やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんが長年注目してきた俳優、菅田将暉について思う存分語らせてもらうよ。
最近またあちこちで名前を見かけるだろう?そうなんだ、今年2025年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」で豊臣秀長を演じていて、その名軍師ぶりが視聴者の間で大きな話題になっているんだよ。まあ、聞いてくれよ、この人の経歴を振り返ると、なるほどと唸らされることだらけなんだ。
菅田将暉という男、どんな人物か
菅田将暉(すだ まさき)は1993年2月21日、大阪市浪速区生まれ。本名は菅生大喜(すごう だいき)。現在32歳だ。身長は175センチ。もともとダンスをやっていたこともあって、身体能力が高く、その体の使い方が演技に生きているんだよ。
俳優としてのデビューはなんと2009年、16歳のとき。仮面ライダーダブル(W)のフィリップ役で全国区に名前が知られるようになった。そこから10年以上、コンスタントに映画・ドラマで活躍し続けているわけだから、キャリアの長さと充実度はちょっとやそっとじゃない。
演技に鳥肌が立つとはどういうことか
先日TRILL編集部が300名を対象に行ったアンケート「人生で初めて演技に鳥肌が立った俳優」ランキングで、菅田将暉は堂々の2位を獲得した。1位の俳優に対しても「勝手に涙が出た」「心が震えた」という声が集まったが、菅田についても同様の感想が相次いでいる。3位には鈴木亮平が選ばれており、このランキングを見るだけで日本の俳優陣の層の厚さがわかるというものだ。
おじさんに言わせれば、「鳥肌が立つ演技」というのはそうそうできることじゃない。技術だけでは足りなくて、その瞬間に役に完全に没入できる集中力と、観客の感情を動かす何か得体の知れない磁力が必要なんだよ。
ディストラクション・ベイビーズと小松菜奈との初共演
菅田将暉のフィルモグラフィーで外せないのが、2016年公開の映画「ディストラクション・ベイビーズ」だ。真利子哲也監督によるこの作品、菅田は愛媛・松山を舞台に暴力衝動を持つ若者・芦原泰良を演じた。そしてこの映画が、現在の妻である小松菜奈との初の顔合わせ作品でもあるんだ。
この映画、第69回カンヌ国際映画祭の批評家週間に正式出品されるほどの評価を受けたんだよ。暴力描写のリアルさと、その中に滲む空虚さを表現した菅田の演技は当時から「凄まじい」と絶賛された。その後、菅田と小松は2021年11月に結婚を発表。映画の縁が本物の縁になったわけだ。
2025年大河ドラマ「豊臣兄弟!」での存在感
今年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」では、豊臣秀吉の弟・秀長を演じている。秀長といえば、秀吉の天下統一を陰で支えた名参謀であり、「大和大納言」の異名を持つ人物だ。歴史的な記録では、豊臣秀長は1540年生まれとされており、兄・秀吉(1537年生まれ)とは約3歳差。この「できた弟」の役を菅田が演じているわけだが、その繊細かつ芯のある演技が「今大河の名軍師ぶりが話題」と言われるほど視聴者の心をつかんでいる。
変幻自在の俳優像
菅田将暉のすごさは「振り幅」にある、とおじさんは思っている。
- 2014年「海月姫」:女装男子を演じて話題に
- 2016年「ディストラクション・ベイビーズ」:暴力衝動を持つ若者
- 2019年「アルキメデスの大戦」:太平洋戦争前夜の天才数学者
- 2020年「糸」:20年にわたる男女の物語の主演
- 2025年「豊臣兄弟!」:戦国時代の名参謀
これだけ異なるジャンル・時代・人物を演じ分けられる俳優は、日本でもそう多くない。32歳でこのキャリア密度は、並大抵の努力ではないぞ。
まとめ — おじさんから君たちへ
まあ、最後に言わせてくれよ。菅田将暉という俳優は、デビューから15年以上かけて積み上げてきた演技の筋肉がある。2009年の仮面ライダーで少年の心をつかみ、2016年にカンヌで世界に認められ、2019年に音楽で億を超える再生数を叩き出し、2025年の大河で歴史の重みを背負う。
「鳥肌が立つ演技」なんて言葉、そう軽くは使えないものだよ。でも菅田将暉に対してその言葉を使う人が300人中2位になるくらいいるということは、それだけ多くの人の感情を揺さぶってきたということだ。
今度「豊臣兄弟!」を見る機会があったら、豊臣秀長という人物の史実と照らし合わせながら観てみるといいよ。きっと菅田将暉の演技がまた違って見えてくるはずだからね。おじさんが保証するよ。
おじさんの豆知識コーナー:俳優と音楽、二刀流の歴史
ちょっと聞いてくれよ。菅田将暉って俳優だけじゃないのを知ってるかい?
2017年にシングル「見たこともない景色」で本格的に音楽活動をスタートさせ、2019年リリースの「まちがいさがし」は、TBS系ドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌として大ヒット。なんとこの曲、2019年のBillboard JAPANホット100で1位を獲得し、ストリーミング再生数は累計で数億回を超える大ヒット曲になったんだ。
俳優が音楽でも一流の成績を残すというのは、実はかなり珍しいことだよ。日本の芸能史を振り返ると、石原裕次郎(1934〜1987年)も俳優と歌手を両立させた先駆者だったが、裕次郎のヒット曲「嵐を呼ぶ男」は1957年のリリース。それから約60年後に、菅田将暉という新たな二刀流が現れたわけだね。
さらに面白い話をすると、菅田は日本レコード大賞の新人賞こそ取っていないが、ミュージシャン仲間からの信頼も厚く、米津玄師との共同制作「まちがいさがし」は米津が菅田のために書き下ろした楽曲だ。米津玄師といえば「Lemon」で2018年に年間ストリーミング再生数1位を記録した人物。そんな実力者が「菅田のために」と筆を執るあたり、俳優としてだけでなく表現者としての信頼度の高さが伝わるだろう?