やあやあ、今日もおじさんがやってきたよ。

最近、回転寿司のレーンを眺めながら、ちょっとしみじみしちゃってね。2026年5月26日から、はま寿司がまぐろやサーモンなど一部商品を110円から132円へと値上げするというニュースが飛び込んできたんだ。値上げ幅は22円、率にしてちょうど20%だよ?これは無視できないね。

でもさ、おじさんはただ「高くなった」と嘆くだけじゃない。せっかくだから、回転寿司というものの深いところまで一緒に掘り下げてみようじゃないか。

はま寿司の値上げ——その理由と背景

はま寿司を運営するゼンショーホールディングスが正式発表した今回の価格改定。まぐろやサーモンなどの人気ネタが、これまでの税込110円から税込132円へと引き上げられる。

理由は明快だよ。原材料費の高騰、エネルギーコストの上昇、そして円安による輸入コストの増大。まぐろの主要産地であるメキシコやスペイン、モロッコからの輸入コストはここ数年で大きく上がっているし、店舗の電気代だって馬鹿にならない。

はま寿司は全国に560店舗以上を展開する大手チェーンで、ゼンショーホールディングスの主力ブランドのひとつだ。長年にわたって低価格路線で顧客を集めてきたが、さすがにこのコスト圧力には抗えなかったというわけさ。

値上げは2026年5月26日からだから、110円のまぐろを食べるなら今週中がラストチャンスだよ!

回転寿司の発祥——1958年、大阪のひらめき

ちょっと聞いてくれよ。回転寿司の始まりの話、知ってるかい?

回転寿司を世界で初めて考案したのは、大阪出身の寿司職人・白石義明(しらいし よしあき)という人物なんだ。1958年、彼は大阪府東大阪市(当時の布施市)に「廻る元禄寿司」という店を開いた。これが世界初の回転寿司レストランとして記録されているよ。

そのひらめきの瞬間が面白い。1950年代初頭、白石がアサヒビールの工場を見学した際、ベルトコンベアでビール瓶が次々と流れていく光景を目にして「これで寿司を運べばいいじゃないか!」と閃いたんだ。ビール工場が回転寿司を産んだわけさ。

白石はその後このコンベアシステムの特許を取得し、1970年に開催された大阪万博でも注目を集めた。「廻る元禄寿司」は現在も大阪を中心に複数店舗を営業し続けており、元祖の味を守り続けているんだよ。

カイテンズシは世界へ

1990年代以降、日本式の回転寿司は「Kaiten Sushi」として海外にも広がっていった。イギリスのロンドンには1990年代から回転寿司店が登場し、現在ではロンドン市内に50店舗以上が存在するとも言われている。アメリカ、オーストラリア、中国、韓国にも「カイテンズシ」の波は確実に広がっているんだ。

おじさんの豆知識コーナー

回転寿司の廃棄タイマー、知ってた?

くら寿司が2004年に業界初で導入した「抗菌寿司カバー(鮮度くん)」という仕組み、聞いたことあるかい?お皿にICチップが埋め込まれていて、レーンに乗ってから一定時間が過ぎると自動でシャッターが下がって廃棄される仕組みなんだ。鮮度管理と食品ロスへの意識、両方を解決しようという発想だよ。

まぐろはなぜ高い?

今回値上げ対象になったまぐろ。日本は世界最大のまぐろ消費国で、世界漁獲量の約30%を消費している。特に本まぐろ(クロマグロ)は国際的な漁獲規制が2015年以降に段階的に強化されており、太平洋クロマグロの漁獲枠は小型魚で4,007トンまで厳しく管理されている。希少価値が高まるのは当然というわけさ。

回転寿司業界の現在地——4強の戦い

日本の回転寿司市場規模は、2023年度で約7,000億円規模に達している。主要チェーンを並べてみると——

  • スシロー(あきんどスシロー): 全国約640店舗、2023年度売上高約2,650億円
  • くら寿司: 全国約530店舗、東証プライム上場企業
  • はま寿司(ゼンショーHD傘下): 全国約560店舗
  • かっぱ寿司(カッパ・クリエイト): 全国約310店舗

この4社で国内市場の大半を占めているんだ。

値上げの連鎖——業界全体の動向

はま寿司だけじゃない。スシローは2023年に100円から110円へ、くら寿司も同年に一部商品を値上げしている。業界全体がコスト高という荒波にもまれているんだよ。

それでも回転寿司が愛され続ける理由は、あのレーン越しに目当てのネタを待つワクワク感と、「自分で取る」という能動的な楽しさにあるとおじさんは思っているさ。タッチパネル注文が増えたとはいえ、コンベアベルトのノスタルジーは消えないね。

まとめ——値上がりしても、回転寿司の魅力は変わらない

132円になるのは正直ちょっと痛い。でもさ、1958年に白石義明がビール工場でひらめいたあの瞬間から約70年、回転寿司は日本の「食の民主化」を支えてきた文化なんだよ。一流職人の技が1皿100円前後で庶民に届くというのは、冷静に考えると奇跡みたいなことだよ?

はま寿司の値上げは5月26日から。行くなら今週中が最後の110円チャンスさ。おじさんも駆け込みでまぐろ、もう一皿いっとこうかな(笑)。

君たちも次に回転寿司へ行ったら、あのベルトを眺めながら白石義明のことをちょっとだけ思い出してみてくれよ。きっといつもよりひとまわり美味しく感じるはずさ!