やあやあ、久しぶりに胸がときめいたよ。おじさんはね、テレビをあまり見ない方なんだが、これだけは別さ。『未解決の女』が帰ってきたんだよ!
まあ、聞いてくれよ——6年という月日が意味するもの
2018年4月にテレビ朝日系列で第1シーズンが放送された『未解決の女 警視庁文書捜査官』。鈴木京香演じる敏腕キャリアと、波瑠演じる「文字フェチ」刑事のバディもので、初回から視聴率10%超えという好発進を見せた名作さ。続く2019年の第2シーズンも好評で、「続編はいつ?」という声がずっと上がり続けていたんだよ。
それがついに2026年春、実に6年ぶりに復活した。ドラマの世界で「6年ぶり」というのは相当なブランクだよ。普通の連ドラなら2〜3年で「もう続編は難しい」と言われるのに、6年越しで復活させるってことは、それだけ作品への愛着と視聴者からの強い要望があったということさ。
黒島結菜が波瑠の「後任」に——異例のキャスト交代劇
今回のシリーズで最も話題を呼んでいるのが、波瑠の役を黒島結菜が引き継ぐという異例の展開だ。Yahoo!ニュースエキスパートの堀井憲一郎氏も「なぜいまさら黒島結菜なのか」と疑問を呈していたが、おじさんに言わせれば、これは巧みな戦略だと思うよ。
黒島結菜は1997年11月生まれ、沖縄県那覇市出身の女優で、2016年にNHK連続テレビ小説『べっぴんさん』でブレイク。その後も『あなたの番です』(2019年)でインパクトある演技を見せ、実力派として着実にキャリアを積み上げてきた女優さんだ。波瑠とはまた違った雰囲気を持ちながら、「文字フェチ刑事」という個性的な役をどう演じるか——それが今シーズン最大の見どころだろう。
「文字フェチ」って何なんだ?という人へ
このドラマのキモは「文字フェチ刑事」という設定さ。文字の形・書き順・書き癖から書いた人物の心理や状況を読み取る、いわば「筆跡鑑定の達人」みたいなキャラクターだよ。実際に筆跡心理学という学問分野があって、文字の傾き・筆圧・文字間隔などから書き手の性格や感情状態を分析する手法は、欧米では1950年代から法科学(フォレンジック)の分野で実際に活用されてきた歴史があるんだ。
波瑠のサプライズ出演——制作陣の粋な演出
そしてこれが最高のニュースなんだが、第1話に波瑠がサプライズ出演したんだよ!しかも来週以降も登場予定で、鈴木京香ら旧キャストと再会するという展開が待っているそうだ。
波瑠本人も「本当にうれしかった!」とコメントしていて、このドラマへの思い入れの深さが伝わってくるよね。
こういう形——新キャストへのバトンタッチをしながら、旧キャストもゲストとして絡ませる——というのは、視聴者への誠実な向き合い方だとおじさんは思うよ。「波瑠じゃないと嫌だ」という古参ファンへの配慮と、「黒島結菜の新キャラを楽しみたい」という新規ファンの両方を取り込む、なかなか考えられた作りだ。
バディドラマの系譜——日本テレビ史における「凸凹コンビ」の力
『未解決の女』が6年経っても愛され続けている理由の一つは、「バディもの」という普遍的な面白さにあるさ。日本のドラマ史を振り返ると、1988年の『古畑任三郎』的な変わり者刑事もの、2000年代の『ガリレオ』(2007年、視聴率平均22.9%)、そして近年の『相棒』(2000年から放送継続中、シリーズ22まで続く長寿番組)など、「変わった能力を持つ人物と常識人のコンビ」というフォーマットは日本のミステリードラマの王道だ。
『未解決の女』はそこに「文字フェチ」という視覚的・感覚的に珍しい特技と、キャリア官僚という社会的地位の高い女性をぶつけることで、新鮮さを生み出した。その構造は今回も引き継がれているわけだから、面白くないわけがないよ。
鈴木京香という「安定感」
6年越しの復活でも鈴木京香がそのまま続投している点は特筆ものだよ。1966年9月生まれ、宮城県仙台市出身の鈴木京香は、1990年にデビューして以来、NHK大河ドラマや民放の人気ドラマを渡り歩いてきた実力派だ。50代に差し掛かっても第一線で主演を張り続けている、まさにおじさんが尊敬するタイプの女優さんだよ。
まとめ——6年後に会えた喜びを噛みしめながら
さて、おじさんがこれだけ熱く語ったのはわかってもらえたかな?『未解決の女』の6年ぶり復活は、単なる「人気作の続編」じゃないんだよ。波瑠から黒島結菜へのバトンタッチ、波瑠のサプライズ出演、鈴木京香の変わらぬ存在感——このドラマはちゃんと「6年間」を踏まえた上で作られている。
「文字フェチ刑事」という個性的な設定に加えて、筆跡鑑定という意外と深い学問的背景もある。ただ面白いだけじゃなく、ちゃんと知的好奇心も刺激してくれる作品だよ。
おじさんは毎週楽しみに見るつもりさ。君も一緒にどうだい?見ながら「文字フェチ」と「筆跡鑑定」の豆知識を披露するのが、今シーズンのおじさんの楽しみだからね!
うんちくおじさんの豆知識コーナー
まあ聞いてくれよ、「筆跡鑑定」の話をしよう。日本の裁判所でも筆跡鑑定は証拠として採用されることがある。実は1987年に最高裁が「筆跡鑑定には科学的根拠がある」と認めた判例があって、遺産相続をめぐる遺言書の真偽を巡る裁判で重要な役割を果たしたんだよ。世界的に見ると、アメリカFBIは「questioned documents unit(疑問文書班)」を1932年に設置しており、あの有名なリンドバーグ誘拐事件(1932年)でも身代金要求の手紙の筆跡鑑定が犯人特定の決め手になったんだ。ドラマの設定、意外とリアルな話なんだよ!