やあやあ、今日のおじさんはちょっと興奮気味なんだよ。ガンダム好きにはたまらないニュースが飛び込んできてね、しかも上田麗奈さんという素晴らしい声優さんの話まで絡んでくるもんだから、語らずにはいられない。

閃光のハサウェイという作品、まず押さえておこう

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』シリーズについて知らない人のために、おじさんが軽く解説してやろう。原作は富野由悠季先生が1989年から1990年にかけてKADOKAWAから刊行した小説3部作だよ。舞台は宇宙世紀(UC)0105年——1988年公開の劇場版『逆襲のシャア』の12年後という設定だ。

劇場版第1作は2021年6月11日に公開されて、コロナ禍という逆境にもかかわらず興行収入13億円超という快挙を達成した。Netflixでの全世界同時配信もあって、海外ガンダムファンの間でも大きな話題になったんだよ。ハサウェイ・ノア役に小野賢章さん、そして今回の主役・ギギ・アンダルシア役に上田麗奈さんが起用されている。

『キルケーの魔女』舞台挨拶で何があったのか

最新作『キルケーの魔女』の大ヒット御礼舞台挨拶で、上田麗奈さんがギギのイメージを想起させる衣装で登場したんだ。これがSNSでも話題になってね。

声優さんが役のイメージに合わせた衣装を纏って舞台に立つ——これは単なるファンサービスじゃない。役への深い理解と愛情の表れなんだよ。上田さんがどれだけギギというキャラクターに寄り添い、作品を愛しているかが伝わってくる行動だよ。

またハサウェイ役の小野賢章さんは、20回以上観るファンがいるという話に驚いて「人力ニュータイプになれる」とコメントした。SCREENXという特殊上映フォーマットについては「努力の結果でニュータイプに」と語り、会場を沸かせたんだ。

うんちくおじさんの豆知識コーナー

ちょっと聞いてくれよ、今作のタイトル「キルケー(Circe)」について面白い話があるんだよ。

キルケーはホメロスの叙事詩『オデュッセイア』(紀元前8世紀頃の作品)に登場するギリシャ神話の魔女でね、太陽神ヘリオスと海のニンフ・ペルセーの娘という半神半人の存在なんだ。オデュッセウスの部下たちを豚に変えたことで有名だけど、実は予言の力も持ち、冥界への道をオデュッセウスに教えた一面もある。「魔性の女」でありながら「道を示す者」でもあるという二面性が、ギギ・アンダルシアというキャラクターの本質とまさに重なるんだよ。

そしてSCREENXについても触れておこうか。これは韓国のCJ CGVが2012年に開発した270度パノラマ上映システムで、通常の正面スクリーンに加えて左右の壁面にも映像が広がる技術だよ。2024年時点で世界35カ国以上、300スクリーン以上に導入されている。宇宙での戦闘シーンをこのフォーマットで観ると、文字通り「宇宙に包まれる」感覚になるんだよ。

上田麗奈さんという声優の実力

上田麗奈さんは1993年3月27日生まれ、愛知県出身の声優・歌手だよ。所属はアイムエンタープライズ。2012年頃から本格的に声優活動をスタートさせた。

代表作として忘れられないのは2018年放送の『宇宙よりも遠い場所』だね。白瀬しらせ役を演じ、その繊細な感情表現で多くのファンの心を掴んだ。「宇宙よりも」は第2回アニメアワードで最優秀アニメ賞を受賞した作品で、上田さんはそこで重要な役割を担ったんだよ。

声優業と並行して歌手活動も行っており、独自の世界観を持つアーティストとして評価が高い。歌声の透明感とほんのり影のある表情——それがギギ・アンダルシアという謎めいた少女のイメージとぴったり合致したんじゃないかと、おじさんは思うわけだよ。

ギギ・アンダルシアというキャラクターの難しさ

ギギというキャラクターはね、単純な「ヒロイン」じゃないんだよ。彼女の言動には常に何か計算があるような、それでいて無邪気なような、つかみどころのない複雑さがある。1989年の原作小説から30年以上の時を経て映像化されたこのキャラクターを、上田さんは見事に現代の観客に届けているんだ。

まとめ

おじさんに言わせれば、声優さんってのは「声だけのアーティスト」じゃないんだよ。舞台挨拶でギギのイメージを纏って現れた上田麗奈さんの姿は、役者としての矜持を感じさせる素晴らしいものだったよ。

『閃光のハサウェイ キルケーの魔女』、まだ観ていない君はぜひ第1作から観てくれよ。宇宙世紀の重厚な歴史と、上田麗奈さんが作り上げたギギの魅力——きっと何度でも観たくなるはずだよ。おじさんも劇場に急ぐとするかね!