やあやあ、久しぶりだね。今日はスーパーマーケットの話をしようじゃないか。

「えっ、スーパーの話?」なんて思った君、ちょっと待ってくれよ。マルエツ、侮るなかれ。このスーパー、調べれば調べるほど面白いんだ。おじさんが熱く語るから最後まで付き合ってくれ。

マルエツって、そもそも何者?

首都圏に住んでいる人なら「あ、あのスーパーか」とピンと来るだろう。マルエツは東京・神奈川・埼玉・千葉を中心に展開する食品スーパーマーケットチェーンで、2024年時点で関東圏に約300店舗以上を持つ大手小売チェーンさ。

会社の正式名称は株式会社マルエツで、設立は1949年。戦後復興の波に乗りながら、「丸悦」という食料品店が前身なんだよ。現在はイオングループの傘下に入っており、2015年にはユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)という持株会社が設立され、カスミ・マックスバリュ関東と経営統合されているんだ。年間売上高はU.S.M.H全体で約7,000億円規模という堂々たるサイズさ。

注目ニュース:マルエツプチ 西横浜駅前店が2026年4月9日オープン!

そして今、マルエツが熱い理由がこれだよ。2026年4月9日、神奈川県横浜市西区に「マルエツプチ 西横浜駅前店」がオープンするんだ。

注目なのは年商目標が4億7,000万円という数字だ。都市型小型スーパーとして、西横浜駅という交通の要所にピタリと立地を合わせてきた。コンパクトながら攻める姿勢、まさにマルエツプチの真骨頂といったところだね。

「プチ」フォーマットって何が違うの?

ここで少し解説させてくれよ。マルエツには通常の「マルエツ」と「マルエツプチ」の2フォーマットがある。

  • マルエツ(通常型):郊外型・大型店舗、品揃え充実、駐車場あり
  • マルエツプチ:都市型・小型店舗、駅前・駅ビル・繁華街に出店、徒歩圏の生活者をターゲット

マルエツプチは、いわゆる「都市型スーパー」の先駆け的存在で、2006年頃から本格展開を始めた業態なんだ。コンビニより広く、普通のスーパーより小さい——この絶妙なポジションが、通勤帰りのサラリーマンや一人暮らしの若者たちに刺さっているんだよ。

おじさんのうんちくコーナー:スーパーマーケットの「小型化」トレンドの裏側

まあ聞いてくれよ、実はこれ、日本の小売業界全体の大きな流れなんだ。

国土交通省の調査によると、2023年時点で日本の単独世帯(一人暮らし)は全世帯の約38.1%、約2,115万世帯に達している。さらに2040年には全世帯の約39.3%が単独世帯になると予測されているんだ。

つまり、「家族4人分の食材をまとめ買い」スタイルの需要が相対的に縮小し、「今日の分だけ、近所でサッと買う」需要が急拡大しているわけさ。

マルエツプチの出店戦略はこのトレンドを読んでいる。西横浜駅前という立地選定も、相鉄線・JR線が交差するターミナル駅として1日の乗降客数が約3万人規模という交通量を見込んでのことだよ。

マルエツの知られざる歴史と豆知識

豆知識①:名前の由来は「丸」と「悦び」

マルエツという社名、「マル」は「円満」「丸く収める」の意味を持つ「丸」から、「エツ」は「悦び」の「悦」から来ているんだよ。つまり「皆が丸く、悦ぶお店」という意味さ。昭和の商売人らしい、温かみのある由来だろう?

豆知識②:PB(プライベートブランド)の充実ぶりがすごい

マルエツはイオングループ傘下ということで、「トップバリュ」ブランドの商品が豊富に揃っている。トップバリュは1994年にイオン(当時ジャスコ)が立ち上げたPBブランドで、2024年時点で約5,000品目以上のアイテム数を誇る日本最大級のPBブランドなんだ。

国内のPB市場全体では、2023年度の食品PB比率が金額ベースで約12〜15%程度とされているが、マルエツではその比率がさらに高い水準で維持されており、家計に優しい価格設定が消費者の支持を集めているよ。

豆知識③:デジタル化でも先進的

最近のマルエツはデジタルシフトにも積極的でね。セルフレジの導入はもちろん、「マルエツアプリ」を通じたデジタルチラシ・電子クーポンの配布、さらにはネットスーパーサービスも展開中だ。

特に「U.S.M.Hネットスーパー」は2022年より大幅にサービスを拡充し、最短翌日配送にも対応。食品小売のDX(デジタルトランスフォーメーション)において、地域密着型チェーンとして先行している姿勢は評価できるよ。

まとめ:街の食卓を支える縁の下の力持ち

どうだい、マルエツひとつ取ってもこれだけの話があるんだよ。

今回の西横浜駅前店オープンは単なる1店舗増加じゃない。年商4億7,000万円という目標設定、都市型小型フォーマットへの投資、そして単独世帯増加というトレンドへの回答——全部つながってるんだ。

スーパーマーケットって、毎日当たり前のように使うから「普通の場所」に見えるだろう?でもね、その「普通」の裏には、人口動態の読み、出店戦略、物流の革新、デジタル化への投資といった、ものすごく緻密な計算が詰まってる。

次にマルエツに立ち寄るとき、ちょっとだけそんなことを思い出してくれると、おじさんとしては嬉しいよ。

それじゃあまた、面白い話が見つかったら教えてあげるからな!