やあやあ、おじさんだよ!今日はね、愛知県民なら誰もが一度は食べたことがある、あの懐かしいお菓子の話をしようと思ってさ。

2026年4月3日、「しるこサンド」のプレミアムブランドSHIRUKOTTE(シルコッテ)の2号店が、愛知県岡崎市についにオープンしたんだよ。これはただのお菓子屋さんのオープンじゃなくてね、70年以上の歴史を持つ愛知のソウルフードが新しいステージに踏み出した瞬間なんだ。おじさんが詳しく解説してあげよう。

しるこサンド、70年の軌跡

まずは「しるこサンド」の基本を押さえておこうか。

製造しているのは松永製菓株式会社(本社:愛知県名古屋市)でね、戦後の復興期から愛知の食文化を支えてきた老舗菓子メーカーさ。しるこサンドの発売は1955年(昭和30年)ごろで、もう70年近く愛され続けているというわけだよ。

商品の特徴はなんといっても「しるこ(汁粉)風味のクリームをビスケットでサンドする」というアイデアなんだ。和のテイストを洋菓子の形式で表現した、今でいう「和洋折衷」の先駆けとも言えるね。1袋(約130g)で200円前後という価格帯は、普段使いのおやつとして申し分ない。愛知県内のコンビニや量販店では定番商品として常時陳列されており、愛知を代表する土産物の一つにもなっているよ。

SHIRUKOTTEとはどんな業態か

おじさんに言わせれば、松永製菓のSHIRUKOTTE展開は時代の変化をしっかり読んだ戦略だよ。

SHIRUKOTTEはしるこサンドのDNAを受け継ぎながらも素材や製法をグレードアップしたプレミアムラインの商品を中心に展開している。さらに贈答用ギフトボックスの充実とカフェスペースを組み合わせた「ギフト&カフェ」という新業態を採用しているんだ。「食べるだけでなく、体験する・贈る」という付加価値を追求したコンセプトさ。

1号店の好評を受けて今回の岡崎市への2号店出店に至ったわけで、岡崎という立地選択は非常に計算されていると思うよ。

なぜ岡崎市が2号店に選ばれたのか

岡崎市は人口約38万5千人(2025年現在、愛知県内第4位の中核市)を誇る街でね、名古屋市から名古屋鉄道名古屋本線で約40分、東海道本線では約28分という好アクセスの立地なんだ。

2023年のNHK大河ドラマ「どうする家康」(主演:松本潤)の放映をきっかけに、徳川家康生誕の地として岡崎城公園への観光客が急増した。2023年の観光入込客数は岡崎市の過去最多水準を記録し、岡崎城周辺エリアは全国的な知名度を大きく高めた。観光客へのプレミアムなお土産体験を提供できる立地として、岡崎市は理想的だったわけさ。

おじさんの豆知識コーナー:「おしるこ」は江戸時代の塩味屋台グルメだった

おじさんがちょっといいことを教えてあげよう。

おしるこ(汁粉)の原型は江戸時代初期(17世紀前半)にまでさかのぼる。当時の屋台で売られていた「しるこ」はね、現代のような甘い小豆汁ではなく、小豆を炒って砕き塩や味噌で調味した塩味の汁ものだったんだよ。甘いおしるこに変化したのは砂糖が庶民に広まった18世紀後半(江戸中〜後期)のこと。当時、砂糖は薩摩藩などが管理する高級品で、庶民が気軽に使えるようになったのはかなり後のことなんだ。

さらに面白いのが関東と関西の違いでね、関東では「こしあん=おしるこ、粒あん=ぜんざい」、関西では「汁気があるもの全般=おしるこ」という区別になっている。愛知はちょうど文化の境界線上にあって両方の呼び方が混在しているんだ。1955年に松永製菓が「しるこ」をビスケットにサンドするという和洋折衷のアイデアを商品化したのは、名古屋文化の懐の深さを感じさせるね。

ビスケットは大航海時代の保存食だった

せっかくだから、もう一個うんちくをくれてやろうか。

ビスケット(biscuit)という言葉は、フランス語の「bis(2回)」「cuit(焼いた)」を組み合わせた言葉で、文字通り「2度焼きのもの」という意味なんだよ。その起源は15〜16世紀の大航海時代にさかのぼる。長い航海中の保存食として水分を徹底的に飛ばすために2度焼きして保存性を高めた、屈強な航海食が原型なんだ。

コロンブスがアメリカ大陸に渡った1492年も、バスコ・ダ・ガマがインド航路を開拓した1498年も、船員たちはこのビスケットを食べていたわけさ。今では甘くてサクサクのスナックになっているけど、その祖先は嵐の大西洋を渡った保存食だと思うと、なかなかロマンがあるだろう?

まとめ:岡崎でプレミアムなしるこ体験を

SHIRUKOTTE岡崎2号店は2026年4月3日にオープンしたばかりだよ。

しるこサンドを食べながら育った愛知の人はもちろん、岡崎城観光を楽しむ旅行者にとっても、ちょっと特別なお土産や休憩スポットとして重宝しそうだね。通常のしるこサンドとプレミアムラインを食べ比べてみれば、70年の歴史がどんなふうに進化したかを舌で感じることができるよ。まあ、おじさんも近いうちに岡崎まで足を運んでみようと思っているさ!