やあやあ、今日もうんちくおじさんがやってきたよ。まあ、ちょっと聞いてくれよ。
今日は愛媛新聞が取り上げていた話題から、ガソリン価格のなんとも不思議な現象について話してみようと思うんだ。
2週連続値下がり…でも16都県は値上がりという奇妙な現実
2026年5月20日、経済産業省が発表したガソリン価格のデータが大きな話題になっているんだよ。全国平均は1リットルあたり169円20銭。前の週より20銭下がって、2週続けての値下がりなんだ。
「あ、安くなってるんだ、よかった」と思うだろう?ところがさ、よく見ると16都県では逆に値上がりしているんだよ!全国平均では下がっているのに、なぜ一部では上がっているのか。これが面白いポイントなんだよね。
愛媛新聞をはじめとした地方各紙がこのニュースを大きく取り上げたのは、まさに地域によって価格が全然違うという点に読者が関心を持つからさ。松山市のドライバーも「うちの近所のガソリンスタンドはなんで高いんだ?」と気になって当然だよね。
愛媛新聞という存在——四国の地方紙の底力
おじさんに言わせれば、地方新聞の存在意義は「地域密着の情報を届けること」なんだよ。
愛媛新聞の前身となる「海南新聞」は1876年(明治9年)に創刊された。愛媛県松山市に本社を置き、愛媛県内での発行部数は長年トップを維持してきた老舗の地方紙だよ。1945年(昭和20年)に現在の「愛媛新聞」という題号になり、今日まで80年以上その名を守り続けているんだ。
地方紙は全国紙と違って、地域の人々が「自分ごと」として感じられるニュースを丁寧に届けてくれる。ガソリン価格だって、全国平均より愛媛県内の価格データや近隣スタンドの値段動向の方が読者には重要だよね。
地方紙ならではの強みとは?
地方新聞には全国紙にはできない強みがある。愛媛新聞のような地方紙は地域の市町村議会の動きや、地元企業の動向、地域のイベント情報など、全国紙が絶対に取り上げないような細かい情報を扱えるんだよ。
日本新聞協会のデータによると、2024年時点で日本全国に地方紙は約100紙以上存在している。大都市圏の人には馴染みが薄くても、地方在住者にとっては全国紙よりずっと大切な情報源なんだよね。
ガソリン価格の地域格差——なぜ起こるのか?
ここからがおじさんの本領発揮だよ。なんで同じ日本なのにガソリン価格が都道府県によって違うのか、ちゃんと説明してあげよう。
理由その1:輸送コストの違い
ガソリンは原油を製油所で精製してから、タンクローリーで各スタンドに届けられる。製油所は主に臨海部の大都市近くにあるため、離島や内陸の県ほど輸送コストが高くなるんだ。
沖縄県が全国でも特にガソリン価格が高い理由の一つはここにある。島に運ぶためのコストが上乗せされているわけさ。愛媛県も四国という地域に位置しているから、この影響を受けることがあるんだよ。
理由その2:競争環境の違い
ガソリンスタンドの数が多い地域は競争が激しいから価格が下がりやすい。逆に過疎地でスタンドが少ない地域は競争がないから高くなりがちだよ。
全国のガソリンスタンド数は1994年にピークの約6万店に達してから激減していて、2023年には約2万8000店まで半減以下になっているんだ。特に地方では「ガソリンスタンド難民」なんて言葉も生まれているくらいさ。
価格変動の背景——原油相場という大きな力
ガソリン価格は国内だけでなく、国際的な原油相場に大きく左右される。2026年現在、原油相場は様々な地政学的要因で揺れ動いている。
2週連続で全国平均が下がった背景には、国際的な原油供給量の変化がある。しかし16都県で値上がりしているという「ねじれ現象」は、地域ごとの流通在庫の違いや、業者間の価格競争の有無などが影響しているんだろうね。経済産業省は都道府県別の価格一覧を毎週発表していて、この細かいデータを地方紙各社が地元向けにかみ砕いて伝えているわけさ。
まとめ——地方紙が伝える「地元の経済」
まあ、聞いてくれてありがとうよ。今日の話をまとめると——
2026年5月20日時点でガソリンは全国平均169円20銭と2週連続値下がり中だけど、16都県では逆に上がっているという地域格差がある。愛媛新聞のような地方紙が注目するのは、まさにこういった「全国の話」が「自分たちの地域ではどうなのか」という問いに答えるためなんだよ。
1876年創刊の歴史を持つ愛媛新聞が今も読まれ続けているのは、地元の人々の「知りたい」という気持ちに正面から向き合っているからさ。ガソリンスタンドに行くたびに「高いなあ」と感じるなら、ぜひ地元の新聞を見てみるといい。
おじさんはね、情報は「全国」じゃなくて「自分の地域」でこそ意味を持つと思っているんだよ。さあ、今日もドライブを楽しんでくれよ!
おじさんのうんちくコーナー
ガソリン代の半分近くは税金だって話さ
1リットル169円20銭のガソリン代のうち、実は半分近くが税金なんだよ!内訳を見ると、揮発油税が1リットルあたり48.6円、地方揮発油税が5.2円、石油石炭税が2.8円。さらに消費税も上乗せされるから、ざっくり60円以上が税金の計算になるんだ。
つまり、実際のガソリン本体(原料費+精製費+流通費+スタンドの利益)自体は1リットル100円ちょっとという計算になる。昔ガソリンに「暫定税率」で2倍の税率が課されていたこと、覚えてる人いるかな?2008年に一時廃止になったんだけど、すぐ復活した歴史があるんだよ。
もう一つ面白い話をしよう。日本のガソリン価格を世界と比べると、2024年時点でG7の中では比較的安い部類に入るんだ。アメリカはもっと安いけど、ドイツやイギリスは日本より1.5倍以上高い。これは各国の税制の違いが大きいんだよ。