やあやあ、久しぶりだね。今日はあの「激安の殿堂」でおなじみのドン・キホーテについて、ちょっと深いところまで話してあげようじゃないか。

スーパーのオリンピックを買収しただとか、「ロビン・フッド」なんて新業態を出すだとか、最近ドン・キホーテの親会社がなかなか動いているんだよ。「また安売り店が増えるのか」なんて思ってるだけじゃもったいない。この話にはもっと深い背景があるんだよ。

まず、ドン・キホーテってどんな会社なのか整理しようか

ドン・キホーテの運営会社は現在、PPIH(パン・パシフィック・インターナショナル・ホールディングス)という名前になっている。2019年に社名変更したんだよ。

創業者は安田隆夫(やすだ・たかお)氏。1949年生まれで、1978年に東京・杉並区で「泥棒市場」という名の小さな深夜営業ディスカウントストアを開いたのが始まりさ。それが1989年に東京・府中市で「ドン・キホーテ1号店」として生まれ変わった。

今や国内に700店舗以上、海外(ハワイ・シンガポール・タイなど)にも展開していて、2023年6月期の売上高は約1兆9,000億円に達している。日本有数の小売グループに育ったわけだよ。

「ドン・キホーテ」という名前の由来

そもそも「ドン・キホーテ」って、スペインの文豪ミゲル・デ・セルバンテスが1605年に書いた小説の主人公名だろう?風車を巨人だと思って突っ込んでいくあの騎士さ。「常識を疑い、夢に向かって突進する」という精神にあやかって安田氏が名付けたと言われているんだよ。

最近のビッグニュース:オリンピック買収と新業態「ロビン・フッド」

ここで最近のニュースを紹介しようか。

まず、PPIHが首都圏スーパーのオリンピックを買収した件だ。オリンピックは1958年創業、首都圏に約50店舗を展開してきたスーパーマーケットチェーン。食料品を中心に地域に根ざした営業をしてきたんだが、昨今の物価高で収益環境が厳しくなっていた。PPIHにとっては首都圏での食品強化、オリンピック側には経営基盤の安定、双方にメリットがある形だよ。

日本経済新聞が「物価高が再編促す」と報じたように、食品スーパー業界は今まさに再編の波の真っ只中にあるんだ。

そしてもう一つ。PPIHは中京エリアでピアゴ4店舗を「ロビン・フッド」という新業態にリニューアルすると発表した。三重県四日市市のピアゴ久保田店は2026年5月31日に閉店し、その後、三重県初の「ロビン・フッド」店舗としてオープン予定だ。

ピアゴは、PPIHが2019年に経営統合したユニー(UNY)のスーパーマーケットブランドだよ。つまりPPIHは自社グループ内の既存スーパーを、より価格訴求力の強い新業態へと転換させていくわけだ。

おじさんの豆知識コーナー:「ロビン・フッド」に込めた意味

まあ、聞いてくれよ。「ロビン・フッド」といえば12〜13世紀のイングランドの伝説的な義賊だろう?シャーウッドの森に潜み、金持ちから奪って貧しい人に分け与えるというキャラクターだ。

実はこれ、「高くなってしまった食料品を、庶民に手頃な価格で届ける」というコンセプトを名前に込めているんだよ。ドン・キホーテが「風車に突っ込む無謀な挑戦者」なら、ロビン・フッドは「庶民の味方」。物価高の時代にうまいネーミングをしたもんだろう?

ちなみに「ロビン・フッド」の話は14世紀の叙事詩『ロビン・フッドとモンク』が最古の文献の一つとされているが、実在の人物かどうかは歴史家の間でいまだに議論が続いているんだよ。

ドン・キホーテの「迷宮店舗」は意図的に作られている

おじさん的にもっと面白い話をしようか。ドン・キホーテの店内ってごちゃごちゃして迷路みたいだろう?あれ、実はわざとそうしてあるんだよ。

圧縮陳列」と呼ばれる独自の陳列方式で、商品を天井近くまでぎっしり積み上げて、まるで宝探しのような感覚を演出している。これを業界では「ジャングル型店舗」と呼ぶことがあるくらいだ。

客が迷いながら歩き回ることで、滞在時間が延び、ついで買いが増えるというわけさ。来るたびに新しい商品を発見する「宝探し感覚」が、リピーターを生む仕掛けになっている。

深夜営業の先駆者でもあった

ドン・キホーテは日本のディスカウントストア業界で24時間・深夜営業を本格的に普及させた先駆者でもある。1980年代当時、深夜に買い物できる大型店は珍しかった。「夜しか買い物に行けない人たちを大切にしたい」という安田氏の考えが出発点だったんだよ。

まとめ:物価高の時代だからこそ、ドンキの動向を追おう

どうだい、ドン・キホーテって単なる安売り店じゃないだろう?1989年の府中1号店から始まって、オリンピックの買収、ロビン・フッドという新業態の投入まで、物価高の時代に合わせて進化し続けているんだよ。

セルバンテスの小説の主人公みたいに、常識に挑み続ける企業体質が今も生きているわけさ。スーパーやディスカウントストアに行く時は、その裏にある歴史やビジネス戦略を想像しながら歩いてみるのも面白いんじゃないかな。

おじさんに言わせれば、「安いものを買う」より「なぜ安いのかを知る」ほうが、何倍もお得な買い物ってもんだよ。またね!