やあやあ、久しぶりに那須の話をしようじゃないか。

春になると決まって那須高原の話題が出てくるんだけど、おじさんに言わせれば、那須は「ただの観光地」なんかじゃないんだよ。歴史あり、自然あり、皇室との深〜い縁あり。今日はそのへんをじっくり掘り下げてみようと思う。まあ、聞いてくれよ。

那須高原ってどんな場所なの?

那須高原は栃木県那須郡那須町に位置する、関東屈指のリゾートエリアだ。東北自動車道の那須インターチェンジから降りてすぐのアクセスの良さもあって、東京から車で約2時間ちょっとという絶好のポジションにある。

標高約900〜1,500メートルのなだらかな高原地帯が広がっていて、夏は涼しく、冬は雪景色が楽しめる。年間の観光客数はなんと約800万人にのぼるとも言われていて、栃木県を代表する観光スポットとして不動の地位を確立しているんだ。

那須岳(茶臼岳)は現役の活火山だぞ

那須高原のシンボルといえば那須岳(茶臼岳)。標高は1,915メートルで、気象庁が指定する活火山のひとつなんだ。頂上付近では今も硫黄の噴気が立ち上り、まるで地球が生きているのを実感できる場所だよ。

ロープウェイを使えば山麓駅(標高約1,390メートル)から山頂駅(標高約1,684メートル)まで約4分で登れる。2024年のリニューアル工事を経て、現在は最新設備で快適に高原の絶景を楽しめるようになっているんだ。

那須岳の噴火記録は古く、1953年(昭和28年)2月の水蒸気爆発では登山客11名が死亡するという痛ましい事故も起きている。それだけ、自然の力が今もリアルに息づいている場所だということは忘れてはいけないね。

皇室と那須の深〜い縁

ちょっと聞いてくれよ、那須にはもうひとつ重要なポイントがある。それが那須御用邸だ。

那須御用邸が設けられたのは1926年(大正15年)のこと。以来、皇室の方々が夏の避暑地として毎年訪れる場所として定着してきた。上皇ご夫妻が那須で静養されるニュースは、毎年夏の風物詩のようになっていたよね。

2023年夏には天皇皇后両陛下がご一家で那須に滞在され、愛子内親王殿下も高原を散策されたとニュースで報道された。こうした皇室との縁が、那須に「格式ある保養地」というイメージをしっかり根付かせているんだろうね。

おじさんの豆知識コーナー:那須温泉の歴史は1,300年以上!

那須温泉郷の歴史、実はめちゃくちゃ古いんだよ。開湯は奈良時代の718年(養老2年)とされていて、今から1,300年以上前の話だ。

伝説によると、鷹を追っていた狩人が傷ついた白鹿を発見し、その鹿が湯に浸かって傷を癒しているのを目撃したのが始まりとか。この「鹿の湯」は現在も那須湯本温泉に実在する老舗の外湯で、硫黄泉の源泉かけ流しを42〜48℃の複数の湯船で楽しめる施設として地元民や温泉マニアに愛されているんだ。

ちなみに松尾芭蕉が「奥の細道」の旅の途中に那須を通ったのは1689年(元禄2年)。「野を横に 馬引きむけよ ほととぎす」という一句を詠んだ場所として、那須野が原はその名を文学史に刻んでいる。

那須どうぶつ王国と観光の進化

那須は自然だけじゃなく、テーマパークも充実しているのが強みだ。

那須どうぶつ王国は1986年のオープン以来、約700種・3,500頭の動物を飼育・展示する複合型テーマパークとして成長してきた。敷地面積は約123ヘクタールという広大さで、特にバードパフォーマンスショーはメディアにも度々取り上げられる看板コンテンツだ。ワシやタカが観客の頭すれすれを飛ぶあのショー、おじさんも正直ちょっとビビったよ(笑)。

また、2000年にオープンした那須ガーデンアウトレットは、東北最大級のアウトレットモールとして年間約250万人の来場者を集めている。プレミアム・アウトレットに匹敵する規模で、約170店舗が軒を連ねているんだ。

那須野が原の開拓史も見逃せない

高原だけが那須じゃない。その裾野に広がる那須野が原は、明治時代に大規模な開拓事業が行われた場所として知られている。

1881年(明治14年)、明治政府は士族の授産・開墾政策として那須野が原の開拓を奨励。山縣有朋・西郷従道・松方正義といった明治の元勲たちが別荘や牧場を設けたことでも有名だ。現在の那須塩原市(2005年に黒磯市・塩原町・西那須野町が合併して誕生)には、当時の開拓記念館や史跡が多数残っている。

2026年春の那須トレンド事情

4月に入って那須高原ではヤシオツツジ(那須のシャクナゲとも呼ばれる)の開花シーズンが始まっている。例年4月下旬〜5月中旬がピークで、殺生石周辺や那須岳登山道沿いが桃色に染まる光景は絶景だよ。

さらに2026年春は、那須高原エリアで新たなグランピング施設が相次いでオープンしていて、若いカップルや家族連れに人気を集めているとのこと。コロナ禍を経てアウトドア需要が定着した流れが、那須にも確実に波及しているね。

まとめ:那須は「深い」場所なんだよ

どうだい?那須って聞いてちょっと「ああ、観光地ね」くらいに思ってた人も、今日の話で見方が変わったんじゃないかな。

1,300年の温泉の歴史、現役の活火山、皇室との縁、明治の開拓史……これだけのうんちくを持つ場所って、そうそうないよ。おじさんに言わせれば、那須は「知れば知るほど面白い」場所の筆頭格なんだ。

春の高原、夏の避暑、秋の紅葉、冬のスキー。四季を通じて楽しめる那須に、ぜひ足を運んでみてくれよ。行く前にちょっと歴史を調べてから行くと、また一段と味わい深くなるもんだよ。じゃあね!