やあやあ、久しぶりに教育ネタで盛り上がっていこうじゃないか。

最近、慶應義塾大学がまたニュースに出ていたのを見てね、おじさんはちょっとした懐かしさを覚えたよ。あそこはね、日本の私立大学の歴史そのものと言っていい場所なんだ。今日はその話を、たっぷりしてあげよう。

慶應義塾大学ってどんな大学なんだい?

慶應義塾大学が創立されたのは1858年(安政5年)のことだよ。福澤諭吉が江戸・中津藩中屋敷に開いた「蘭学塾」がその起源だ。当時の日本はまだペリーが来航してから5年しか経っていない時代だよ?それでもう近代的な学問を広めようとしていたんだから、福澤先生は相当な先見の明を持っていたんだね。

現在の慶應義塾大学は、東京・港区三田のメインキャンパスをはじめ、日吉(横浜市)、矢上(横浜市)、信濃町(新宿区)、湘南藤沢(藤沢市)など複数のキャンパスを持ち、在籍学生数は約3万3千人。学部は10学部、大学院は14研究科を擁する総合大学に成長しているんだ。


KPMGとのコラボが5年連続!スタートアップ講座が熱いぞ

まあ、聞いてくれよ。最近出ていたニュースで、おじさんが思わず「さすがだな」と唸った話があってね。

KPMGコンサルティング株式会社と慶應義塾大学が、「スタートアップとビジネスイノベーション」という寄附講座を2026年も継続して開講するというんだ。これが5年連続なんだよ。たった1年や2年じゃなく、5年だよ?企業と大学の連携講座ってなかなか長続きしないものなんだが、これは本物の信頼関係が築けている証拠だね。

この講座では、学生たちが実際にビジネスプランを練って発表するんだそうだ。KPMGのプロフェッショナルたちが直接指導に入るわけだから、教室の中だけの「お勉強」じゃなく、リアルなビジネスの世界を肌で感じながら起業を学べる。これが慶應らしいところだよ。

学生が描くビジネスプランの世界

慶應×KPMGの取り組みで注目なのが、学生自身が考えたビジネスアイデアをプランとして仕上げる実践形式の授業内容だ。机の上の理論だけじゃなく、「実際にこれをビジネスにするとしたら?」という問いに向き合う訓練をするわけだね。

慶應の学生はもともと起業に関心が高い層が多くてね、実際に慶應OBの起業家は日本のスタートアップ界でかなりの存在感を示している。有名どころで言えば、サイバーエージェントの藤田晋氏も慶應出身だよ。


おじさんが教える慶應トリビア3選

その1:1万円札の顔は慶應の創設者だった

福澤諭吉は2024年7月に発行された新紙幣で、1万円札の肖像が渋沢栄一に交代したんだ。それまで実に1984年から40年間、1万円札の顔は福澤諭吉だったわけだよ。慶應義塾の創設者が最高額紙幣の顔を40年も飾り続けるなんて、これはもう日本の近代化への功績を国が認めていた証拠と言っていいだろう?

その2:慶應の「塾」という呼び方には深い意味がある

慶應義塾大学の学生が自校を「慶應」と呼ぶだけでなく、「塾」とも呼ぶのを聞いたことがあるかい?これは単なる略称じゃなくてね、福澤諭吉が「義塾」という名前に込めた思想に由来しているんだ。福澤は「学問は一部の特権階級のものではなく、すべての人に開かれるべき」という考えを持っていて、その精神が「塾」という言葉に今も生きているわけさ。

その3:日吉キャンパス地下に驚きの歴史がある

横浜市港北区にある日吉キャンパスの地下には、旧日本海軍の連合艦隊司令部が置かれていた地下壕が現在も保存されているんだよ。1944年から終戦まで実際に使われていた施設で、現在は「慶應義塾大学日吉キャンパス地下壕」として一般公開(要事前申込)もされている。大学の地下に太平洋戦争の司令部跡があるなんて、なかなか衝撃的だろう?


おじさんの豆知識コーナー:慶應の「三色旗」の意味

ちょっと聞いてくれよ、慶應のシンボルカラーって知ってるかい?

慶應義塾のスクールカラーは紺・赤・白の三色なんだ。この三色旗は通称「ペナント」とも呼ばれ、スポーツ応援の場面などでよく目にするよ。実はこの配色、アメリカの名門大学ハーバード大学のカラーである深紅(クリムゾン)と白を参考にしたという説があるんだ。

福澤諭吉は渡米経験もあり、欧米の大学制度を日本に取り入れることに情熱を注いでいた。そのDNAが色にまで残っているというのは、なかなかロマンがあるじゃないか。

ちなみに早稲田大学のスクールカラーはエンジ色で、この両校は「早慶戦」として野球をはじめ多くのスポーツで伝統のライバル対決を繰り広げている。東京六大学野球の早慶戦は毎年秋に神宮球場で開催され、チケットが即完売になるほどの人気を誇るよ。


体育の授業まで注目されているとは

春の話題として、慶應義塾の体育研究所がおすすめの体育授業を紹介しているニュースも出ていたね。大学の体育の授業が地域のメディアで紹介されるというのは、やっぱり慶應のブランド力があってこそだよ。

実は大学の体育教育って近年改めて見直されていてね、「生涯スポーツ」の観点から、社会に出てからも続けられる運動習慣を在学中に身につけさせようという動きが全国の大学で広まっているんだ。慶應の体育研究所がそういう発信をしているのは、さすがだなと思うよ。


まとめ:168年の歴史は伊達じゃない

慶應義塾大学は1858年の創立から2026年で168年を迎える。日本が明治維新を迎える前から存在し、近代日本の教育と産業界をリードしてきた。

KPMGとの連携講座のように、時代のニーズに合わせて企業や社会と積極的に手を組みながら、学生たちに「実際に使える学問」を提供し続けているのは、福澤諭吉が唱えた「実学」の精神そのものだよ。

おじさんに言わせれば、歴史のある大学の本当の強さは「伝統を守る力」じゃなく「時代に合わせて変わり続ける力」にあると思うんだ。168年間その両方を持ち続けている慶應というのは、やっぱりただものじゃないよ。

さあ、今日のうんちくはたっぷり楽しんでもらえたかい?また面白い話が出てきたら、おじさんが解説してあげるからね。