やあやあ、みんな元気かい?おじさんだよ。今日はちょっと耳の痛い話になるが、赤ちゃんのいるご家庭には絶対に知っておいてほしい情報を持ってきたよ。
2026年の夏、おむつが大幅に値上がりする。しかも一社だけじゃない。大王製紙、ユニ・チャーム、花王——日本のおむつ市場を支える大手メーカーが相次いで値上げを発表しているんだよ。まあ、聞いてくれよ。
2026年夏のおむつ値上げラッシュ、全メーカーまとめ
こんなに同時期に値上げが重なるのは珍しいことなんだよ。各メーカーの動向を整理してみよう。
大王製紙(グーン・エリス)— 8月から15%以上
2026年5月15日、大王製紙が公式発表した。2026年8月1日の納品分から、紙おむつ「グーン」を含む家庭用・業務用の全製品を15%以上値上げする。生理用品「エリス」も対象だ。実はグーンはこれが2回目の値上げで、2025年4月にもすでに10%以上値上げしている。たった1年ちょっとで合計25%以上の値上がりということになるわけだよ。
ユニ・チャーム(ムーニー・マミーポコ)— 7月以降、5%前後
日経新聞・時事通信が2026年5月15日に報じたところによると、ユニ・チャームは2026年7月以降、紙おむつや生理用品を順次数%〜5%前後値上げする方針だ。同社は「商品の高付加価値化と合わせて価格転嫁する」と説明している。なおユニ・チャームは2023年9月にも一部商品の価格改定を行っており、今回は2回目の値上げとなる。
花王(メリーズ・ロリエ)— 9月以降
読売新聞が2026年5月19日に報じた内容によれば、花王は9月以降に紙おむつや生理用品「ロリエ」などの値上げに踏み切る方針で、取引先の小売企業と交渉中だという。花王はすでに7月以降に衣料用洗剤「アタック」やスキンケアの「ビオレ」の値上げを発表しており、おむつ・生理用品はその次の波というわけだ。花王は取材に対し「生活必需品の安定供給のため、必要な対応の一つ」と回答している。
なぜ今、これほどの値上げラッシュが起きているのか
おむつの値上げには複合的な原因があるんだよ。おじさんが3つに整理してやろう。
原因1:ナフサ高騰による原材料費の上昇
一番大きな原因は、原油由来のナフサ価格の高騰だ。不織布も高吸水性樹脂も洗剤に使われる界面活性剤も、みんなナフサ由来。中東情勢の悪化でナフサの供給が不安定になり、原材料コストが一気に跳ね上がった。
原因2:物流コストと人件費の上昇
トラックドライバー不足による輸送費の上昇、工場での人件費上昇——こうした「製造コスト全体の増加」も値上げの大きな理由だ。
原因3:少子化による需要減という皮肉な構造
これがおじさんが特に注目している点なんだよ。日本の少子化でおむつの販売枚数が減ると、1枚あたりの製造コストが上がるという皮肉な構造がある。作れば作るほどコストが下がる「規模の経済」の逆バージョンだね。実際、「赤ちゃん物価指数」は前年比+6.9%を記録しており、消費者物価指数全体の上昇率の2倍以上のペースで育児関連品が値上がりしているんだよ。
おじさんの豆知識コーナー:カルビーのポテチまで白黒印刷になる!
ナフサ不足の影響は、おむつだけじゃないぞ。カルビーは2026年5月25日以降の出荷分から、「ポテトチップス」や「かっぱえびせん」など主力商品14品目のパッケージを白黒印刷の「石油原料節約パッケージ」に変更する方針を発表したんだよ。
なぜかというと、印刷用インクにもナフサ由来の原料が使われているから。ナフサ供給の停滞が、おむつどころかお菓子のパッケージにまで影響を与えているという、なかなか衝撃的な事態さ。日本の家庭で当たり前のように使われているものの多くが、いかに石油化学に依存しているかがよくわかるよね。
値上げ幅を数字で実感してみよう
数字で見ると実感が湧くかもしれない。新生児〜3ヶ月の赤ちゃんは1日に10〜12枚のおむつを使う。仮に月額6,000円のおむつ代が15%値上がりすると、月額6,900円、年間で10,800円の追加負担になる計算だよ。
ちなみに、パンパース(P&G)は2025年8月に4〜6%の値上げを行ったが、2026年5月時点では追加値上げの発表はない。アイリスオーヤマの「GENKI!」も2026年5月時点では値上げ発表なしだ。こういった情報を把握しておくことが家計防衛の第一歩だよ。
おじさんなりの家計防衛アドバイス
値上げラッシュに対抗するために、おじさんからいくつかアドバイスをしてやろう。
- ブランドを比較する:メリーズやグーンはセールやクーポンで頻繁に安くなる傾向がある。値上げ前後の価格をこままめにチェックしよう
- まとめ買いのタイミングを計る:大王製紙の値上げは8月1日納品分から。7月中にまとめ買いするのも一手だよ
- 値上げ未発表のブランドを検討:アイリスオーヤマの「GENKI!」は2026年5月時点で値上げ発表なし。コスパを比較する価値がある
- ポイント還元・定期便を活用:通販の定期便サービスや、ポイント還元の高い時期を狙えば実質負担を減らせる
まとめ
おじさんに言わせれば、今回の値上げラッシュは「中東情勢→ナフサ高騰→石油化学製品コスト増→メーカーが値上げ→家計直撃」というグローバルな連鎖の結果なんだよ。
大王製紙が8月から15%以上、ユニ・チャームが7月以降5%前後、花王が9月以降に値上げを予定——こんな時代だからこそ、こまめに情報を収集して賢く対応することが大事だよ。
まあ、かわいい赤ちゃんのためだから、多少の値上がりは乗り越えるしかないがね。でも少しでも賢い買い物をして、浮いたお金を子どもの未来に回してほしいよ。おじさんも応援してるよ!
おじさんの豆知識コーナー:ナフサって何者?
「ナフサ」という言葉、最近ニュースでよく聞くよね。実はナフサ(粗製ガソリン)というのは、原油を精製する過程で生まれる炭化水素の混合物なんだよ。
おむつに使われる不織布(肌に当たる表面素材)も、高吸水性樹脂(おしっこを吸う吸収体)も、どちらもナフサを原料とする石油化学製品なんだ。さらに2026年4月1日には、おむつの吸収材に使われるアクリル酸まで三菱ケミカルグループが値上げを発表している。まさに「踏んだり蹴ったり」のコスト上昇だよ。
中東情勢の悪化でナフサの供給が滞り、その影響が日本の育児用品に波及している。地球の裏側の出来事が、赤ちゃんのおむつ代に直結しているというわけさ。これがグローバル経済というものだよ。