やあやあ、またおじさんの話に付き合ってくれてありがとうよ。

今日はニューヨーク・メッツのショートを守る、あの陽気な男について語らせてくれないか。そう、フランシスコ・リンドーアだよ。最近メッツ関連のニュースがにぎやかでね、おじさんもちょっと気になっていたんだ。


メッツの顔、リンドーアとは何者か

フランシスコ・ミゲル・リンドーアは1993年11月14日、プエルトリコのカグアス市生まれだよ。「La Sonrisa(ラ・ソンリサ)」——つまり「笑顔」というニックネームを持つこの男、とにかくフィールドで笑っているんだ。

2011年のMLBドラフトでクリーブランド・インディアンス(現ガーディアンズ)に全体8位で指名され、2015年6月14日にメジャーデビュー。その後、2021年4月にニューヨーク・メッツと10年総額3億4100万ドル(当時のレートで約370億円超)という球団史上最大の超長期契約を結んだんだ。

年俸にすると約34億円——それだけの価値があると球団が判断した選手ということだね。オールスターには2016年・2018年・2019年・2021年と4度選出、ゴールドグラブ賞も2度受賞している、まさにメッツの顔だよ。


チームメイトの千賀が大炎上!メッツが揺れている

ところがまあ、今のメッツは大変なんだよ。先日、チームメイトの千賀滉大投手がメジャー4年目にして自己最悪となる7失点を喫し、わずか2回1/3でマウンドを降りたというニュースが飛び込んできた。しかも地元ファンから大ブーイングを浴びたというから、相当なもんだろう?

千賀はソフトバンクから2022年オフにポスティングでメッツへ移籍、5年総額7500万ドル(約112億円)の契約を結んだ大型補強だ。「51億円男」と呼ばれるのはその年俸換算だね。「センガはメンタル的に崩れてしまった」とメディアが書き立てる状況——これはリンドーアにとっても心中穏やかではないはずだよ。

一方、ロサンゼルス・ドジャースでは大谷翔平がシーズン4号となる先頭打者本塁打を放ち、絶好調。メッツとは対照的なニュースが続いているね。

おじさんのうんちくコーナー:プエルトリコとベースボールの深い関係

まあ、聞いてくれよ。リンドーアの故郷・プエルトリコって、野球の宝庫なんだよ。

プエルトリコはアメリカの自治連邦区で、1898年の米西戦争後にアメリカ領となったんだが、その後野球が根付いてね。これまでMLBに送り出した選手はなんと300人以上。島の人口が約320万人(2023年時点)であることを考えると、人口比でいえば世界最高水準の野球産出率だよ。

有名どころを挙げると——ロベルト・クレメンテ(1934年生まれ、通算3000安打達成の翌日に墜落事故で帰らぬ人となった伝説の外野手)、オルランド・セペダ(1958年ナショナルリーグ新人王)、そしてリンドーアの少し前の世代ではカルロス・ベルトラン(通算435本塁打)がいる。

リンドーアが生まれたカグアス市は「プエルトリコの心臓部」と呼ばれ、人口約14万人。この小さな街からMLBのスーパースターが育ったんだね。


リンドーアの守備が「革命的」と言われる理由

おじさんに言わせれば、リンドーアの最大の魅力は守備だよ。

ショートストップという守備位置は、内野の要であり「野球で最も難しいポジション」とも言われる。リンドーアはそこで守備率.980以上をコンスタントにキープし、難しい体勢からの送球でもアウトにしてしまう。

2020年のスタットキャスト(MLB公式の統計解析システム)によれば、リンドーアのアウト貢献度を示す「OAA(アウツ・アボーブ・アベレージ)」は+17を記録。これはリーグ全体でもトップクラスの数字だ。

打撃でも2022年には26本塁打・107打点をマークし、攻守ともにチームを引っ張った。

「笑顔」の裏側にある信念

リンドーアがいつも笑顔でいられる理由について、本人はこう語っているよ。

「僕はプレーを楽しむためにここにいる。ファンを楽しませるためにここにいる。ミスをしたら次に活かせばいい」

この姿勢、なかなかできることじゃないよな。

実際、2021年のメッツ加入直後は打率.230台と低迷し、地元ファンからも批判を浴びた時期があった。それでも笑顔を絶やさず、2022年以降は見事に復活を果たしたんだ。


ニューヨーク・メッツそのものの歴史も面白い

せっかくだからメッツについても語らせてくれよ。

ニューヨーク・メッツは1962年創設、ナショナルリーグ東部地区所属のチームだ。本拠地のシティ・フィールドは2009年に完成し、収容人数は4万1922人

ワールドシリーズ優勝は2回——1969年の「奇跡のメッツ(Miracle Mets)」と1986年の優勝だけだよ。1969年当時はリーグ最弱クラスのチームが奇跡の逆転優勝を果たしたから「奇跡」と呼ばれた。あれから半世紀以上経っても語り継がれる名勝負だね。

オーナーのスティーブ・コーエンは2020年に約24億ドル(約3600億円)でチームを買収し、積極的な補強を続けている。リンドーアも千賀も、その大型補強策の柱なんだよ。


まとめ:メッツとリンドーアの「笑顔の未来」

ちょっと聞いてくれよ——千賀の不調も、大谷の快進撃も、みんなベースボールというドラマの一部だよ。

リンドーアはまだ32歳、契約は2031年まで続く。プエルトリコの小さな街から世界最高峰のリーグへ駆け上がったこの男が、いつかメッツにワールドシリーズをもたらす日が来るかもしれない。

次にMLBを見るときは、ショートのポジションとリンドーアの笑顔に注目してみてくれよ。野球ってのは数字と歴史の積み重ねで、そこにドラマが宿るんだからね。

おじさんはそういうのが好きでたまらないんだよ。じゃあまた!