やあやあ、まあ聞いてくれよ。

今日2026年5月19日、京急線を使ってる人はちょっと大変な目に遭ったんじゃないかな。そう、神奈川駅で人身事故が発生して、神奈川新町駅〜上大岡駅間の上下線が運転見合わせになったんだよ。振替輸送にはJR線、東急線、相鉄線、横浜市営地下鉄線、りんかい線、東京モノレール、都営地下鉄浅草線、横浜シーサイドラインが対応したわけだ。イブニング・ウィング号も全便運休、泉岳寺〜羽田空港第1・第2ターミナル駅間でも一部列車が運休するという、なかなかの影響だったね。

そしてちょうど同じ頃、京急では大師線の走行中車内と京急川崎駅で鉄道テロ対策訓練まで実施したんだから、タイミングが重なって現場も大変だったろうなあ。

さて、こういうニュースをきっかけにして、おじさんが京浜急行電鉄というものをたっぷり解説してやろうじゃないか。

京急の歴史、知ってたかい?

京浜急行電鉄の歴史は、実に1898年(明治31年)1月まで遡るんだよ。最初の名前は大師電気鉄道。川崎大師への参拝客を運ぶために作られた路線で、大師線というのはまさにその頃からの生き残りなんだ。日本でも最古参クラスの電気鉄道のひとつだよ。

その後、1899年に京浜電気鉄道と改称して、品川〜神奈川間を開業。太平洋戦争後の1948年に「京浜急行電鉄」という今の名前に落ち着いた。つまりもう128年もの歴史を持つ大ベテランなんだ。

現在の路線網は総延長約87.0km、72駅。京急本線・久里浜線・空港線・大師線・逗子線の5路線を展開している。品川の隣、泉岳寺駅を起点に、横浜・横須賀・三浦半島方面と羽田空港方面に路線を伸ばしているわけだ。

おじさんが語る、京急の3大うんちく

その1:あの「赤い電車」の速さは本物だ

京急といえば、なんといっても赤い車体が印象的だろう。正式な色名は「ファインレッド」といって、1959年から採用されているんだよ。この赤い電車、見た目だけじゃなくて実際に速い。京急本線では最高速度120km/hでの営業運転を実施していて、都心に乗り入れる私鉄としてはトップクラスの高速運転を誇る。

しかも、品川〜横浜間を最速で約24分で結ぶ「快特」という種別があって、並行するJR東海道線よりも速い区間まであるんだから驚きだ。「私鉄なのにJRより速い」というのが、鉄道ファンの間では定評なんだよ。

その2:実は4社局が直通する複雑なネットワーク

知ってたかい? 京急の電車は自社線だけを走ってるわけじゃないんだよ。都営浅草線を通じて、京成電鉄・北総鉄道・芝山鉄道との相互直通運転を実施している。つまり、成田空港から羽田空港まで乗り換えなしで行ける列車が存在するんだ。「エアポート快特」なんかがその代表で、成田空港〜羽田空港間を約90分で結ぶんだよ。

これだけ複雑な直通運転をやっているもんだから、ダイヤ編成は鉄道各社の中でも難易度が高いと言われている。一箇所で事故があると、今日みたいに広い範囲で影響が出るのも、この密接な連携が理由のひとつなんだよ。

おじさんのうんちくコーナー:大師線は日本初の電気鉄道のひとつだった!

まあ、これは鉄道好きでも意外と知らない話なんだが、今日テロ対策訓練が行われた「大師線」は、1898年(明治31年)2月1日に大師電気鉄道として開業した、日本でも有数の古い電気鉄道なんだよ。

路線距離はわずか4.5kmと短いが、川崎大師(平間寺)への参詣路線として誕生した歴史的な路線だ。今でこそ京急川崎〜小島新田間の短い盲腸線に見えるが、明治時代には「電気で動く乗り物」として地元の人々を驚かせたはずだよ。

ちなみに今年の訓練は、まさにその大師線の走行中の車内と京急川崎駅を舞台に実施された。現代のテロ対策技術を、128年の歴史を持つ路線でテストするというのも、なかなか感慨深い話じゃないか。

その3:「ウィング号」という座席指定列車の存在

今日の事故で「イブニング・ウィング号 全便運休」というアナウンスが出たのを見た人もいるだろう。これは京急が運行する座席指定の有料列車で、品川〜横須賀中央・三崎口間を結ぶ通勤ライナーだ。

「モーニング・ウィング号」と「イブニング・ウィング号」があって、着席保証で快適に通勤できる。指定料金は距離に応じて設定されており、横須賀・三浦半島方面への通勤者に人気の列車なんだよ。今日みたいに事故が起きると全便運休という影響が出るのも、こういう背景があるからなんだ。

京急に乗るとき、頭に入れておいてほしいこと

京急は種別が多いことでも知られていて、「快特」「特急」「急行」「普通」に加えて、都営浅草線直通の「エアポート快特」「エアポート急行」なんかも走っている。路線図を見るだけで頭が痛くなるという人もいるくらいだよ(笑)。

ただね、一度慣れると本当に便利な路線なんだよ。羽田空港へのアクセスは品川からわずか約13分(エアポート快特使用時)。国内の大手私鉄の中でも、空港アクセスのスピードは抜群に速い部類に入るんだ。

まとめ:京急は歴史と技術が詰まった路線だよ

今日は人身事故で多くの人が影響を受けて、本当に大変な一日だったと思う。事故に遭われた方のご冥福をお祈りするとともに、振替輸送をご利用になった方もお疲れ様だった。

でも、こういうときだからこそ、普段当たり前のように使っている京急という路線が、1898年から128年もの歴史を経て今日まで走り続けてきた、すごい存在なんだということを少し思い出してほしいんだよ。87kmの路線を72の駅で結び、毎日何十万人もの人を運んでいる。テロ対策訓練まで真剣にやって、安全を守ろうとしている鉄道会社でもある。

おじさんに言わせれば、「赤い電車」こと京急は、乗るたびに新しい発見がある、じつに奥深い鉄道なんだよ。今度乗るときは、ぜひその歴史と速さを意識して乗ってみてくれよな!