やあやあ、今日はおじさん、大相撲の世界から熱い話題を持ってきたよ。最近「旭富士」という名前をニュースで見かけた人もいるんじゃないかい?
これがまた、単なる新人力士の話じゃないんだよ。ちょっと聞いてくれよ。
伝説の四股名を受け継いだ男
2026年夏場所(5月場所)で大きな話題になっているのが、伊勢ヶ濱部屋所属・東三段目6枚目の旭富士 英毅(あさひふじ ひでき)だ。
本名はバトツェツェゲ・オチルサイハン、モンゴルの首都・ウランバートル出身で2002年5月17日生まれの24歳。身長187センチ、体重148キロのがっちりした体格で、令和7年(2025年)11月場所に初土俵を踏んだばかりの新弟子なんだよ。
しかしその戦績がとんでもない:
- 2026年1月場所(初場所):序ノ口で7勝0敗・序ノ口優勝(決定戦も制す)
- 2026年3月場所(春場所):序二段で7勝0敗・序二段優勝(決定戦も制す)
- 2026年5月場所(夏場所):三段目で現在7勝0敗(13日目時点)、3場所連続優勝に王手!
デビューから本割22連勝という驚異的な無敗記録を継続中。「史上最強の新弟子」と相撲ファンの間で大きな話題を呼んでいるんだ。
2026年5月20日・注目の一番
東京・両国国技館で行われた夏場所11日目、旭富士は特別な相手と向き合った。
相手は幕下最下位格付け出しデビューから5連勝していた大森(22歳、追手風部屋)。格付け出しというのは、アマチュア相撲で優秀な成績を収めた力士に与えられる特権で、通常の序ノ口デビューより上位から土俵に上がれる仕組みなんだ。
三段目と幕下という番付の違いはあれど、無敗同士の対戦とあって会場は大きな歓声に包まれた一番。結果は旭富士の寄り切り勝ち。大森に初の黒星をつけ、今場所6勝目を挙げた。
ちなみに夏場所初日(5月10日)には、体重210.3キロの巨漢・柏王丸(27歳、時津風部屋)を寄り切りで退けている。当の柏王丸も「力強さを感じました」と語っているよ。
「旭富士」という名前の重み
番付の仕組みを知ってるかい?
おじさん的には、旭富士の快進撃を語るには番付の仕組みも説明しておきたいんだ。
大相撲の番付は下から数えると:序ノ口→序二段→三段目→幕下→十両→幕内という6段階になっている。旭富士はこのうち下から3段を、わずか3場所で連覇しながら昇り詰めているわけだ。
通常、三段目まで到達するだけでも数年かかる力士が少なくない。それを入門後わずか3場所で各段制覇しながら突き進んでいるんだから、いかに規格外の力士かが分かるだろう?
生涯戦績21勝0敗(4場所)という数字が、すべてを物語っているよ。
モンゴル力士たちの系譜
旭富士英毅は同じ伊勢ヶ濱部屋の先輩たちと同様、モンゴル・ウランバートル出身だ。
現在の相撲界では横綱・豊昇龍(ウランバートル出身)、幕内の千代翔馬・朝白龍・玉鷲らもウランバートル出身のモンゴル力士。伊勢ヶ濱部屋には熱海富士(東関脇)、義ノ富士(東前頭2枚目)、尊富士(西十両2枚目)ら実力者が揃っており、旭富士にとって切磋琢磨できる最高の環境が整っているんだ。
モンゴル相撲(ブフ)で幼いころから鍛えられた基礎体力と関節の柔らかさは、大相撲でも大きな武器になると言われている。両四つから繰り出す旭富士の力強い相撲も、その積み重ねの上にあるんだろうね。
まとめ
おじさん、長年相撲を見てきたけど、これほど早い段階から話題になった新弟子はなかなか記憶にないよ。
第63代横綱の偉大な名を受け継ぎ、22連勝という驚異的な記録を携えて3場所連続優勝に挑む旭富士英毅。まだ三段目という番付にいるけど、このまま突き進むなら幕内どころか、もっと上も決して夢じゃないかもしれない。
おじさんに言わせれば、これは令和相撲史に残る逸材だよ。君もぜひこの名前を覚えておいてくれよ——「旭富士英毅」。伝説の名が、新たな歴史を刻もうとしているんだからね!
おじさんのうんちくコーナー:第63代横綱・旭富士とは何者か
旭富士という四股名には、ものすごい歴史があるんだよ。
第63代横綱・旭富士 正也(まさや)は、青森県出身で大嶋部屋所属だった技巧派横綱。1990年(平成2年)に第63代横綱に昇進し、幕内最高優勝9回という堂々たる記録を残した名力士だ。右四つからの寄り切りや上手投げを得意とし、「技の横綱」として相撲ファンから広く愛された。
引退後は大嶋親方として後進の育成にあたり、長年にわたって相撲界に貢献してきた。その偉大な名前を、今のモンゴル出身の若者が受け継いだんだから、そこには特別な縁を感じるよ。
しかも注目すべきは、新・旭富士の得意技も両四つ・上手投げだということ。先代横綱と同じ技を武器に土俵に上がるというのも、単なる偶然じゃないのかもしれないね。