる旨さだよ。「ジンギスカンガーデンズ」や「ファームダイナー」で味わえる。

他にも柔らかな牛サーロインと自家製ソーセージの「ハーフステーキ&自家製ソーセージ」、牧場で搾った新鮮な牛乳や飲むヨーグルト、ビールやワインまで揃っている。牧場グルメをしっかり楽しんでもらいたいね。

まとめ:知ってるようで知らなかった、マザー牧場の奥深さ

どうだい、マザー牧場って想像以上に深かっただろう?1962年に前田久吉氏が「牛が一頭いれば」というお母さんの言葉を胸に開いた牧場が、60年以上の時を経て250ヘクタールの巨大テーマパークに成長したんだよ。

ちょうど今の季節(5月下旬)は、ネモフィラシーズンが終わって牧場の緑が美しくなってくる頃だ。動物たちも元気いっぱいの季節でもある。東京湾アクアラインを使えばアクセスも便利だし、この週末にでも足を運んでみてくれよ。

おじさんは200頭の羊の大行進を見ながら、ジンギスカンを頬張るつもりでいるよ。まあ、一緒に行こうじゃないか!