やあやあ、久しぶりに心が洗われるニュースが飛び込んできたよ。
タレントの磯野貴理子さんが、公園で野鳥たちが水浴びをする瞬間を激写して、その写真をSNSにアップしたんだ。「羽を整えて元気に飛ぶため、水浴びは、とても大切!」というコメントとともに投稿されたこの写真が、ネット上で「素晴らしいアングル」「愛と優しさを感じる」と大絶賛されているんだよ。
まあ、磯野さんといえば1964年3月19日生まれの62歳。長年テレビの世界で活躍してきた人だけど、最近は自然や野鳥の観察にも関心が深いみたいでね。こういうほのぼのとした話題、おじさんは大好きだよ。
野鳥の水浴び、実はすごく奥深いんだぞ
磯野さんが「大切」と言っていた野鳥の水浴び。これ、ただ「汚れを落とす」だけじゃないんだよ。おじさんに言わせれば、この行動には驚くべき生態学的な意味が詰まっているんだ。
羽毛の構造と水浴びの科学的な関係
鳥の羽根というのは、非常に精密な構造をしているんだ。1本の羽根には「羽枝(うし)」と呼ばれる細かい枝が並んでいて、さらにそこから「小羽枝(しょううし)」が生えている。これらが互いに絡み合うことで、羽根全体がまるでファスナーのように閉じ、空気を逃がさない構造になっているんだよ。
水浴びをすることで、この精密な構造がリセットされてきれいに整うんだ。さらに、水浴びの後に羽繕い(はねづくろい)をすることで、尾羽の付け根にある「尾脂腺(びしせん)」から分泌された油分を全身の羽に塗り広げる。この油分が撥水性を高め、体温調節にも貢献しているんだよ。
ダニ・シラミ対策としての水浴び
ちょっと聞いてくれよ。野鳥にとって最大の天敵の一つが、羽に寄生する「羽ダニ」や「羽シラミ」なんだ。1羽の野鳥の体に数千匹もの羽ダニが寄生していることもあるというから驚きだろう?
水浴びはこうした寄生虫を物理的に洗い流す効果があるんだ。水浴び後に激しく羽を震わせるあの動作が、寄生虫を振り落とす重要なステップになっているんだよ。スズメやムクドリなど、公園でよく見かける鳥がよく水浴びをするのも、そういう理由があるからなんだ。
磯野貴理子さんが見せてくれた「野鳥観察」の世界
実は日本における野鳥観察(バードウォッチング)の人口、今や推計200万人以上とも言われているんだよ。公益財団法人日本野鳥の会は1934年に創設され、現在全国に約90の支部を持ち、会員数は約5万人にのぼる歴史ある団体だ。
磯野さんが写真を撮ったような公園は、野鳥にとっても人間にとっても大切な場所なんだ。東京都内だけでも、野鳥の水浴び場として知られる水場を持つ公園は数十か所あって、新宿御苑や井の頭公園では年間を通じて数十種類の野鳥が観察できるんだよ。
スマートフォンで始める野鳥撮影
磯野さんの写真が絶賛されたのは、アングルの良さだったよね。野鳥撮影というと昔は望遠レンズを付けた一眼レフカメラが必須だったけど、最近のスマートフォンのカメラ性能は目覚ましい進歩を遂げていてね。2024年に発売されたスマートフォンには光学10倍ズームを搭載したモデルも登場し、野鳥撮影の敷居がぐっと下がったんだ。
野鳥を撮影するコツとしては、水場から3〜5メートルの距離を保ちつつ、なるべく鳥の目線の高さに合わせること。磯野さんのアングルへの称賛は、まさにそういう「鳥に寄り添った視点」が伝わったからじゃないかな。
まとめ — 身近な自然に目を向けてみようよ
磯野貴理子さんの野鳥写真が話題になったことで、「公園にいる鳥って、そんなに面白いの?」と思ってくれた人が増えたんじゃないかな。
スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、ハクセキレイ……。都市部の公園でも、少し注意を向けるだけで様々な鳥の姿が見えてくるんだよ。特に水場では、水浴びや給水のために複数の種類の鳥が集まることも多いから、観察のベストスポットになっているんだ。
おじさんからのお願いはひとつ。今度公園を歩く時は、スマホを空に向けるだけじゃなくて、足元の水たまりや噴水のそばにも目を向けてみてくれよ。磯野さんが感激したような、野鳥たちの生き生きとした姿がきっと見られるはずだよ。
自然って、どんな映画よりもドラマチックなシーンを毎日無料で上映してくれているんだからね。
おじさんのうんちく:砂浴びをする鳥もいるんだよ!
水のない場所に住む鳥は「砂浴び(ちりあび)」をするんだ。ニワトリやキジ、スズメなどは砂の中に体を押し込んで激しく動き、砂を羽の間に行き渡らせるんだよ。この砂が羽ダニや余分な油分を吸収してくれるんだ。
さらに面白いのが「アリ浴び(ありあび)」という行動。アリ塚の上に座って、アリを羽の間に擦り込む行動がスターリングやカラスなど多くの鳥で観察されているんだ。アリが分泌する「ギ酸(ぎさん)」という成分が、羽ダニや細菌に対して抗菌・殺虫効果を持つと考えられているんだよ。日本では1934年に動物学者・黒田長禮(くろだながみち)によって国内初の観察記録が記されている、由緒ある行動なんだ。