やあやあ、みんな!うんちくおじさんだよ。今日はね、大相撲夏場所で話題になっている大関・琴櫻 将傑(ことざくら まさかつ)の話をしようじゃないか。
令和8年5月場所(夏場所)、両国国技館で連日熱い取組が続いているんだが、9日目に大きなニュースがあったよ。前頭四枚目の豪ノ山が、結びの一番で琴櫻をはたき込みで下したんだ。豪ノ山にとっては2日連続での大関撃破という快挙で、「集中していかないと」とコメントした豪ノ山は2敗をキープして後半戦に突入した。
一方の琴櫻は10日目時点で3勝7敗。大関の地位を守るためには残り5日間で5連勝が必要という、非常に厳しい状況に追い込まれているんだよ。でもね、おじさんに言わせれば、この琴櫻という力士、数字だけで見ているんじゃもったいない。今日はその「深い話」を全部ひっくるめて教えてあげるよ!
琴櫻 将傑、その素顔と記録
まずは基本的なプロフィールから押さえておこうか。
琴櫻 将傑は1997年(平成9年)11月19日生まれの現在28歳。千葉県松戸市出身で、所属は佐渡ヶ嶽部屋だ。身長189cm・体重178kgという恵まれた体格を持ち、得意手は右四つ・寄り・押し。力強い相撲で相手を土俵際まで攻め込むスタイルが持ち味だよ。
初土俵は2015年(平成27年)11月場所で、そこから着実に番付を上げ、2019年(令和元年)7月に新十両、2020年(令和2年)3月に新入幕。そして2024年(令和6年)3月場所で大関に昇進した。
令和8年5月場所時点での生涯戦歴は442勝300敗15休(63場所)。幕内では308勝212敗という成績で、幕内優勝1回・敢闘賞5回・技能賞1回を獲得している立派な実績さ。
四股名の秘密が深すぎる!
さて、ここからがおじさんの真骨頂、うんちく話だよ。まあ、聞いてくれよ。
琴櫻の四股名の歴史を見てみようか。
- 琴鎌谷(ことかまたに)
- 琴ノ若(ことのわか)
- 琴櫻(ことざくら)
そして本名が鎌谷 将且(かまたに まさかつ)。「鎌谷」という苗字を見てピンと来た人は、かなりの相撲通だよ!
実はね、第52代横綱・琴桜の本名が鎌谷 紀雄(かまたに のりお)なんだ。そう、現在の琴櫻 将傑は、あの名横綱・琴桜の孫にあたる力士なんだよ!
第52代横綱・琴桜は鳥取県出身で、1973年(昭和48年)に横綱に昇進。幕内優勝5回という輝かしい実績を残した大横綱だ。引退後は佐渡ヶ嶽親方として後進を指導し、現在の佐渡ヶ嶽部屋の礎を築いた。
そして琴桜の息子、つまり将傑の父親は元関脇・琴ノ若で、引退後に佐渡ヶ嶽親方を継いで現在も部屋の師匠を務めている。まとめるとこういうことさ——
- 祖父:第52代横綱・琴桜(鎌谷紀雄)
- 父:元関脇・琴ノ若(現佐渡ヶ嶽親方)
- 本人:大関・琴櫻(鎌谷将且)
という三代にわたる相撲一家のサラブレッドなわけさ!おじさん、この話をするたびにワクワクしてしまうよ。
夏場所の苦戦、残り5日間で巻き返せるか
令和8年5月場所の琴櫻を振り返ってみよう。
初日に前頭筆頭・藤ノ川に敗れ、2日目は小結・若隆景にも黒星。3日目・4日目と連勝して少し立て直したかに見えたが、5日目の一山本戦以降は平戸海・王鵬・大栄翔・豪ノ山と5連敗を喫してしまった。10日目時点での成績は3勝7敗だ。
前場所(令和8年3月場所)は10勝5敗と及第点の成績だっただけに、この急落ぶりは本人も悔しいだろうな。
得意の形に持ち込めていない今場所
過去6場所の決まり手データを見ると、琴櫻の主な武器は寄り切り26%・押し出し22%。体格を活かした右四つからの力強い寄りが最大の持ち味だ。ところが今場所は立ち合いで先手を取られる場面が目立ち、はたき込まれるケースが増えている。
大関昇進後の初優勝を目指す意味でも、残り5日間は意地を見せてほしいところだよ。
まとめ:名門の血を引く28歳に、まだまだ期待しようじゃないか
ちょっと聞いてくれよ。相撲の世界ってのは、一場所一場所の積み重ねだよ。琴櫻 将傑はまだ28歳。祖父の横綱・琴桜の血を引き、アンケートによると2歳から相撲を始めたという筋金入りの相撲少年が育った末の大関なんだ。
座右の銘は「感謝の気持ちと思いやり」という穏やかな言葉。趣味は「睡眠」、好きな食べ物は「焼肉」という素朴な答えからも、この力士の実直な人柄が伝わってくるよ。
今場所の苦戦は事実だが、相撲界の名門・鎌谷一族の底力がこれで終わるはずがない。残り5日間、琴櫻の逆転劇を信じながら、おじさんはテレビの前で熱く応援し続けるよ。
いつかその体に流れる横綱・琴桜の血が騒ぎ、土俵入りを披露する日を夢見てさ——まあ、そんな楽しみ方も相撲観戦の醍醐味ってもんだろう?
おじさんの豆知識コーナー:佐渡ヶ嶽部屋の「琴」の伝統
佐渡ヶ嶽部屋の力士は、ほぼ全員の四股名に「琴」という字が入っているんだよ。琴錦、琴奨菊、琴欧洲……みんな「琴〇〇」という名前だろう?
これは部屋の冠字(かんむりじ)といって、弟子の四股名に師匠が自分の部屋を表す文字を入れる慣習なんだ。江戸時代から続く相撲界の伝統文化で、四股名を見ただけでどの部屋の力士かがわかるようになっている。たとえば宮城野部屋なら「白鵬」など横綱名、春日野部屋なら「栃」の字が入ることが多いよ。
「琴」という冠字が選ばれたのは、佐渡ヶ嶽部屋の歴史と先人たちへの敬意の表れ。現在の琴櫻が使う「桜」の字は、祖父・第52代横綱琴桜から受け継いだ最大の誇りというわけさ。うんちくを知ると、四股名を見るだけで相撲がもっと楽しくなるだろう?