やあやあ、久しぶりだね。今日は4月22日——そう、「アースデイ(Earth Day)」だよ。

まあ「地球のことを考える日でしょ?」って思ってる人も多いだろうけど、おじさんに言わせれば、アースデイにはもっともっと面白い話がてんこ盛りなんだ。ちょっと聞いてくれよ。

アースデイって、そもそもどうやって生まれたの?

アースデイが最初に提唱されたのは1969年のこと。国連教育科学文化機関(ユネスコ)が初めてこのアイデアを打ち出したんだ。そして翌1970年、アメリカのゲイロード・ネルソン上院議員が「環境問題についての討論集会」を開催し、その日付——4月22日——が「地球のことを考える日」として正式にアースデイになったんだよ。

当時のアメリカはね、高度経済成長の真っただ中で、工場の排水による水質汚染や大気汚染が深刻化していた時代だったんだ。そんな中で、この最初のアースデイには延べ2000万人以上のアメリカ市民が参加したんだから、すごいムーブメントだったろう?

現在では世界175カ国、約5億人が参加するイベントに成長しているんだから、半世紀ちょっとでここまで大きくなったのは本当に驚きだよ。

なぜ「4月22日」なのか、というちょっと深い話

4月22日に設定されたのには理由があってね。アメリカの大学生が多く参加できるよう、春学期の試験期間と夏休みの間の時期が選ばれたという説が有力なんだ。環境運動を若者に根付かせたかったネルソン議員の戦略だったわけだよ。

おじさんの豆知識コーナー:「アースライズ」が世界を変えた一枚

実はアースデイ誕生の2年前、1968年に歴史を変える写真が撮られているんだ。アポロ8号の宇宙飛行士ウィリアム・アンダースが宇宙から地球を撮影した「アースライズ(Earthrise)」という写真がそれ。

真っ暗な宇宙空間の中に浮かぶ、青くて小さな地球の姿——この一枚が「地球をひとつの生命圏として守らなければ」という意識を世界中の人々に広めるきっかけになったんだよ。写真一枚が環境運動を動かしたわけだから、ビジュアルの力って本当にすごいよね。

さらに1973年には、世界的シンクタンクのローマクラブが『成長の限界』という報告書を発表。コンピューターシミュレーションで「このまま人口増加と工業化が続けば、食料不足や環境破壊で地球は限界を迎える」と警告したんだ。アースデイとこの報告書が合わさって、世界の環境意識がぐっと高まっていったんだよ。

日本のアースデイ事情——東京・代々木公園が熱い!

日本でアースデイが初めて開催されたのは1990年のこと。その後、2001年に「アースデイ東京」がスタートして、東京都渋谷区の代々木公園をメイン会場に毎年開催されるようになったんだ。

2026年のアースデイ東京は4月18日・19日(土日)に代々木公園で開催されて、北海道から沖縄まで全国各地でも関連イベントが展開されているんだよ。

今年のアースデイ東京2026では面白い取り組みがあってね、ポータブル電源メーカーのJackery(ジャクリ)が1000人規模の大規模ステージの電力を供給するという試みをしているんだ。再生可能エネルギーでイベントを動かすという考え方、まさにアースデイの精神に合ってるよね。

さらに面白いのが「ユースステージ」。10代・20代のアクティビストたちが集まるこのステージ、なんとその電力をペットボトルキャップから作り出しているというんだから驚きだろう?若い世代がちゃんと環境問題に向き合っているのが伝わってくるよ。

「食」から始めるアースデイという考え方

アメリカのスローフード運動からも面白いメッセージが発信されていてね、「アースデイは食卓から始まる(Earth Day starts on our plates)」という考え方なんだ。

何を食べるか、どこで作られたものを選ぶか——日々の食の選択が地球環境に直結しているという話で、おじさんもこれには深く頷いてしまったよ。地産地消とか、食品ロスを減らすとか、そういった行動が実はアースデイの一番身近な実践なんだよね。

ヒューストン(アメリカ・テキサス州)では今年、アースデイと「アーバーデイ(木を植える記念日)」が同じ週に重なって、地域で大きな注目を集めているという話もあるよ。木を植えることと地球環境を考えることが、こんなにタイミングよく重なるのも面白いよね。

おじさんが思うアースデイの本質

世界175カ国・5億人が参加するこの日だけど、おじさんが大事だと思うのは「特別な1日だけ意識する」のじゃなくて、毎日の小さな選択を積み重ねることなんだよ。

ゴミをひとつ拾う。自転車で移動してみる。冷蔵庫の中の食材を使い切る料理をしてみる。洗濯物は外に干してみる。そういった「ちょっといいこと」の積み重ねが、地球規模の変化につながっていくんだ。

アースデイ東京2026のテーマのひとつにもなっている「ちょっといいこと」というキーワード、おじさんはこれが一番しっくりくるよ。

1970年に2000万人が立ち上がって始まったこの運動が、今や5億人規模になったのも、結局はひとりひとりの小さなアクションの積み重ねだったわけだからね。

今日、4月22日——せっかくだから、君も何かひとつ「ちょっといいこと」をやってみないかい? おじさんはそれだけで、十分だと思ってるよ。