やあやあ、久しぶりに熱くなれる話題が来たよ。おじさん、ゲーム業界の話となると止まらなくなるんだけど、まあ聞いてくれよ。最近「フロムソフトウェア」がとんでもない動きを見せていてね、これは語らずにはいられないんだ。
フロムソフトウェアって何者なのか、改めて整理しよう
フロム・ソフトウェアは1986年に設立された日本のゲームメーカーさ。最初はオフィス用ソフトウェアの会社だったのが、1994年に『キングスフィールド』でゲーム参入して、今や世界的な名門スタジオになったんだ。現在の社長兼ディレクターは宮崎英高氏で、彼が2009年に手掛けた『Demon’s Souls(デモンズソウルズ)』から本格的にその名を世界に轟かせた。
2022年2月にリリースされた『エルデンリング(ELDEN RING)』は、発売から3日間で世界累計販売本数1200万本を突破し、2024年6月時点では2500万本超えという怪物的セールスを記録している。ゲームオブザイヤー2022を含む多数の賞を総ナメにしたのは、知ってる人も多いだろう。
今まさにホットな話題:マルチプレイ路線への本格シフト
『ELDEN RING NIGHTREIGN』でエルデンリングが変わる
そのフロムが2025年5月30日リリース予定で発表しているのが『ELDEN RING NIGHTREIGN(ナイトレイン)』だ。これ、従来のエルデンリングとはちょっと違って、最大3人の協力プレイに完全特化したスピンオフ作品なんだよ。従来のフロムゲーは「基本ソロ、補助的にオンライン要素あり」という設計が多かったけど、ナイトレインはマルチプレイが前提の設計になっている。価格は4980円(Steam版)と、フルプライスより手を出しやすい設定にしているのも新しい試みさ。
そしてニンテンドースイッチ2向け新作『The Duskbloods』
さらに最近ネットを騒がせたのが『The Duskbloods(ザ・ダスクブラッズ)』だ。ニンテンドースイッチ2向けタイトルとして発表されたこの作品も、マルチプレイを軸に据えた設計とのこと。ところが面白いことが起きていてね、X(旧Twitter)のアルゴリズムが昨年の投稿を「新着」のように拡散してしまい、「ティザー公開!」と騒がれたのに実は去年の投稿だった、なんて騒動もあったんだ。千葉テレビやGame*Sparkも「Xのアルゴリズムに注意」と呼びかけるほどだったよ。SNS時代ならではの情報の混乱というわけさ。
なぜ今、フロムはマルチプレイに力を入れ始めたのか?
Real Soundなどのメディアが「フロムはなぜマルチプレイに挑むのか」という視点で分析しているように、これはフロムにとって大きな戦略転換さ。
考えてみれば、エルデンリングで2500万本という天井に近いところまで到達したフロム。次の成長軸を探したとき、「協力プレイ・対戦プレイ」という未開拓地に目が向くのは自然な流れだよ。近年の世界的ゲームトレンドを見ると、2017年の『PUBG』以降バトルロイヤル・協力系ゲームが市場を席巻していて、2023年には『Baldur’s Gate 3』がマルチ協力プレイを武器に空前のヒットを飛ばした。
フロムのIPが持つ世界観の強度と、こうした協力・対戦フォーマットを組み合わせれば、既存ファン層に加えて新規層も取り込める。ナイトレインとダスクブラッズはその実験台でもある、と見るのがおじさんの読みだね。
スイッチ2という選択も興味深い
『The Duskbloods』がニンテンドースイッチ2向けというのも戦略的で面白い。任天堂プラットフォームは従来フロムとあまり縁がなかったが、スイッチ2の携帯・据置き両対応という特性はマルチプレイゲームとの相性がいい。友人と集まってサクッと遊ぶ、という使い方がしやすいからね。
まとめ:フロムの新たな挑戦、見届けようじゃないか
まあ、結局のところフロム・ソフトウェアは1986年の設立から40年、常に変化しながら生き残ってきた会社なんだよ。キングスフィールドからデモンズソウルズ、そしてエルデンリングへ——毎回「今度は何が来るんだ」とファンをドキドキさせ続けてきた。
今回のマルチプレイ路線シフトも、その長い歴史の中の一転換点に過ぎないのかもしれない。ナイトレインが2025年5月30日に世に出て、ダスクブラッズがスイッチ2と共に登場するとき、またゲーム業界がひっくり返るような衝撃があるかもしれないよ。
おじさん、そういう「時代の変わり目」を見届けるのが大好きなんだよね。君たちも一緒に楽しみにしていてくれよ!
おじさんのうんちくコーナー:フロムの「死にゲー」はなぜ生まれたのか?
おじさんに言わせれば、フロムの高難度路線には明確な歴史的文脈があるんだよ。
うんちく①:『Demon’s Souls』は「失敗作」になりかけていた
2009年にPlayStation 3向けに発売された『Demon’s Souls』、実は当初ソニーが「難しすぎて売れない」として北米展開に難色を示したとされている。結果的にAtlus USAが北米パブリッシングを引き受け、口コミで火がついて大ヒット。この判断がなければ「死にゲー」ジャンルそのものが生まれなかったかもしれない。
うんちく②:宮崎英高氏はもともとITエンジニアだった
宮崎英高氏は大学卒業後、Oracle Corporationのシステムエンジニアとして働いていたんだ。ゲーム業界への転身は20代後半のこと。その異色のキャリアが「システム設計のように精緻なゲームバランス」を生み出しているとも言われているよ。
うんちく③:「フロムソフトウェア」という社名の由来
「FROM SOFTWARE」という社名、実はコンピューターの専門用語「FROM(フラッシュROM)」に由来するという説と、「ソフトウェアを届ける(FROM us TO you)」という意味を込めたという説がある。1986年当時はオフィスソフト開発会社だったから、現在の社名のイメージとはだいぶギャップがあるだろう?