やあやあ、おじさんだよ。

4月4日のプロ野球、広島東洋カープ対阪神タイガースの一戦、観てたかい? 雨の中の「5時間ゲーム」、デーゲームのはずが試合終了は夜20時——まるで野球の神様がドラマを用意してたみたいな一夜だったよ。

9回3点差、守れなかった悪夢

広島は9回表を終えた時点で3点リードしていた。ふつうに考えれば、もらったようなゲームだよ。ところがどっこい、阪神打線が9回裏に猛反撃。小園海斗のミスも絡んで、ストッパーが崩壊。結果は逆転負けという悪夢の幕切れさ。

新井貴浩監督も試合後に「もうちょっと状況を考えてやってほしい」とぽつり。「こんな試合を落としていたら勝つゲームがなくなる」——そう言われても仕方ない展開だった。そしてこれで阪神戦の連敗は昨季から数えて「8」にまで伸びてしまった。8連敗だよ、8連敗。

広島vs阪神、因縁の歴史をちょっと語らせてくれ

カープとタイガース、80年以上のライバル関係

阪神タイガースの創立は1935年(昭和10年)。日本で最も歴史ある球団のひとつで、本拠地・甲子園球場は1924年(大正13年)8月1日に完成した、日本最古の現役プロ野球スタジアムだ。収容人数は約4万7000人。この球場、実は高校野球のほうが先に使われた歴史があって、プロ野球ができる前から「聖地」だったんだよ。

一方の広島東洋カープは1950年(昭和25年)創立。市民の募金で存続した「市民球団」として知られる。2009年に開業したマツダ ズームズーム スタジアム広島(マツダスタジアム)は収容約3万3000人で、外野の芝生席や傾斜のついた内野スタンドなど、独自の設計が球場建築の世界でも高く評価されている。

おじさんのうんちくコーナー:9回逆転の確率って知ってるかい?

メジャーリーグの統計によると、9回に3点差以上をひっくり返して逆転する確率は約3〜5%と言われているんだ。つまり95%以上の確率でそのまま勝てるシチュエーションだったわけさ。

ところが、NPB(日本プロ野球)では毎シーズン必ずそういう「まさか」の逆転が数試合起きる。2023年シーズン、広島は9回2アウトからの逆転サヨナラを2度も食らっているんだ。野球はアウト27個取るまで何が起きるかわからない——それがこのスポーツの最大の魅力でもあり、ファンにとっての「心臓に悪い」理由でもあるんだよ。

ちなみに「ストッパー(抑え投手)」という言葉、日本独自の表現だって知ってたかい? 英語圏では「クローザー(closer)」が一般的で、「ストッパー」と言っても通じないんだ。1980年代の日本球界でこの役職の重要性が認識され始め、江夏豊(阪神→広島などで活躍)が「抑えの切り札」として先駆け的存在になったのが日本における「ストッパー文化」の原点と言っていいだろうね。

5時間試合の過酷さ、おじさんが解説するよ

今回の試合、なんとデーゲームでスタートして試合終了が夜20時。雨天中断なども重なったとみられる「5時間ゲーム」だ。

NPBの公式記録を見ると、試合時間が5時間を超えるケースは年間でも数えるほどしかない。2023年シーズンの平均試合時間は約3時間7分だから、今回はその約1.6倍だ。選手にとっては体力的にも精神的にも消耗が激しく、終盤のミスや集中力の欠如につながることも珍しくないんだよ。

連敗「8」の重さを数字で見てみよう

阪神戦の連敗が8に伸びたというニュースだが、これがどれだけ深刻かを考えてみようじゃないか。

シーズン144試合制の中で、特定の一チームに8連敗するということは、単純計算でそのカード全18試合(年間の対戦数)のうち約44%近くがすでに赤字になっている可能性があるということさ。ペナントレースで優勝争いをするには、苦手チームを作らないことが鉄則——なのに8連敗は痛い。

過去を遡ると、2003年に阪神が18年ぶりのリーグ優勝を達成したシーズンは、広島に対しても圧倒的な勝率を誇っていた。あの年の阪神は勝率.619、116試合制(当時)で87勝51敗2分けという成績を残している。

まとめ:野球はドラマだ、それが憎めない

まあ、広島ファンにとっては本当につらい夜だったと思うよ。9回3点差から逆転される——これほど心をえぐられる負け方はそうそうない。新井貴浩監督も歯を食いしばっているだろう。

でもね、おじさんに言わせれば、そういう「あり得ない逆転」が起きるから野球は面白いんだよ。阪神にとっては歓喜の夜、広島にとっては修羅の夜。5時間かけて紡いだドラマが、たった数分で逆転される——これが143試合続く長いシーズンの醍醐味さ。

広島は8連敗をどこかで止めなきゃいけない。次のカードで新井監督がどう手を打ってくるか、じっくり見守ろうじゃないか。おじさんはカープとタイガース、両方のファンを応援してるよ。

じゃあまた、うんちくおじさんでした!