やあやあ、久しぶりだね。今日はちょっと身近なテーマで話をしようと思う。そう、「天気」だよ。
毎日何気なくスマホで確認したり、テレビで見たりしてるだろう?でもな、この「天気予報」ってやつ、実はものすごい科学と歴史の積み重ねがあるんだ。今ちょうど、アメリカ・ケンタッキー州では気象キャスターのクリス・ベイリー氏(WKYT局所属)がイースターサンデーの天気予測を発信して話題になってるし、WAVE News局は「土曜日に嵐が来る前に夜は穏やかになる」と予報を出している。春の嵐ってやつは世界中で人々を悩ませてるわけだよ。おじさんに言わせれば、天気ほど人類が長年振り回されてきたものはないね。
天気予報の歴史、実はそんなに古くない
まあ、聞いてくれよ。現代的な気象予報が始まったのは、思ったより最近なんだ。
イギリスの海軍士官ロバート・フィッツロイが世界初の「天気予報」を新聞に掲載したのが1861年のこと。そう、まだ160年ちょっとしか経ってないんだよ。フィッツロイは、あのチャールズ・ダーウィンを乗せたビーグル号の艦長でもあった人物だ。気象学者としても先駆者で、「forecast(天気予報)」という言葉を作ったのも彼とされている。
アメリカでは1870年2月9日、議会の決議によって国立気象局(National Weather Service)の前身となる組織が設立された。当時は電信網を使って各地の観測データを集め、翌日の天気を予測していたんだ。今と比べると精度は雲泥の差だったけどね。
気象衛星の登場でガラッと変わった
気象予報の精度が劇的に上がったのは1960年4月1日、アメリカが世界初の気象衛星「TIROS-1」を打ち上げてからだよ。エイプリルフールの日に打ち上げられたってのも面白い話だろう?
TIROS-1は高度700キロメートルから地球を撮影し、78日間で22,952枚もの画像を送信した。この衛星ひとつで、それまで観測できなかった大洋上の嵐の動きが把握できるようになったんだ。
現在、気象観測に使われている衛星は世界全体で160機以上。日本のひまわり9号は東経140.7度の静止軌道上に位置し、10分ごとに日本周辺の画像を更新している。
おじさんが特に気に入ってる天気の豆知識
世界の極端な気温記録
地球上で記録された最高気温は56.7℃。1913年7月10日にアメリカ・カリフォルニア州のデスバレー(Death Valley)で観測された。「死の谷」って名前がついてるだけある凄まじさだよ。
逆に最低気温はマイナス89.2℃。1983年7月21日、南極のボストーク基地で記録されている。南極なのに7月というのは、南半球では冬だからね。
この113度近い気温差が同じ地球上に存在してるって、改めて考えると驚異的だろう?
ビューフォート風力階級の話
天気予報でよく聞く「風速何メートル」って表現、もとはイギリス海軍のフランシス・ビューフォート提督が1806年に考案した「ビューフォートスケール」が元になってるんだ。0(無風)から12(ハリケーン)まで13段階に分けた風速の分類法で、当時は海の波の状態を目視で判断する基準だった。
今でもこのスケールは世界中で使われていて、国際的な気象報告の標準になっているよ。200年以上前のおじさん(ビューフォート)の発明が今も現役ってのは、なかなかロマンがあるじゃないか。
現代の天気予報の精度はどのくらい?
今の数値予報モデルの精度、知ってるかい?
翌日(24時間後)の降水予報の精度は約85〜90%。3日後でも70〜80%の精度を維持している。1980年代の3日後予報は、現代の1日後予報と同程度の精度しかなかったというから、この40年間の進歩は本当に目覚ましい。
日本の気象庁が2022年に発表したデータによれば、東京の翌日の最高気温予報の誤差は平均1.7℃以内に収まっているそうだ。毎朝スマホで確認する天気予報の裏には、スーパーコンピューターが毎秒1京回以上の計算を行っているんだよ。
気象庁が使っているスーパーコンピューターは2024年時点で理論演算性能約18.7ペタフロップス。普通のパソコンと比べると約1,000万倍の計算能力だ。これだけの機械を使って、やっと「明日の天気」が分かるんだから、自然ってのはそれだけ複雑ってことだよ。
まとめ — 空を見上げる習慣を持とう
どうだい、天気って奥が深いだろう?毎日当たり前のようにスマホでチェックしてるあの情報の裏には、160年以上の人類の努力と、宇宙空間を飛び回る160機以上の衛星と、毎秒1京回の計算がある。
イースター前日の嵐(WAVE Newsの予報)も、「夏の暖かさがもう一日続く」(WTVQ)という予報も、みんな膨大な科学の結晶なんだ。
次に空を見上げるとき、ちょっとだけそのことを思い出してくれよ。天気を語れると、飲み会でも一目置かれるぞ……まあ、おじさんが保証するよ。じゃあ、またね!
うんちくおじさんの豆知識コーナー
イースターと天気には深い関係がある!
クリス・ベイリー氏がイースターサンデーの天気を特に気にするのには理由があってね。イースター(今年は4月5日)は「春分の日以降、最初の満月の次の日曜日」という計算で決まる移動祝日だ。だから毎年3月22日〜4月25日の間で変動する。
そして、この時期のアメリカ南東部(ケンタッキー州はその周辺に位置する)は、冬の寒気と春の温暖な空気がぶつかりやすく、激しい嵐が発生しやすい。WAVE Newsが「土曜日に嵐の最終波が来る」と報じているのもまさにその典型なんだよ。
ちなみに「Easter(イースター)」の語源については諸説あるが、ゲルマン神話の春の女神「エオストレ(Eostre)」に由来するという説が有力とされている。キリスト教の祝日にゲルマン神話の女神の名前が残っているってのも、歴史の面白さだよなあ。