やあやあ、今日はちょっと知的な話をしようじゃないか。

「Mensa(メンサ)」って聞いたことあるかい?天才だけが入れる秘密結社みたいなイメージを持ってる人も多いと思うけど、まあ聞いてくれよ。おじさんがちゃんと解説してあげるから。

Mensaとは何者か?

Mensaは1946年にイギリスのオックスフォードで設立された、世界最大のIQ(知能指数)団体だよ。創設者はローランド・ベリル(弁護士)とランスロット・ウェア(科学者)の2人。設立から80年近くが経った今、世界100カ国以上に14万5000人以上の会員を抱える巨大組織に成長しているんだ。

入会の条件はシンプルで、公認の知能テストで上位2%のスコアを出すこと。一般的にはIQで言うと132以上が目安とされている(テストの種類によって基準値は若干異なるけどね)。

「Mensa」という名前、ラテン語で「テーブル」を意味するって知ってたかい?「丸テーブルを囲んで対等に話し合う」という理念を込めているんだそうだ。なかなかロマンがあるだろう?

4歳でMensa会員!ポンテフラクトの神童マイケル

まあ、最近面白いニュースがあってね。イギリス・ウェストヨークシャー州ポンテフラクト出身のマイケル君という男の子が、わずか4歳でMensaの正式会員になったというんだ。

4歳といえば、ほとんどの子がようやく数字を覚え始める頃だろう?そのマイケル君、数学の計算をスラスラこなして、IQテストで上位2%に入ってしまったんだから驚きだよ。ウェイクフィールド・エクスプレスが報じたこの話題、地元ではかなりの反響があったそうだ。

Mensaの最年少会員記録としては、過去に2歳11か月という例もあって、子どもの知能の伸びしろって本当に侮れないよね。

IQって本当に「頭のよさ」を測れるのか?

ここでおじさんが一つ深掘りしておきたいのが、「IQテスト=知性の全て」という誤解についてだよ。

イギリスのオンラインメディア「Spiked(スパイクド)」が最近、こんな刺激的な記事を出した——「Mensaの考える『知性』は明らかに間違っている」というやつだ。

実はこれ、知能研究の世界では長年議論されてきたテーマでね。IQテストが主に測定するのは論理的推論・空間認識・言語能力などで、ハーバード大学の心理学者ハワード・ガードナーが1983年に提唱した「多重知能理論(Multiple Intelligences)」によると、人間の知性には少なくとも8〜9種類の側面があると言われている。

音楽的才能、身体運動能力、対人関係能力、自然観察能力……こういったものはIQテストでは全く評価されないんだよ。おじさんに言わせれば、IQはあくまで「知性の一側面を測る物差し」に過ぎないってわけだ。

うんちくおじさんの豆知識コーナー

Mensaで最もIQが高い会員は誰だ?

公式には非公開だけど、有名どころで言うとイギリスの女優シャロン・ストーンがIQ154、元子役で後に弁護士になったジェフリー・エヴァンスがIQ162といった著名会員がいる。

それより面白いのが、Mensaの会員の中にチェスの世界チャンピオン数学オリンピック金メダリストよりも、「平凡な職業についている普通の人」が圧倒的に多いという事実だ。統計によると、会員の職業トップ3は教師・エンジニア・ITエンジニアで、いわゆる「天才的な成功者」は少数派なんだよ。

つまりIQが高くても、それが人生の成功や幸福に直結するわけじゃないってことだね。「知性は道具であって、目的じゃない」——これがおじさんの結論さ。

日本のMensaはどうなってる?

Mensaは日本にも1980年に上陸していて、「メンサ・ジャパン」として活動している。会員数は非公開だけど、世界全体の会員数から推計すると数千人規模とみられているよ。

日本では年に数回、公式のIQテスト(「Mensa Admission Test」)が東京・大阪など主要都市で開催されていて、受験料は一般的に5,000〜7,000円程度。合格率はおよそ50人に1人(2%)——つまり受けた人の98%は落ちるってわけだ。

面白いのが、合格後の会員特典として世界中のMensaイベントへの参加権があること。毎年開催される「Mensa Annual Gathering」には世界から数百人〜数千人の会員が集まって、講演・ゲーム・ディスカッションを楽しむんだ。2024年の国際大会はアメリカのアラバマ州バーミンガムで開催されたよ。

おじさんが思うこと

ちょっと聞いてくれよ、まとめとして言わせてほしいんだけどね。

Mensaは確かに「IQ上位2%」という基準で人を選ぶ団体だけど、それが「頭がいい人の全て」じゃないってことは、現代の知能研究が明確に示している。4歳でMensa入りしたマイケル君だって、これからどんな人間に育つかは、IQだけで決まるもんじゃない。

人間の知性は多面的で豊かなものだ。数学が得意な人、人の気持ちを読むのが上手な人、音楽の才能があふれる人、手先が器用で職人技を持つ人——みんな違う形の「頭のよさ」を持っているんだよ。

それでもMensaという団体が80年近く続いてきた理由は、「同じレベルで知的な話ができる仲間が欲しい」という人間の普遍的な欲求を満たしてきたからじゃないかな。おじさん的には、それはそれで悪くない話だと思うけどね。

さあ、君はIQテスト、受けてみたくなったかい?