やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっと聞いてくれよ——北海道・旭川の天気の話をしようじゃないか。
「え、天気の話なんて面白いの?」なんて思ってるだろう?おじさんに言わせれば、旭川の天気こそ、日本でもトップクラスに面白いネタが詰まってる話題なんだよ。まあ、順番に説明していこう。
2026年4月なのに……7年ぶりの積雪騒動
今年の春、北海道が大変なことになってるのをニュースで見たかい?ABEMAが報じたところによると、2026年4月5日現在、北海道では「7年ぶり」となる季節外れの積雪が観測されたんだ。釧路市では4月4日から5日にかけて21センチもの雪が積もって、住民たちが「こんな時期に雪かきをするとは思わなかった」とヘトヘトの様子だったよ。
道東では「考えられない」と形容されるほどの大雪が降る一方で、札幌では名物のサクラが開花したという、まったく逆のニュースが同時に飛び込んできた。北海道という土地の広さと気候の多様さを物語るエピソードだろう?
そして旭川。北海道第2の都市として知られるこの街は、日本国内でも特に気温の変動が激しい地域として有名なんだよ。
旭川の気候、その驚くべき記録たち
日本最低気温を記録した街
まあ、聞いてくれよ——旭川がどれだけ寒い街か、数字で見ると本当に驚くから。
1902年(明治35年)1月25日、旭川市でマイナス41.0℃という気温が観測された。これは日本の観測史上最低気温の記録で、120年以上経った今もなお破られていない。マイナス41℃がどのくらい寒いか想像できるかい?人間の体温(約36℃)からさらに77℃も低い温度だよ。吐いた息が瞬時に凍るどころか、オレンジジュースをバケツから空中に投げると、地面に着く前に氷になって落ちてくるレベルだ。
夏は意外と暑い?旭川の寒暖差
一方で夏の旭川は別の顔を見せる。2019年5月26日には旭川で39.5℃を記録し、当時の5月の観測史上最高気温として話題になった。冬のマイナス41℃から夏の39.5℃まで、その差は実に80℃以上。世界でもこれほど激しい寒暖差を持つ都市は珍しいんだよ。
旭川の春——遅くてやきもきする季節
旭川の桜(染井吉野)の平均開花日は4月下旬から5月上旬ごろ。東京では3月末から4月初旬に咲くことを考えると、約1ヶ月遅いんだ。旭川市内にある常盤公園や外濠公園には多くの桜が植えられており、毎年ゴールデンウィーク前後が見頃になることが多い。
今年のように4月になっても季節外れの雪が降る年は、開花がさらに遅れる可能性がある。北海道新聞によれば、2026年4月5日時点で釧路では21センチの積雪があり、「この先は春本番へ」という予報が出ているとはいえ、旭川市民にとってはまだまだ油断できない時期だろう。
旭川の気象データあれこれ
旭川気象台(1888年=明治21年設置、日本最古クラスの気象観測所のひとつ)の記録によると:
- 年間降雪量:平均約600〜700センチ(6〜7メートル!)
- 真冬日(最高気温0℃未満)の日数:年間約70〜80日
- 真夏日(最高気温30℃以上)の日数:年間約20〜30日
- 無降水日数:年間の約50〜60%の日は降水がない
これだけのデータを見ると、旭川がいかに極端な気候の街かがわかるだろう?
まとめ——旭川の天気は「日本の気候の縮図」だ
今年の4月、北海道が7年ぶりの季節外れ大雪に見舞われているニュースを見て、改めて旭川という街の気候の面白さを語りたくなったわけだよ。
日本の最低気温記録を120年以上守り続け、夏には40℃近くまで上がる。春は遅く、冬は長く、しかし旭川市民は毎年たくましく雪かきをして春を迎える。その姿は、なんとも頼もしいじゃないか。
おじさん的に言えば——天気のことをちゃんと知ると、その土地で生きる人たちのたくましさや工夫が見えてくるんだよ。旭川を旅するときは、ぜひ気象のことも頭に入れて訪れてみてくれよ。雪の旭川も、桜の旭川も、どっちも本当に魅力的な顔を持っているからね。
じゃあ、また面白い話を持ってくるよ。お楽しみに!
おじさんの豆知識コーナー:なぜ旭川はこんなに寒いのか?
旭川の極端な寒さには、地理的な理由があるんだ。旭川盆地は、周囲を大雪山連峰などの山々に囲まれた「盆地」なんだよ。盆地というのは冷たい空気が溜まりやすい地形で、夜間から明け方にかけて放射冷却が起きると、逃げ場を失った冷気がどんどん積み重なって気温がぐんぐん下がっていく。
さらに旭川は北海道の内陸に位置しているため、海から水蒸気が届きにくく、海洋の「保温効果」を受けられない。海岸に近い都市(函館・小樽など)が比較的温暖なのはこの理由からだ。
ちなみに世界で最も寒い永住集落として知られるロシア・サハ共和国の「オイミャコン」では、1926年2月にマイナス71.2℃が記録されている。旭川のマイナス41℃も十分すごいが、世界は上には上がいるものだよね。