やあやあ、今日もおじさんが顔を出したよ。埼玉県の戸田市について、ちょっと話を聞いてくれないかい?
最近、戸田市がじわじわ話題になっていてね。「明文堂書店 TSUTAYA戸田」が6月14日(日)に閉店するというニュースが流れて、地元の人たちはかなりショックを受けてるみたいだよ。それから、子どもたちに鉄道駅の安全利用に向けた標語を募集しているプロジェクトも動いている。今日はそんな戸田市を、おじさん流にじっくり解説してあげようじゃないか。
荒川の向こう、埼玉県戸田市の正体
戸田市は埼玉県の南東部に位置していて、荒川を境に東京都板橋区・北区と隣接している街だよ。1966年に市制施行されて、今年でちょうど60周年という節目の年なんだ。
2024年8月1日現在の推計人口は142,228人、人口密度は1km²あたり7,819人という、かなりの密度で人が住んでいる。市域の面積が約18.18km²しかないのに、14万人超が暮らしているんだから、いかに人が集まってきているかがわかるだろう?
歴史を遡ると、1889年の町村制施行のとき、北足立郡の上戸田村・下戸田村・新曽村が合併して「戸田村」が誕生したのが始まりさ。その後、1941年に戸田町、1957年に美笹村と合併、そして1966年についに市制施行というわけだ。
1985年、埼京線が戸田市を変えた
おじさんが特に注目しているのが、1985年の埼京線開通なんだよ。
この埼京線開通こそが、戸田市の歴史における最大の転換点と言っていい。それまでも戸田市は存在していたけど、埼京線が走り始めてから中高層マンションの建設ラッシュが始まり、人口が爆発的に増加したんだ。JR埼京線の戸田駅・戸田公園駅・北戸田駅という3駅が市内にあって、池袋まで最短約20分でアクセスできる。東京で働く人たちのベッドタウンとして一気に発展したというわけさ。
ちなみに現市長は菅原文仁氏で、2018年3月31日に就任して現在2期目を務めている。初代市長の野口政吉氏から数えて4代目ということになるね。
閉店するTSUTAYA戸田、地元民の嘆き
さて、最近の戸田市で一番ざわついているのが、「明文堂書店 TSUTAYA戸田」が2026年6月14日(日)をもって閉店するという話だよ。
地元情報サイトの記事タイトルに「ショック……」とついてるくらいだから、地元の人たちにとっていかに大切な場所だったかがわかるだろう。本・DVD・CDが一か所で揃う大型複合店舗がなくなるというのは、地域文化の灯が消えるようで寂しいよね。
こういう書店・レンタル複合店の閉店は全国的なトレンドで、2000年代初頭に全国で約2万店あった書店が、2020年代には約1万店以下まで半減してしまっている。ストリーミングサービスや電子書籍の普及が、こういった実店舗を直撃しているわけだ。時代の流れとはいえ、おじさんは本棚の前で迷う時間が好きだったから、寂しい気持ちはよくわかるよ。
鉄道の安全を子どもたちの言葉で
一方、心温まるニュースもある。戸田市が子どもたちに「鉄道駅の安全利用に向けた標語」の募集を行っているんだ。
子どもが駅のホームで転落したり、急いで走り回ったりする事故は全国で後を絶たない。そういった事故を防ぐために、子ども自身の言葉で安全を呼びかける標語を作ろうというプロジェクトさ。大人が作るスローガンよりも、子どもが考えた言葉のほうが同世代の心に刺さることが多い。戸田市らしい、地域ぐるみの取り組みじゃないか。
戸田市の経済 — 発展し続ける商業の街
ちょっと待ってくれよ、まだ終わりじゃないよ。おじさんが戸田市の経済についても一言言わせてもらおう。
主な商業施設
- イオンモール北戸田 — 専門店・飲食店が充実する大型ショッピングセンター
- T-FRONTE — 戸田駅西口にある商業施設
- Beans戸田公園 — 戸田公園駅直結のショッピングセンター
市内にはピンゴルフジャパン(世界的ゴルフブランド「PING」の日本法人)が本社を構えていたり、ファミリー引越センターの拠点があったり、意外と多彩な企業が集まっているんだ。
川口市との合併話が出たこともあったけど、「単独で人口20万人の中核市を目指せる」という判断から合併せず、独自路線を歩んでいるのも戸田市の意地を感じるところだよ。
まとめ — 戸田市、まだまだ深い街なんだよ
まあ、長々と聞いてくれてありがとう。戸田市って、江戸時代の「戸田の渡し」で旅人が行き交い、1964年東京オリンピックのボート会場にもなり、1985年の埼京線開通で大きく発展した、なかなかに味のある街なんだよ。
2024年8月時点で人口142,228人、市制施行60周年という節目を迎えた戸田市。TSUTAYA閉店は残念だけど、子どもたちが鉄道の安全を考える標語を作るような、地域のつながりを大切にする文化はしっかり息づいている。
次に戸田市を通ったときは、「1889年に誕生した、荒川の渡しで栄えた歴史ある街なんだよな」ってちょっと思い出してくれよ。それがうんちくの第一歩ってものだからね!
おじさんの豆知識コーナー:戸田といえば「渡し」と「ボート」の街!
江戸時代、荒川の「戸田の渡し」は全国的に有名な渡し場だったんだよ。五街道の一つ、中山道を旅する人が江戸の日本橋を出発して最初に渡る大きな川がこの荒川で、「戸田の渡し」は旅人たちにとって欠かせない場所だったのさ。
そして現代の戸田といえば、ボート競技の聖地でもある!荒川沿いの戸田漕艇場は1964年の東京オリンピックでボート競技の公式会場として使われた場所で、全長2,000mの公式コースを持つ。現在も日本のボート競技のトップ選手たちが練習に励む場所として知られているよ。歴史と現代スポーツが交差する、なかなか面白い街じゃないか。