やあやあ、まあ聞いてくれよ。今年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」、おじさんはちゃんとチェックしてるぞ。最近ちょっとしたニュースが飛び込んできてね。小一郎こと豊臣秀長の「妻リレー」が話題になってるじゃないか。白石聖ちゃんが演じた最初の妻・直が退場して、次は吉岡里帆ちゃんが演じる慶が登場するというわけだ。しかも2人がそろって滋賀でイベント連投!「退場後」なのにこれだけ盛り上がるって、なかなか異例の展開だよね。
「豊臣兄弟!」小一郎の妻交代劇とは
2025年NHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」は、豊臣秀吉の弟・秀長(通称・小一郎)を主人公に据えた異色の作品だ。小一郎を演じるのは仲野太賀で、4月現在も物語は佳境を迎えつつある。
そこに登場する「妻リレー」が今ちょっとした話題でね。最初の妻・直を演じた白石聖が物語上で退場した後、新たな妻・慶として吉岡里帆が登場するんだ。スポーツ紙によれば、白石聖と吉岡里帆の2人が滋賀で「新旧ヒロイン共演」イベントを行い、白石聖は「直さんはもう出てきませんが、残した言葉が受け継がれていく」とコメント。吉岡里帆は麗しの着物姿で登場し、ファンから「最高に可愛い」と絶賛の声が相次いだというわけだ。
おじさんが語る「豊臣秀長」という男の凄さ
秀吉を陰で支えた「影の実力者」
おじさんに言わせれば、豊臣秀長こそ戦国時代で最も過小評価されている人物のひとりだよ。
生まれは天文9年(1540年)、兄・秀吉より5歳年下。幼名は小竹(こちく)、のちに小一郎と呼ばれるようになった。秀吉が天下統一を果たす裏で、秀長は「大和・紀伊・和泉」3か国を合わせた100万石以上の大大名として内政・外交を一手に担ったんだ。天正13年(1585年)には大和大納言に叙任されており、当時「豊臣政権の右腕」として諸大名からも一目置かれていたことが記録に残っている。
同時代の人々は「大和大納言が生きている間は天下が治まる」と語ったと伝わっているほどで、天正19年(1591年)に52歳で亡くなった後、秀吉の晩年が急速に乱れていったのも決して偶然じゃないと思うよ。
「直」と「慶」—史実における秀長の妻たち
大河ドラマで描かれている妻・直と慶、これは史実に基づいた人物だ。
最初の妻・直(なお)は、のちに「富子」とも呼ばれる女性で、秀長との間に子をもうけたが、後に離縁もしくは早逝したと伝えられている(詳細な史料は少ない)。次の妻・慶(きち)は、秀長の死後も豊臣家を支えた女性として知られており、秀長の養子・秀保の後見に当たったとも言われている。歴史上は記録が断片的だが、大河ドラマの脚色が「妻リレー」というドラマチックな形で2人のヒロインに命を吹き込んでいる、というわけだ。
滋賀との深いつながり
今回のイベントが滋賀で行われたのも、おじさん的には意味深長に感じるよ。秀長・秀吉兄弟の出身地は尾張(現在の愛知県)だが、秀吉が天下への足掛かりにした「近江」(現在の滋賀県)は豊臣一族にとって縁の深い地なんだ。たとえば長浜城は秀吉が初めて城主となった城で、現在の長浜市に復元天守が立っている。滋賀県は毎年大河ドラマに合わせた観光キャンペーンを展開しており、2025年は「豊臣兄弟!」の舞台のひとつとして注目を集めているわけだ。
まとめ—妻たちが織りなす「もう一つの豊臣物語」
というわけで、今週の「豊臣兄弟!」周辺ニュースはなかなか盛りだくさんだったろう? 白石聖から吉岡里帆へと受け継がれる「小一郎の妻リレー」は、単なるキャスト交代じゃなくて、歴史上の女性たちの生き様が現代の女優たちによって丁寧に紡がれていく物語でもあるんだよ。
吉岡里帆が「直さんの言葉が受け継がれていく」という白石聖のコメントを受け取って慶を演じていく、という構図は、ドラマとしても史実としてもなかなかグッとくるものがあるじゃないか。
大河ドラマってのは毎年「知っているようで知らなかった歴史」を教えてくれる最高のエンタメだよ。「豊臣兄弟!」をまだ観ていない人は、ぜひここで追いかけ始めてみてくれ。おじさんも毎週欠かさず観てるぞ。
まあ、これからどんな展開が待っているのか、一緒に楽しもうじゃないか!
うんちくおじさんの豆知識コーナー
「大和大納言」の石高は実は徳川家康より多かった!
ちょっと聞いてくれよ、これ知ってる人は少ないと思うんだけど——。天正年間の豊臣政権において、秀長が治めた大和・紀伊・和泉の3か国の石高は合計で約119万石と推定されている。一方、同時期の徳川家康の領国(東海5か国)は約150万石とやや上だが、秀長は「譜代の家臣を率いる独立大名」ではなく、「兄の政権の一部として機能する副将」だったことを考えると、その実質的な権限の大きさは数字以上だったと言われているんだよ。信長・秀吉・家康の三英傑が語られる戦国史で、秀長の名前がもっと出てきてもいいはずなんだが……おじさんはそこがちょっと悔しいねえ。