やあやあ、みんな。うんちくおじさんだよ。今日はちょっと感傷的な話をさせてくれよ。フィギュアスケート界の話だ。
おじさんも思わず涙が出たよ——りくりゅうペアの引退
2026年4月16日、一つの時代が終わりを告げたんだ。三浦璃来選手と木原龍一選手、通称「りくりゅう」ペアが現役引退を発表したんだよ。三浦選手が自身のインスタグラムにミラノ五輪のハイライト写真4枚とともに連名の声明を公開してね、SNSは瞬く間に「涙」と「ありがとう」であふれかえったんだ。
ファンのコメントで印象的だったのはこれさ。「フィギュアの演技を見て感動で泣いたのは、りくりゅうペアが初めてでした。今でも泣けます」——この一言に全部詰まってるよね。さらに国際スケート連盟(ISU)まで公式インスタグラムに「The world will miss you, RikuRyu 🇯🇵」と英日両語でコメントを投稿したんだよ。世界規模の存在だったんさ。
ミラノ五輪で231.24点——日本フィギュアペア史上初の金メダル
おじさんに言わせれば、この数字は歴史に刻まれるべきものだよ。
2026年2月に行われたミラノ・コルティナ冬季オリンピックのフィギュアスケート・ペア種目で、りくりゅうペアは231.24点という圧倒的なスコアで金メダルを獲得した。日本のフィギュアスケート・ペアとしては史上初の快挙なんだよ。
ところがね、物語はそう単純じゃなかったんだ。ショートプログラムではまさかの5位スタート。「このままでは終われない」——その思いから「もう4年やろうか」という話まで二人の間で出たというんだよ。でもフリープログラムで積み重ねてきたすべてを出し切り、あの大逆転劇が生まれた。
4月28日に都内で開いた引退会見で三浦選手はこう語ったんだ。「フリープログラムでは積み重ねてきたものを信じて、すべてを出し切ることができた。すごくやり切った思いがあったので、オリンピックが終わった時点で世界選手権の欠場を決めていて、引退することももう決めていました」。
13年と7年——支えた人たちの数字
ちょっと聞いてくれよ。りくりゅうペアの後ろには、たくさんの人の時間が積み上がっていたんだよ。
所属する木下グループの代表取締役社長兼グループCEO・木下直哉氏はこうコメントしているんだ。「龍一君と出会ってから13年、璃来ちゃんと出会ってから7年。諦めずに努力を重ね挑み続ける姿にたくさんの感動をいただきました」。
13年と7年——その年月の重みを想像してくれよ。コーチのブルーノ・マルコット氏率いるコーチングチームとの信頼関係も、引退声明の中で「本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と記されているんだ。こういった周囲の支えがあってこその231.24点なんだよ、おじさんはそう思うんさ。
引退後も「りくりゅう」は走り続ける
引退したからといって終わりじゃないんだよ、そこがまた面白いんだ。
4月28日の引退会見で木原選手はこう語ったんだよ。「今後はプロとして活動させていただくことを予定しています。現役中は、自分たちが日本のみなさまにペアというものをお見せする機会が限られてしまっていたので。今年中にいろんなところを回ってペアの技をお見せしたい」。
三浦選手も「テレビ出演とか、ペアを広げるきっかけとして楽しんで挑戦させていただいています。やっぱりアイスショーのためには体作りは常にしないといけないので、筋トレします」と苦笑い交じりに話していたよ。
木原選手が笑いを誘ったのはこんな一言だよ。「初めてちゃんとしたスーツを作ったので、これを太って着れなくなってしまったらどうしよう、というプレッシャーは持っています」。金メダリストだって、スーツが入らなくなる心配をするんだね。なんか親しみを感じるよな。
「りくりゅう」という愛称のうんちく
ついでに面白いことを教えてあげよう。「りくりゅう」というニックネームは「璃来(りく)」と「龍一(りゅういち→りゅう)」を組み合わせたものだが、「陸と龍」という漢字のイメージも重なって、なんとも壮大な響きになってるんだよ。ファンが自然と使い始めたこの愛称が、今ではISUの公式アカウントまで「RikuRyu」と英語表記で使うようになったんだから、すごいことだよな。
引退から約1か月が経った2026年5月現在も、スポーツ報知が「引退から1か月——りくりゅう最新3ショット」を報じるなど、相変わらずファンの注目を集め続けているんだ。
まとめ——時代は変わっても感動は色あせない
2026年4月16日に現役引退を発表したりくりゅうペア。ミラノ五輪で刻んだ231.24点と、5位スタートからの逆転金メダルという物語は、日本フィギュアスケート史にいつまでも輝き続けるはずだよ。
おじさんに言わせれば、「悔いはありません」という三浦選手の言葉が全てさ。やり切った人間にしか言えない一言だよ。
これからはプロとして日本全国を回り、ペアフィギュアスケートの魅力を伝えてくれるというんだから、まだまだ楽しみは続くんだよ。アイスショーに足を運んで、あの231点の演技を支えた技術を直接目撃してみてくれよ。うんちくおじさんも、きっと会いに行くからさ。
うんちくおじさんの豆知識コーナー:フィギュアスケート・ペア種目のひみつ
まあ、聞いてくれよ。フィギュアスケートの「ペア」って、シングルとは全く別の競技なんだよ。
ツイストリフトという技があってね——男性が女性を頭上高く投げ上げ、女性は空中で最大3回転してから男性に受け止めてもらう。このリフトの高さ・回転数・受け止め方の美しさで点数が変わるんだ。
ISU採点方式では「技術点(TES)」に加えて「演技構成点(PCS)」も評価される。GOE(Grade of Execution)という項目では演技の質を-5から+5の11段階で採点するんだよ。りくりゅうペアが231.24点という高得点を出せたのは、難しい技を成功させるだけじゃなく、演技の質まで審判員に高く評価されたからなんさ。
さらにね、ペア競技では2人が「シンクロ(同期)」して演技しないといけない。ジャンプのタイミングや姿勢がズレると減点になる。長年一緒に練習してきたパートナーシップがあってこそ、あの滑らかで息の合った演技が生まれるんだよ。