やあやあ、久しぶりに野球の話でもしようじゃないか。
プロ野球ファンなら今、巨人のローテーション事情に注目しているだろう?そう、則本昂大の話だよ。巨人に移籍してきたこの右腕が、いよいよ「伝統の一戦」——巨人対阪神の一戦に先発することになったんだ。これがなかなか面白い話でね、まあ聞いてくれよ。
則本昂大という投手、改めてどんな男か
則本昂大は1990年9月13日生まれ、京都府出身のプロ野球選手だよ。2012年のドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスに1位指名されて入団した本格派右腕だ。
楽天時代の活躍はもう語り草でね。2014年には最多奪三振のタイトルを獲得し、2015年から2018年にかけては4年連続で規定投球回に達しながら二桁勝利をマーク。奪三振の多さで知られ、2016年には年間221奪三振を記録してリーグトップに立った。通算奪三振数も1500を超えていて、まさに「三振の鬼」と呼ばれてきた投手さ。
そんな則本が巨人に移籍してきて、今まさにローテーションの一角を担っている。そしていよいよ、甲子園球場での阪神戦に先発することになったわけだ。
幼少期の阪神ファン少年が敵地・甲子園へ
ここが今回の話の面白いところでね、おじさんに言わせれば、これこそ野球の醍醐味ってやつだよ。
則本昂大は京都育ちということもあって、幼少期は阪神タイガースのファンだったんだ。しかも憧れていたのは、1994年から2012年まで阪神一筋でプレーした外野手・桧山進次郎。桧山といえば「代打の神様」として知られ、代打本塁打数・代打打点数でNPB歴代最多記録を持つレジェンドだよ。
その桧山ファンだった少年が、今度は巨人の投手として甲子園のマウンドに立つ。こんなドラマ、脚本家でも書けないだろう?
本人もそのプレッシャーをちゃんとわかっていてね、報道によれば「極力『チャンス襲来』とか『わっしょい』を聞かないように頑張ります」と語ったそうだ。
甲子園の応援が投手心理に与える影響
これ、実は野球の世界ではかなり真剣な話でね。阪神の応援団が繰り出す「チャンス!チャンス!チャンス!」のチャンスメロディーや「わっしょい」の大合唱は、甲子園の独特な音響効果と合わさって相当なプレッシャーになるんだよ。
収容人数47,508人を誇る甲子園球場は、外野スタンドがせり出すような構造になっていて、音が反響しやすい。特にライトスタンドのビジター席は内野から遠く、ホームチームの声援がグラウンドを包み込むように響く設計になっているんだ。
则本の「聞かないようにする」という対策、あれはメンタル的に真っ当な戦略だよ。集中力を内側に向ける、一種の「音の遮断」戦術さ。
甲子園と「好相性の選手」たちが織りなす対戦
今回の巨人側のスターティングラインアップも興味深くてね。大城卓三が「才木キラー」として注目されているとか、松本が「2番・中堅」として甲子園との好相性を買われてスタメン入りしているとか、各選手が持ち場を与えられている。
特に大城卓三は、阪神の右腕・才木浩人から過去に複数の安打を記録していることから「才木キラー」と呼ばれているんだが、そういうデータ野球の駆け引きが現代プロ野球の面白さでもある。
数字で見る則本昂大の対阪神成績
楽天時代の則本は交流戦で阪神と対戦する機会があった。パ・リーグの投手として見ると、セ・リーグのバッターに対するデータ的な有利不利は「見慣れていない」という部分が相殺される面もある。しかし今や巨人の投手として、阪神打線のデータはチームとして十分に蓄積されているはずだ。
幼少期に「敵」として応援していた球団のバッターたちを、今度は自分の手で抑えにいく。これがプロ野球の、そして「伝統の一戦」の、なんとも言えない味わいだよ。
まとめ:少年の夢と現実が交差するマウンド
まあ、こうして振り返ってみると、則本昂大の「初・伝統の一戦先発」ってのは単なるローテーションの一コマじゃなくて、一人の男の野球人生が凝縮された舞台なんだよ。
幼少期に桧山進次郎のユニフォームに憧れ、楽天で1500奪三振を積み上げ、巨人に移籍して甲子園のマウンドに立つ。「チャンス襲来」を聞かないようにしながら全力投球する背番号の男を、ぜひ注目して見てほしいね。
おじさん的には、ビジターの甲子園で堂々と投げ切ってくれることを期待しているよ。さあ、プロ野球の醍醐味、存分に楽しんでくれ!
おじさんの豆知識コーナー:「伝統の一戦」の歴史
ちょっと聞いてくれよ、「伝統の一戦」って言葉、何となく使ってるだろうけど、実はちゃんとした歴史があるんだよ。
読売巨人軍が1934年創設、大阪タイガース(現・阪神タイガース)が1935年創設で、両チームは日本プロ野球草創期からのライバル関係にある。つまり約90年の因縁があるわけだ。
面白いのは、この「伝統の一戦」という呼び名が広まったのは比較的最近で、テレビ中継が普及した1960〜70年代以降だということ。1959年の日本シリーズで巨人が阪神を4勝0敗で下した「巨人・阪神日本シリーズ」あたりから全国的な注目を集めるようになったんだ。
セ・リーグの年間対戦数は現在25試合(2023年シーズン規定)。つまり年間を通じて最も多く対戦する相手に、則本は今まさに初めて先発するわけさ。これはプレッシャーじゃなくて、チャンスと捉えるべきだろう?