やあやあ、ちょっと聞いてくれよ。
2026年4月、お笑いコンビ「ぺこぱ」のシュウペイがSNS上での投稿が原因で炎上し、その投稿を削除した上で「本当に申し訳ありませんでした」「ご不快な思いをされた皆さまには心よりお詫び申し上げます」と謝罪するという事態になったんだ。芸能人のSNS炎上としてネットニュースを賑わせたわけさ。
まあ、聞いてくれよ。シュウペイといえば「ノリツッコまないスタイル」で一世を風靡したあのぺこぱのツッコミ担当だろう? 今回の件、ファンとしてはショックだったかもしれないね。おじさんはこれを機に、芸人とSNSの関係、そしてぺこぱというコンビの軌跡について、ちょっと深掘りしてみようと思うんだ。
ぺこぱって、どんなコンビだったっけ?
ぺこぱは、松陰寺太勇(ぼけ担当)とシュウペイ(ツッコミ担当)の2人組お笑いコンビさ。2008年にコンビ結成、東京吉本に所属しているんだけど、長らく「売れない芸人」として下積みを続けていたんだ。
ところが2019年のM-1グランプリで大躍進。決勝で「ノリツッコまない」という独自スタイルを披露し、「時よ止まれ!」「どんな人間にも歩んできた道がある!」などのポジティブな言葉でツッコむネタが大ウケして、3位入賞を果たしたんだよ。
このM-1以降、ぺこぱは一気にブレイク。2020年には各テレビ局のバラエティに引っ張りだこになり、特にシュウペイはそのギャル男風の派手な外見とキャラクターで人気を集めたんだ。フォロワー数も急増して、X(旧Twitter)では2024年時点で30万人超のフォロワーを持つインフルエンサー的な立場にもなっていたわけさ。
芸能人のSNS炎上って、実はよくある話なんだよ
日本のSNS利用者数はどれくらい?
おじさんに言わせれば、SNS炎上ってのは今の芸能界で避けては通れないリスクになってしまったんだ。
総務省の「情報通信白書」によれば、日本のSNS利用率は2023年時点で約80%に達している。X(旧Twitter)の国内月間アクティブユーザー数は約6,700万人(2022年時点)とも言われていてね。これだけ多くの目が向いている場所で発信すれば、たった一つの投稿が瞬時に何万人もの目に触れるんだ。
過去の芸能人SNS炎上事例
実際、芸能人のSNS炎上はここ数年で急増している。日本トレンドリサーチの調査(2023年)によれば、芸能人・インフルエンサーのSNS炎上件数は2018年比で約2.3倍に増加しているというデータがあるんだよ。
とりわけ2020年代以降、Xのリポスト機能やスクリーンショットの拡散スピードが上がったことで、投稿を削除しても「魚拓」として記録されることが多くなってしまった。シュウペイの件でも削除・謝罪という対応が取られたけど、それだけではなかなか火が消えないのが現代のSNSの怖いところだね。
お笑い芸人とSNSの難しい関係
おじさんがここで言いたいのはね、お笑い芸人とSNSって、実はとても相性が難しい組み合わせだということなんだ。
芸人の笑いって、多くの場合「文脈」の中で成立するものだろう? 舞台やテレビでは、前後のやり取り、表情、間、そして「この人はこういうキャラクターだ」という視聴者との共通認識があってこそ笑いになる。
ところがSNSの投稿って、その文脈がほぼゼロで届くんだよ。140文字(現在は280文字まで拡大されたけど)の中に笑いを詰め込もうとすると、どうしても誤解を招きやすくなる。「これはジョークだろう」と思って見る人と「これは不謹慎だ」と思って見る人がいれば、後者の声の方が大きく広がりやすいのが現代のSNSの構造なんだ。
実際に2010年代後半から、多くの人気芸人がSNSで失言・炎上を経験している。坂上忍、渡部建(アンジャッシュ)、さらには海外では英国の人気コメディアンがキャンセルカルチャーの対象になるケースも増えた。特にお笑い出身の芸人は「攻めた発言」が持ち味だからこそ、SNSでのリスクが高いとも言えるんだよ。
シュウペイへの今後の期待
まあ、今回の件でシュウペイがどんな投稿をしたのかという詳細はさておき、謝罪・削除という対応を素早く取ったことは評価できるよ。
ぺこぱというコンビが掲げてきた「ノリツッコまない」「どんな人間にも道がある」というメッセージは、実に人間の多様性を肯定するもので、そのスタイルは2019年のM-1以来多くの人の心を救ってきたんだ。下積み11年間、売れない時代を経て掴んだスターダムだからこそ、ファンも期待が大きい。
失敗があっても、そこから学んで前に進む姿こそ、「どんな人間にも歩んできた道がある」のぺこぱらしい生き方じゃないかな。おじさんはそう思うよ。
まとめ
やあやあ、最後まで聞いてくれてありがとよ。
今回のシュウペイ炎上騒動は、芸能人とSNSの難しさを改めて浮き彫りにした出来事だったね。SNS利用者6,700万人という巨大な「舞台」の上では、たった一言が思わぬ形で広がってしまう。
「炎上」という言葉が2005年頃から使われ始めて約20年。その間にSNSはますます巨大になって、芸能人にとってのリスクも比例して高まっているんだ。それでも多くの芸人・芸能人が発信を続けるのは、ファンとの距離を縮める手段として、やはりSNSが欠かせないツールになっているからだろうね。
シュウペイにはこの経験を糧に、これからもぺこぱらしいポジティブな発信を続けてほしいと思うよ。おじさんも、これからも応援しているからね。
じゃあ、またうんちく話しようぜ!
うんちくおじさんの豆知識コーナー:「炎上」という言葉の歴史
ちょっと聞いてくれよ。「炎上」という言葉をネット用語として使い始めたのはいつ頃か知ってるかい?
実はこの使い方が広まったのは2005〜2006年頃のこと。当時の個人ブログ文化が全盛期で、有名ブロガーが不用意な発言をするとコメント欄が批判で埋め尽くされる現象が頻発したんだ。「コメント欄が炎のように燃え盛る」ことから「炎上」と呼ばれるようになったのさ。
さらに遡ると、英語圏では「flaming(フレイミング)」という用語が1990年代のニュースグループやメーリングリスト時代からあって、「火を噴くような激しい言葉で攻撃すること」を意味していた。日本語の「炎上」はこれとは独立して生まれたとも言われているよ。
また、「炎上マーケティング」という言葉も生まれていて、意図的に物議を醸す投稿をして注目を集める手法もあるんだ。ただし、これは諸刃の剣でリスクが極めて高いことも覚えておいてくれよ。