やあやあ、今日はちょっと気になるニュースが飛び込んできたぞ。マツダの決算の話さ。「決算?数字の話は難しそう…」なんて顔するんじゃないよ。おじさんが噛み砕いて教えてあげるから、まあ座って聞いてくれよ。
2026年5月12日、マツダが本決算を発表した
2026年5月12日、マツダが2026年3月期(2025年4月〜2026年3月の1年間)の本決算を正式に発表したんだ。同日午後2時からは毛籠勝弘(もろ かつひろ)社長が決算会見に臨んで、今後の経営方針についても語った。広島の自動車メーカーが今どこに向かっているのか、業界関係者が注目した一日だったわけだよ。
まず結果から言おうか。本業のもうけを示す営業利益は約515億円。「そこそこあるじゃないか」と思うかもしれないけど、前の期と比べると実に7割も減少しているんだよ。なかなか厳しい数字だろう?
それでも黒字は守った。純利益は350億円で、マツダが当初に掲げていた見通し200億円を大きく上回る結果だったわけだ。「悪いけど、予想よりはマシだった」という格好さ。
なぜ営業利益がそんなに落ちたのか?
為替の影響や電動化技術への先行投資コストが重くのしかかったんだよ。マツダはここ数年、EV(電気自動車)や電動化システムの開発に多額の資金を注いできた。その投資が利益を圧迫した格好だ。
来期2027年3月期はV字回復を宣言!
ここからがおじさんが注目するところさ。来期2027年3月期の純利益予想はなんと900億円だ。今期の350億円と比べると約2.5倍。しかも市場のアナリストたちの事前予想さえ上回ったというから、発表直後に驚きが走ったわけだよ。
回復の柱は大きく2つある。
- 新車拡販:魅力的な新型モデルを市場に投入して販売台数を増やす
- 原価低減:生産効率を徹底的に高めてコストを削り出す
そしてもう一つ、業界で話題になったのが電動化投資の縮小だ。「EV一本足打法」から距離を置き、バランスを取り直す方向性だよ。
電動化投資縮小って、時代に逆行してるの?
「EVへの投資を減らすって、遅れてるんじゃないの?」と思う人もいるかもしれないな。でもちょっと待ってくれよ。
マツダはもともと「マルチソリューション」という考え方を一貫して持っている会社なんだ。EV一辺倒にならず、ガソリン・ハイブリッド・プラグインハイブリッド・EVを地域や顧客のニーズに合わせて組み合わせるというアプローチだよ。
実際、EV転換を急ぎすぎて経営が揺らいだ自動車メーカーは世界中にある。2024年以降、欧米の主要メーカーがEV計画を見直す動きが相次いでいるのを覚えているかい?マツダはそういう「急がば回れ」を地でいく会社なんだよ。過去にも「スカイアクティブ技術」という独自路線で、低燃費と走りの両立を実現して市場に驚きを与えた実績がある。
今回の電動化投資縮小も、「無謀な突進を避ける賢明な現実路線」と見るべきじゃないかな。毛籠社長が会見でどんな言葉を選んだか、業界人がかじりついていたのもうなずける話さ。
まとめ:広島の底力、なめてたらあかんよ
2026年3月期の決算をまとめるとこうなる。
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 営業利益 | 約515億円(前期比約70%減) |
| 純利益 | 350億円(当初見通し200億円を上回る) |
| 来期純利益予想 | 900億円(今期比約2.5倍) |
苦しい一年だったけど、黒字を守って来期900億円を目指す。新車拡販・原価低減・電動化投資の見直しの三本柱で、マツダが本気の立て直しに動いているわけだよ。
株価や業績の数字も大事だけど、おじさんが気になるのは「マツダがこれからどんな車を生み出すか」だよ。広島発の技術力と独自路線、これからも目が離せない。ちょっと聞いてくれよ——次に車を選ぶときは、マツダを真剣に候補に入れてみてはどうかな?悪い選択じゃないと、おじさんは思うよ。
おじさんのうんちくコーナー:マツダという会社の面白い話
おじさんに言わせれば、マツダって会社は知れば知るほど面白いんだよ。
まず「マツダ」という社名の由来から。創業者・松田重次郎の「松田」からきているのはもちろんだが、実はゾロアスター教の最高神「アフラ・マズダー(Ahura Mazda)」にも掛けているんだ。「知恵と光の神」という意味があって、1920年の創業当時から壮大な名前を背負っていたわけさ。
次に、マツダと広島の縁は切っても切れない。本社は広島県安芸郡府中町(広島市の隣の町)にあり、1945年の原爆投下で工場が甚大な被害を受けながらも、広島復興の象徴として立ち上がった歴史がある。地元の人たちにとってマツダは単なる企業じゃなく、まちのアイデンティティそのものなんだよ。
さらに!マツダといえばロータリーエンジン。1967年に世界初のロータリーエンジン搭載量産車「コスモスポーツ」を世に出した。ピストンが往復するレシプロエンジンとはまったく違う独自構造で、2023年には「MX-30 R-EV」のプラグインハイブリッドモデルで発電機としてロータリーを現代に復活させているぞ。