まあ、聞いてくれよ。今日はマルイの話をしようじゃないか。

「マルイ?ああ、有楽町とかにある、あのファッションビルでしょ?」

って思ったそこのキミ、確かに間違いじゃないんだが、それだけだと丸井グループの本当の姿の半分も見えていないんだよ。おじさんに言わせれば、2026年の今、丸井グループは誰も想像しなかったような変貌を遂げているんだ。

丸井グループの歩み——1931年から続く95年の歴史

丸井グループの歴史は1931年(昭和6年)、創業者・青井忠治が東京・中野に家具の月賦販売店を開いたことに始まる。「月賦(げっぷ)」というのは今でいうローン払いのことだね。当時は現金一括払いが当たり前の時代に、「月々の分割払いで家具が買える!」というビジネスモデルで急成長したんだ。

その後、洋服や靴も扱うようになり「マルイ」ブランドが定着した。あのロゴの「0101」は、カタカナの「マルイ」を数字で表現したものだよ——「○(マル)」が「0」で、「イ(縦棒)」が「1」。東京証券取引所プライム市場の証券コードも「8252」として上場し、現在は創業家3代目の青井浩氏が社長を務めている。

2026年、マルイが仕掛ける3つの変革

1. エポスカードという「もう一つの顔」

2026年5月15日に開催された2026年3月期の決算説明会でも注目されたのが、エポスカード事業の好調ぶりだ。丸井グループはいつの間にか、小売業からフィンテック企業へと変身を遂げていたんだよ!

エポスカードはVISAブランドのクレジットカードで、年会費無料ながらコスパの高いサービスが人気を集めている。特に注目なのが「コラボカード」戦略だ。2026年5月15日には、日本の伝説的ロックバンド・BRAHMANの「尽未来際 エポスカード」が誕生し、ボーカルのTOSHI-LOW氏との特別対談動画まで公開された。ファッションビルと硬派なロックバンドのコラボ——なかなか面白い組み合わせだろう?

2. 海外初進出のポップアップショップ

2026年5月12日、丸井グループが発表した話題がこれだ——グループ初となる海外でのオリジナルグッズイベントの開催だよ。人気BL漫画「気になってる人が男じゃなかった」のPOP UP SHOPを海外で実施したんだ。

国内のポップカルチャーを海外に発信するこの実験的な取り組みは、「一人ひとりの『好き』が駆動する経済を創る」というグループのスローガンをそのまま体現した動きと言えるだろう。

3. なでしこ銘柄9年連続選定という快挙

2026年3月19日、丸井グループは経済産業省・東京証券取引所が選定する「なでしこ銘柄」に初の9年連続で選ばれた。

「なでしこ銘柄」とは、女性活躍推進に優れた企業として選ばれる称号だ。さらに2026年3月には、「WELLBEING AWARDS 2026 組織・チーム部門」でGOLD賞も受賞。「フロー」を体験できる組織づくりを推進した点が高く評価されたんだよ。

おじさんの豆知識コーナー

おじさんがずっと気になっていた「0101」ロゴの話を掘り下げてみようか。

「0」と「1」という最小限の数字でブランドを表現する——これって今でいうデジタルの世界(2進数は0と1だろう?)と通じる感覚があるよな。1970年代にこのロゴが生まれた当時、数字でブランド名を表すというのは非常に斬新なアイデアだったんだ。

そしてもう一つ。丸井グループが近年強化している「共創投資」というコンセプト——テナントに場所を貸すだけでなく、一緒に事業を育てていくという方針なんだが、これは実は1931年の創業時の「月賦販売」精神に通じるんだよ。「お客様の今の購買力を支援して、将来の消費を生み出す」という発想が根っこにある。

現代版でいえば、D2Cブランドや若手クリエイターに場所を提供して育てていく——90年以上、本質は変えず形だけ変え続けてきた会社なんだ。面白いだろう?

新潟の「別のマルイ」も忘れずに

ここで一つ注意点をいいかい?「マルイ」と聞いて、全く別のお店を思い浮かべる人もいるんだ。

新潟県を中心に展開するスーパーマルイは、新潟・佐渡エリア、三条・燕エリア、長岡・見附エリア、柏崎・魚沼エリアに多数の店舗を持つスーパーマーケットチェーンだよ。巻店・小針店・女池店など地域密着型の店舗展開で、地元の人々に長年親しまれている。丸井グループとは全くの別会社だが、同じ「マルイ」の名で愛されているわけだ。

日本全国に「マルイ」と名のつく店がいかに多いか——これもうんちくの一つだよ。

まとめ——マルイは今日も進化している

ちょっと聞いてくれよ、話をまとめると:

  • 1931年創業、月賦販売から始まった丸井グループは95年の歴史を誇る
  • 今は小売業だけでなくエポスカード(フィンテック)が事業の大きな柱
  • 2026年5月15日に2026年3月期決算説明会を実施し、グループの現状を発表
  • BRAHMANコラボカード誕生、海外初のPOP UP SHOP開催など新チャレンジを継続
  • なでしこ銘柄9年連続選定(2026年3月19日)という女性活躍推進の模範企業でもある

「マルイ=洋服屋」という固定観念、もう捨てていいよ。あのビルに入るたびに「ここは実はフィンテック企業でもあるんだよなあ」と思えたら、あなたもうんちくが一つ増えたってことさ。

次にマルイに行く時は、ちょっとそんなことを頭の片隅に置いてみてくれよな!