やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんが広島の天気について、ちょっとばかり熱く語らせてもらうよ。
最近、広島では雨が多いと感じていないかい?2026年3月末から4月頭にかけて、広島県は断続的な雨に見舞われたんだ。3月31日の朝10時20分のニュースでも「広島県は断続的に雨」と報じられていた。まったく、春なのに傘が手放せないとはねえ。
でもね、これには立派な理由があるんだよ。まあ、聞いてくれよ。
「春に三日の晴れ無し」——古くから伝わる天気のことわざ
広島のローカルテレビ・RCC中国放送やTBS NEWS DIGが伝えていたんだが、「春に三日の晴れ無し」という言葉、聞いたことあるかい?これは気象の世界でも有名な格言で、春の天気が周期的に変化することを昔の人がうまく言い表したものなんだ。
RCCが3月の広島の天気を振り返ったところ、見事にこのことわざ通りの天気変化が確認されたというわけさ。晴れたかと思えば3日もしないうちに崩れ、また晴れてまた崩れる——まさに繰り返しのパターンだよね。
なぜ春は天気が周期的に変わるの?おじさんが解説してやろう
移動性高気圧と低気圧のコンビネーション
春の天気変化の主役は「移動性高気圧」だよ。冬の間は日本の西側に張り出すシベリア高気圧が強いんだが、春になるとその勢力が弱まる。代わりに大陸で発生した移動性高気圧が、偏西風に乗って西から東へ、だいたい4〜7日周期で日本列島を通過するんだ。
高気圧が来ると晴れる。でも高気圧が通り過ぎると、今度は低気圧や前線が接近してくる。この交互のコンビネーションが「春に三日の晴れ無し」を生み出しているわけさ。気象学的には「温帯低気圧」が定期的に通過するとも言うね。
広島の地形が天気をさらに複雑にする
ここでちょっとした豆知識を披露させてくれよ。広島市の天気は、実は地形と密接な関係があるんだ。
広島は「瀬戸内海式気候」に属していて、中国山地と四国山地という二つの山脈に挟まれた瀬戸内海の恩恵を受けている。この地形のおかげで、年間降水量は約1,502mm(広島地方気象台の平年値)と、太平洋側の東京(約1,529mm)とほぼ同じながら、梅雨や台風以外の季節は比較的雨が少ない傾向にある。
しかし春になると話が変わる。移動性低気圧が通過する際、中国山地を越えた湿った空気が広島盆地に流れ込みやすくなるんだよ。だから春の広島は「晴れているかと思ったらすぐ雨」という天気になりがちなんだね。
3月の広島、実際どんな天気だったの?
2026年3月の広島を振り返ってみよう。RCC中国放送のニュースによると、春の天気周期変化が典型的な形で現れた月だったという。3月末には再び広島県全域で断続的な雨が降り、4月の声を聞いてもまだ傘が必要な状況が続いていたんだ。
これはまさに「春に三日の晴れ無し」を体現した天気変化だよ。おじさんに言わせれば、「春の雨を楽しめるかどうかが、日本の四季を味わえる人間かどうかの分かれ目」だと思うんだけどね。ちょっと偉そうかな(笑)。
春の雨にまつわる豆知識、もう一丁!
「菜種梅雨」という言葉を知ってるかい?
3月下旬から4月上旬にかけての長雨には、実は「菜種梅雨(なたねづゆ)」という風流な名前がついているんだよ。菜の花が咲く時期と重なることから名付けられたもので、本格的な梅雨(6〜7月)とは別物だ。
菜種梅雨は気象庁の公式な予報用語ではないんだが、江戸時代から使われてきた季語でもあり、俳句の世界では春の雨を表す重要な言葉になっている。広島でもこの時期に広島城周辺や縮景園の菜の花が満開になることがあって、雨の中に春の彩りを感じられるんだよね。
雨と広島の桜の深い関係
広島市の桜の名所といえば、縮景園(1620年に築かれた歴史ある庭園)や広島城の堀沿いが有名だ。広島市内の桜の開花時期は例年3月下旬から4月上旬で、2026年もほぼ平年並みの開花が見込まれていた。
でも桜の季節に雨が多いのは困るって思うかもしれないね。じつはね、適度な雨が桜の散り際を長引かせる効果もあるんだよ。雨が花びらをしっとりさせて、強風で一気に散ってしまうのを防いでくれることがある。まあ、土砂降りじゃ話は別だけど(笑)。
まとめ:春の雨を味方につけよう
どうだい、広島の春の天気についていろいろと語ってきたけど、少しは「なるほど」と感じてもらえたかい?
「春に三日の晴れ無し」は、単なる愚痴じゃなくて、日本の気象メカニズムをよく表した深い言葉なんだよ。移動性高気圧と低気圧が4〜7日周期で入れ替わる——これが日本の春の天気の基本パターンだ。1879年から147年間データを積み重ねてきた気象観測の知恵が、今日の天気予報に生きているんだよ。
雨の日は傘をさして、縮景園の菜の花でも眺めながら、「ああ、これが春の移動性低気圧か」なんて呟いてみてくれよ。きっと雨の日がちょっとだけ楽しくなるはずさ。
じゃあまた、おじさんの豆知識コーナーで会いましょう。やあやあ、またね!
おじさんの豆知識コーナー:広島の気象観測の歴史
ちょっと聞いてくれよ、これは意外と知られていない話なんだが——広島での気象観測は1879年(明治12年)に始まっているんだ。今から約147年も前だよ!当時の広島測候所が設立されて、気温・降水量・風向きなどのデータを収集し始めた。
現在の広島地方気象台は広島市中区大手町にあり、毎日24時間体制で観測を続けている。春の移動性高気圧の周期についても、こうした147年分ものデータの積み重ねが「平年値」として活かされているわけさ。昔の気象担当者たちが地道に記録を続けてくれたおかげで、今の天気予報があるんだよ。感謝しなきゃだよね。
ちなみに広島の観測史上最高気温は38.0℃(2018年7月18日)で、これは猛暑が続いた2018年の記録だ。最低気温は-7.3℃(1977年2月16日)。春の天気の穏やかさとは対照的な極端な記録も持っているんだよ。