やあやあ、今日は北海道の南の玄関口、「函館市」について語らせてもらうよ。
2026年の最新調査で「北海道の市で老後に住みたい街ランキング」が発表されたんだが、函館市がなんと2位に輝いたんだ。1位の街には一歩及ばなかったけど、これがなかなかどうして、函館の底力を改めて実感させてくれるニュースだったよ。おじさんはずっと函館の魅力を語りたくてうずうずしていたんだ。いい機会だから、とっておきのうんちくも含めて存分に語らせてもらうよ。
函館市、まずは基本データから見てみよう
函館は北海道の道南に位置する都市で、2024年時点の人口は約25万人。道内では札幌(約196万人)、旭川(約31万人)に次ぐ第3の都市だ。
最大の歴史的な転換点は1859年(安政6年)。横浜、長崎とともに日本最初の開港都市の一つになったことだよ。2026年はちょうど開港167周年。「開港167周年記念函館港まつり『ワッショイはこだて』」が開催予定で、参加団体を募集しているほどの盛り上がりを見せているんだ。
異国との交易が始まったことで、函館には独特の西洋文化が根付いた。ロシア、イギリス、フランスなど各国の領事館が設置され、明治時代には外国人居留地が形成。現在も元町エリアには歴史的な洋風建築物が立ち並ぶ、唯一無二の街並みが残っているんだよ。
函館の豆知識、おじさんが教えてやろう
豆知識①:日本最古のラーメン記録は函館にあり
函館といえば塩ラーメン。札幌の味噌、旭川の醤油と並んで「北海道三大ラーメン」の一角を占めているのは知ってるかい?でもここに、さらにすごい話があるんだよ。
1884年(明治17年)の函館の新聞に、「南京そば15銭」という広告が掲載されているんだ。これが日本に現存するラーメン(中華そば)の広告記録として最古のものの一つとされている。つまり、函館は日本のラーメン文化の発祥地の一つともいえるわけだ。140年以上の歴史を誇る塩ラーメン、一度食べてみる価値は十分あるよ。
豆知識②:五稜郭は日本に現存する本格的な星形要塞
五稜郭は1864年(元治元年)に完成した、江戸幕府が造った洋式城郭だ。上から見ると星形(五芒星)の独特な形が特徴で、この設計には深い意味があるんだよ。
星形の突出部(バスティオン)が攻めてくる敵に対して死角をなくす機能を持つ。これはヨーロッパで16〜17世紀に流行した「稜堡式築城」の技術を取り入れたもので、日本ではほぼここだけの本格的な星形要塞なんだ。1869年の箱館戦争では旧幕府軍と新政府軍の最後の戦場にもなった。現在は高さ107メートルの五稜郭タワーから、その全景を俯瞰できるよ。
豆知識③:縄文遺跡群がユネスコ世界文化遺産に!
2021年7月27日、「北海道・北東北の縄文遺跡群」がユネスコ世界文化遺産に登録された。函館市からは「大船遺跡」と「垣ノ島遺跡」の2つが構成資産として含まれているんだ。
大船遺跡からは当時の竪穴住居跡が650棟以上発見されており、縄文時代中期(約4,000〜5,000年前)の大規模集落の様子がわかる。農耕を行わずに狩猟・採集・漁労だけで1万年以上の文明を維持した縄文文化は、世界的に見ても極めて珍しい事例として高く評価されているんだよ。函館に来たら、観光地だけじゃなくこういう遺跡にも足を運んでほしいね。
「老後に住みたい街」2位に選ばれた理由
2026年の調査で函館市が北海道2位に選ばれた背景、少し見えてきたんじゃないかな。海の幸が豊富(マグロ、イカ、ウニ)、湯の川温泉という名湯、豊かな歴史と文化インフラ、そして観光地としての充実した交通アクセス。これだけ揃えば老後の生活環境として魅力的なのは当然だよ。
具体的なニュースで言うと、2026年5月に函館市社会福祉協議会がボランティア団体の情報をまとめた冊子を作成したと報じられた。地域のコミュニティと支え合いの仕組みが充実しているのも、「老後に住みたい街」として評価される大きな理由の一つだろうね。
さらに、2026年6月6日からは2年ぶりに「箱館ハイカラ號」と呼ばれる歴史的な路面電車が10月12日まで運行を再開する。現在は5月16日から31日まで「第57回恵山つつじまつり」も開催中で、街全体が活気にあふれているんだ。
まとめ:函館の魅力は尽きない
ちょっと聞いてくれよ。函館は単なる観光地じゃないんだ。1859年の開港から167年、日本の近代化の最前線に立ち続け、縄文文化という1万年以上の歴史まで抱え込んでいる。日本最古のラーメン記録、星形要塞の五稜郭、かつて軍事要塞だった山から眺める絶景の夜景…これだけのうんちくを詰め込んでも、まだ語り切れないほどの魅力がある街だよ。
老後に住みたい街として高く評価されているのも、この奥深さが関係しているんじゃないかと、おじさんは思うんだ。まだ行ったことがないなら、ぜひ一度足を運んでみてくれ。函館山から夜景を眺めながら、1884年から続く伝統の塩ラーメンをすすれば、きっとおじさんの言ってることがわかるはずだよ。
おじさんの豆知識コーナー:函館山の夜景と「意外な歴史」
函館山からの夜景は日本でも指折りの絶景として知られているが、実はこの山、戦前まで軍の要塞が置かれていて、一般人の立入が全面禁止だったんだよ。
函館山(標高334メートル)は明治時代に海防上の重要拠点として軍事要塞化された。山頂付近には砲台が設置され、「要塞地帯法」によって周辺一帯が立入禁止区域に指定されていたんだ。戦後の1945年以降、ようやく市民に開放されて今の観光スポットになったわけさ。
毎年100万人以上の観光客が訪れる絶景ポイントが、かつては軍事機密の場所だったとは、なかなかロマンがあるだろう?ちなみに山頂へのロープウェイは1958年に開業。標高334メートルから見渡す、くびれた地形に広がる市街地の夜景はまさに絶品だよ。