やあやあ、久しぶりに映画の話をしようじゃないか。

おじさんはね、2019年に『アベンジャーズ/エンドゲーム』を映画館で見て、思わず泣いてしまったクチなんだよ。あのアイアンマンが「I am Iron Man」と言ってスナップするシーン……あれは映画史に残る名場面だと、おじさんは今でも確信しているさ。

そのロバート・ダウニー・Jr.(RDJ)が、なんと2026年公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に戻ってくる。しかも今度はアイアンマンとしてじゃない。宿敵・ドクター・ドゥームとしてだ!

2026年4月、米国のイベント会場でこの映画の本予告が電撃公開されてね、会場は大騒ぎだったらしい。しかもクリス・エヴァンス(キャプテン・アメリカ)もステージに登場して、RDJと10年ぶり以上ぶりに再会を果たしたというんだから、ファンとしてはたまらないよな。

アベンジャーズ ドゥームズデイ、何がそんなにすごいのか

まず基本情報から整理しようか。

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』は2026年5月1日に全米公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新作映画だ。監督はルッソ兄弟、つまりアンソニー・ルッソとジョー・ルッソのコンビが再結集している。彼らは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年)、『シビル・ウォー』(2016年)、そして興行収入約2780億円を記録した『エンドゲーム』(2019年)を手がけた名コンビだよ。

今回のポイントは何といってもロバート・ダウニー・Jr.の復帰ドクター・ドゥームというキャラクターの二点に尽きる。

ドクター・ドゥームって何者なんだ?

ちょっと聞いてくれよ、ドクター・ドゥームというキャラクターはマーベルの歴史の中でも最も古く、最も格の高いヴィランの一人なんだ。

初登場は1962年の『ファンタスティック・フォー』第5号(スタン・リーとジャック・カービーの共作)。本名はヴィクター・フォン・ドゥーム、架空の東欧の国家「ラトベリア」の独裁者にして天才科学者・魔術師というキャラクターだ。緑のマントと鉄の仮面が象徴的なビジュアルで、コミックファンの間では「マーベル最強のヴィラン」と呼ばれることも多い。

RDJが演じるということで、そのカリスマ性に期待が高まっているのは当然だよね。

おじさんのうんちくコーナー:ドクター・ドゥームとルーマニアの関係

まあ聞いてくれよ。ドクター・ドゥームの出身国「ラトベリア」は架空の国だが、そのモデルになったのは実在のルーマニアやバルカン半島諸国だと言われているんだ。

そしてRDJがこのキャラクターを演じることになったのは、2024年7月のサンディエゴ・コミコンでマーベルが発表したことがきっかけ。世界中のファンが「まさか!」と驚いたあの瞬間は、SNSでリアルタイムに拡散されてTwitter(現X)のトレンドを席巻したんだ。

さらに豆知識を言うと、ドクター・ドゥームは2005年公開の実写映画『ファンタスティック・フォー』ではジュリアン・マクマホンが演じている。あの映画は世界興行収入約1億5400万ドルを稼いだものの、批評家評価は低く、マーベルファンからはほぼ「なかったこと」にされている作品だよ。今回のRDJ版と比べてみると面白いかもしれないね。

マルチバース時代の「リターン」という演出の巧みさ

おじさんに言わせれば、MCUがいま最も巧みにやっていることは「マルチバース(多元宇宙)」という概念を使ったキャスティングの自由化なんだよ。

『エンドゲーム』でトニー・スタークことアイアンマンは死んだ。それは紛れもない事実で、MCUの公式設定だ。でもマルチバースという概念があれば、別の宇宙から「別のロバート・ダウニー・Jr.が演じる別の人物」が登場しても矛盾しない。

これ、実は映画産業的にも非常に賢い手法なんだよ。

  • トビー・マグワイアが初めてスパイダーマンを演じたのは2002年(映画は全世界で約8億2000万ドルの興行収入を記録)
  • アンドリュー・ガーフィールドが2012年版スパイダーマンを演じて新シリーズをスタート
  • トム・ホランドが2016年の『シビル・ウォー』でMCU版スパイダーマンとしてデビュー
  • そして2021年の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で、この三人が同じスクリーンに登場した

この映画は全世界で約18億9000万ドルという驚異的な興行収入を記録。マルチバースという概念が観客の感情を動かす「サプライズ装置」として機能すると証明した歴史的な事例だよ。

今回のドゥームズデイも同じ文脈だ。「あのRDJが戻ってきた」という感動と「でも今度はヴィランだ」という驚き、この二重の感情を同時に刺激する設計になっているわけさ。

MCUの興行的な背景も知っておこう

MCUはフェーズ1(2008年の『アイアンマン』から2012年)からフェーズ5(現在進行中)まで、累計興行収入は世界全体で約300億ドル超に達している。これはエンターテインメント産業史上、最大規模のフランチャイズだ。

ただし近年は苦戦も続いていてね。2023年公開の『アントマン&ワスプ:クアントゥマニア』は製作費2億ドルに対して世界興行収入約4億7600万ドルと振るわず、2023年の『ザ・マーベルズ』は世界興行収入約2億600万ドルとMCU史上最低水準だった。

だからこそ、今回のドゥームズデイへの期待は「MCUの復活」という文脈で語られているんだよ。RDJとルッソ兄弟の再結集は、まさにその切り札として機能している。

まとめ:おじさん、映画館に行くつもりだよ

さてさて、長くなったけどまとめようか。

『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のポイントは三つだ。

  1. ロバート・ダウニー・Jr.が1962年生まれの歴史的ヴィラン、ドクター・ドゥームとして降臨
  2. ルッソ兄弟が監督に復帰(前作『エンドゲーム』は世界歴代興行収入第3位の約27億9800万ドルを記録)
  3. クリス・エヴァンスも登場示唆(イベントでRDJと再会を果たした)

2026年5月1日の公開まで、予告編を何度も見返してニヤニヤするのも映画ファンの醍醐味というもんだよ。

おじさんはすでにチケット購入を虎視眈々と狙っているさ。君も一緒に映画館で「ドゥームの時代」を目撃しようじゃないか。