やあやあ、おじさんだよ。今日はちょっと笑えない話をしなきゃいけない。でもね、だからこそ聞いてほしいんだ。知っているか知らないかが、文字通り「命取り」になることがあるからさ。
父を助けようとした息子の悲劇 — 阪和道トンネル内4台多重事故
2026年5月20日、大阪と和歌山を結ぶ阪和自動車道のトンネル内で、心が痛むような事故が起きた。
事故の経緯はこうだ。まず父親の車が故障して停車してしまった。そこへ20代の息子が自分の車を止めて助けに来た。息子は車外に出て復旧作業をしていたところ、後続車が追突してきた。息子は2台の車に挟まれる形となり、搬送先の病院で亡くなった。計4台が絡む多重事故となってしまったんだ。
おじさんはこのニュースを読んで、胸が締め付けられたよ。父を助けようとした息子の気持ちは、これ以上なく正しい。でも、高速道路のトンネル内という場所がどれほど危険か知っていれば、行動が変わっていたかもしれない。
高速道路での停車がなぜそこまで危険なのか
おじさんに言わせれば、この「危険さ」はもっと広く知られるべきなんだ。
衝突エネルギーは速度の二乗に比例する
物理の話をするとね、時速100kmで走る車が衝突した際のエネルギーは、時速40kmの車の実に6.25倍になる。高速道路は一般道より車速が格段に高い分、事故の衝撃もそれだけ致命的になりやすい。
国土交通省のデータでは、高速道路の死亡事故のうち約30%が「追突」によるものとされている。そして停車中の車両への追突(二次事故)は、重傷・死亡につながる確率が特に高い。
トンネル内はさらに視認性が悪い
日本の高速道路のトンネルは照明が設置されているとはいえ、外の明るさとのコントラスト差がある。特にトンネルへの進入直後は人間の目が暗さに慣れておらず、停車車両の発見が遅れることがある。今回の事故もまさにトンネル内で起きていた。
阪和自動車道はどんな道路か
せっかくだからおじさんが少し解説しよう。阪和自動車道は大阪府松原市を起点に、和歌山市、田辺市を経由して南紀田辺ICまで続く、総延長約122kmの高速道路だ。1969年に最初の区間が開通して以来、和歌山・南紀方面への観光・物流を支える重要な幹線道路として機能している。
紀の川沿いや山間部を縦断するルートにはいくつかのトンネルがあり、トンネル内はカーブと組み合わさることで視認性が低下しやすい区間もある。
「助けに行きたい」衝動をどうコントロールするか
人間ってね、家族が困っていたら飛んでいきたくなるものだろう?それは正しい感情だ。おじさんもそう思う。でも高速道路では、「助けに行く行為」そのものが命取りになる。
ここが肝心なんだが、後ろについた2台目・3台目の車こそ最も危ない。複数台が連なって停車すると、後続ドライバーが気づくのがさらに遅れるからだ。
JAF(日本自動車連盟)の年間出動件数は約230万件(2023年度実績)。24時間365日、プロが動ける体制が整っている。電話一本で来てくれるんだから、車の外には出ずに安全な場所で待つのが正解なんだよ。
同じ日に起きていたさまざまなニュース
今回の事故が起きた5月20日、日本全国ではほかにも複数の出来事が報じられていた。鹿児島・奄美南部では午後0時40分に震度5強の地震が発生(津波の心配はなし)。栃木強盗殺人事件では逮捕された夫婦が高速道路のサービスエリアで実行役に役割分担を指示していた疑いも浮上している。日本郵便の元社員が郵便回収業務の入札をめぐる収賄容疑で逮捕されるニュースもあった。
毎日これだけのニュースが飛び交う中で、おじさんが一番心に残ったのは、やはりあの阪和道の事故だったよ。
まとめ — 知識が命を守る
やあ、最後まで付き合ってくれてありがとうな。笑えない話だったかもしれないけど、おじさんはこういうことこそ話し合いたいと思うんだ。
高速道路での故障は、年間何万件も起きる日常的な出来事だ。あなたやあなたの家族がそういう状況になったとき、今日の話を思い出してほしい。
- ガードレールの外へ逃げること
- 発炎筒を後方50m以上に置くこと
- #9910かJAFに電話してプロに任せること
人を助けたい気持ちは尊い。でも、正しい知識を持った上で行動してほしいんだ。それが本当の意味で人を守ることにつながる。じゃあまたな、次も付き合ってくれよ。
【おじさんの豆知識コーナー】高速道路で故障したら、これだけは覚えておけ!
まあ聞いてくれ、これは本当に大事な話だ。
高速道路で車が故障した場合、道路交通法第75条の11により、停止表示器材(発炎筒またはLED式)を後方50m以上の場所に置く義務がある。違反すると反則金の対象にもなるんだが、それより何より、置かないと後続車に気づかれないんだ。
正しい手順はこうだ:
路肩は「安全な場所」じゃない。路肩にいても追突のリスクがある。ガードレールの外か、トンネル内なら約200〜300m間隔で設置されている非常口・待避所に逃げるのが正解なんだよ。