やあやあ、みんな!うんちくおじさんだよ。

今日は2026年4月29日、昭和の日だね。でもね、おじさんが今日どうしても語りたいのは、明後日5月1日に迫った「メーデー」のことなんだよ。今年も全国で集会やデモ行進が行われていてね、おじさん、テレビの前でちょっと熱くなっちゃったよ。

メーデー2026、全国で「賃上げ」の声が上がっている

日本最大の労働組合の全国中央組織「連合(日本労働組合総連合会)」が開催したメーデー中央大会では、「持続的な賃上げや格差是正の実現を」という声が高らかに上がったんだ。

山形市でも2026年4月29日、小雨が降る中でメーデー集会とデモ行進が行われてね、「賃上げを勝ち取るぞ!」という気合の入った声が響いたんだよ。雨なんかに負けないその姿勢、おじさん、ちょっと感動したね。

注目すべきは、連合の芳野友子会長が同大会で「裁量労働制の拡充は不要」と改めて主張したことだよ。裁量労働制というのは、労働時間の管理を労働者に任せて、実際の残業時間にかかわらず「みなし労働時間」で計算する制度でね、経営者側には都合がいいが、働く人には長時間働かされやすいリスクがある。それに反対の声を上げるのが今年のメーデーの大きなテーマなんだ。

ちなみに連合は1989年に設立された組織で、現在約700万人の組合員を抱える日本最大の労働組合の連合体なんだよ。

おじさんが語るメーデーの深すぎる歴史

起源は1886年シカゴの「血の叫び」

おじさんに言わせれば、メーデーを語るには1886年5月1日のアメリカ・シカゴから始めないといけないよ。

当時のアメリカでは、工場労働者が1日12〜16時間も働かされていたんだ。そこで労働者たちが「1日8時間労働制」を求めてゼネラルストライキを起こした。シカゴだけで約8万人の労働者がストに参加したんだよ。

ところが5月4日、シカゴのヘイマーケット広場での集会で爆弾が投げ込まれ、警察官8人を含む複数人が死亡する「ヘイマーケット事件」が起きてしまった。この悲劇を忘れないために、1889年にパリで開かれた第二インターナショナルで、5月1日を「国際労働者の日」と定めたんだ。今も世界80カ国以上でメーデーが祝日になっているのはその名残だよ。

日本初のメーデーは1920年の上野公園

日本で最初のメーデーが開催されたのは、1920年5月2日の東京・上野公園なんだよ。当時の日曜日に合わせた開催でね、参加者は約1,000人だったとされているよ。

その後、戦時体制の強化の中で1936年に禁止され、戦後の1946年に復活。復活後最初のメーデーには、なんと全国で約100万人が参加したんだ!戦後日本の労働者たちの熱量が伝わってくるよね。

おじさんのうんちく:「8時間」という数字の革命

「8時間働き、8時間休み、8時間は自分のために」——これが1886年の労働運動のスローガンだよ。

1日24時間を3等分するというシンプルな考えだけど、当時は革命的な主張だったんだ。実はこのアイデアを最初に提唱したのは、1817年にイギリスの社会改革家ロバート・オーウェンだよ。彼は自分が経営するニュー・ラナーク工場で1日10時間労働を実現し、さらに8時間を目指したんだ。

現代の日本では、労働基準法第32条で「1日8時間、週40時間」という原則が定められている。でも裁量労働制やフレックスタイム制など変形労働時間制が存在してね、働き方は複雑になっているんだよ。だからこそ、連合・芳野会長が「裁量労働制の拡充は不要」と叫ぶのは、140年前のヘイマーケット事件から続く労働者の声の延長線上にあるんだね。

2026年の春闘と賃上げ問題

2026年のメーデーで「持続的な賃上げ」が掲げられているのには背景があるよ。2024年の春季労使交渉(春闘)では平均賃上げ率が約5.28%という33年ぶりの高水準を記録したんだ。でも物価上昇が続く中、実質賃金がプラスに転じるかどうかはまだ엄しい状況が続いている。

「賃上げを勝ち取るぞ」と山形の人たちが雨の中でデモ行進したのも、「1年だけじゃなく毎年続けてくれ」という訴えなんだよ。正規雇用と非正規雇用の賃金格差の是正も含め、連合が「格差是正」を同時に訴えているのはそういう理由があるんだ。

まとめ:メーデーの叫びは今も続いている

ちょっと聞いてくれよ、メーデーって単なる労働者のお祭りじゃないんだよ。1886年のシカゴで血を流した労働者たちの叫びが、今日の8時間労働制や週休2日制を生んだんだ。それが1920年の上野公園から始まった日本のメーデーにも受け継がれ、2026年の山形の小雨の中の行進にも繋がっているんだよ。

君も明日から仕事が始まったら、ちょっとだけ自分の働き方を振り返ってみてほしいよ。8時間働いたら、ちゃんと休んで、自分の時間も作る——それが140年前の労働者たちが命をかけて勝ち取った権利なんだからね。

おじさんはそれが言いたかっただけだよ!また話を聞いてくれよな。