やあやあ、久しぶりだね。今日はサッカーの話をしようじゃないか。
ヨーロッパ・サッカーの話題というと、どうしても「難しい」「遠い世界の話」と思う人も多いかもしれないけど、まあちょっと聞いてくれよ。今まさに世界中のファンが熱狂しているカードが動いているんだよ。マンチェスター・シティ対リバプール——このカードがFAカップの準々決勝で実現しているんだ。
FAカップって何者?世界最古のカップ戦だよ
まずね、FAカップというものを知らない人のために説明しておこう。正式名称は「The Football Association Challenge Cup」。1871〜72シーズンに第1回大会が開催された、世界で最も歴史の長いサッカーのカップ戦なんだよ。2026年時点で155年の歴史を誇る。プレミアリーグのような「リーグ戦」とは違い、トーナメント形式で一発勝負、負けたら終わりという緊張感がたまらない大会さ。
参加チームはプレミアリーグの強豪から5部・6部相当の地域クラブまで、約750チームにも上る。いわば「夢のカップ」だね。
マンCvsリバプール、2026年春の激突
今回の話の主役は、FAカップ準々決勝に駒を進めたマンチェスター・シティとリバプールだ。
マンチェスター・シティを率いるのはご存知、ペップ・グアルディオラ監督。2016年に就任して以来、プレミアリーグ優勝6回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝1回(2023年)と圧倒的な実績を残してきた。ホームスタジアムはエティハド・スタジアム(収容人数約5万5,000人)。今大会、ホームでの試合でその記録にさらに近づこうとしているわけだよ。
一方のリバプールは、2024〜25シーズンからアルネ・スロット監督が就任した。オランダのフェイエノールトで実績を積み上げた戦術家だ。そしてチームの絶対的エースといえばモハメド・サラー——エジプト出身の32歳(2026年現在)。プレミアリーグ通算200ゴール超えを達成している規格外のストライカーだよ。
ところが今回の準々決勝をめぐり、面白いニュースが出ている。スロット監督がサラーを「あえてスタメンから外す」可能性を示唆しているというんだ。マンCの守備的な組織に対して、サラーの体力を温存しつつ戦術的に挑む作戦とも言われている。スター選手を「切り札」として後半に投入するという賭けだね。
スタジアムとサポーターの数字も面白い
おじさんが好きなのは、こういう「数字の話」でね。
リバプールのホーム、アンフィールドは1884年開場。現在の収容人数は約61,000人(2023年の増設後)。「You’ll Never Walk Alone」のコーラスが響くあのスタジアムは、サッカー界で最も神聖な場所のひとつとされているよ。
マンチェスター・シティのエティハド・スタジアムは2003年開場で収容約5万5,000人。アンフィールドと比べると「若い」スタジアムだが、ここ数年でホームでの連勝記録を次々と更新しているんだ。今大会でもホームでの試合で「あるクラブ記録」に近づいているという報道が出ている。
「FAカップ」の魔力——格上が必ず勝つわけじゃない
ここが面白いんだよ、FAカップというのは。プレミアリーグと違って「番狂わせ」が起きやすい。格下のチームが強豪を倒す「ジャイアントキリング」がほぼ毎年のように起きる。
例えば2023年のFAカップ3回戦では、チャンピオンシップ(2部)のミドルズブラが当時好調だったチェルシーを2対0で撃破した。こういう「下剋上」の文化がFAカップを特別なものにしているんだ。
だから今回のマンCvsリバプールも、どちらが勝ってもおかしくない。「実力上位」が確実に勝つわけじゃないのがカップ戦の醍醐味さ。
専門家の予測は?
一部の予測によると、今大会の準々決勝ではマンCとアーセナルが準決勝へ進出するという見方が多い。リバプールは現在プレミアリーグのタイトル争いも抱えており、「FAカップよりリーグを優先する」という戦略的判断も見え隠れしている。スロット監督がサラーを温存するという話も、その文脈で読むと納得がいくよね。
とはいえリバプールの選手層は厚い。サラー抜きでも、ルイス・ディアス(コロンビア代表)やダルウィン・ヌニェス(ウルグアイ代表)といった選手たちが虎視眈々と出番を狙っている。
まとめ——おじさんからひと言
まあ、サッカーというスポーツの面白さはね、「予測不能」なことにあると思うんだよ。155年の歴史を持つFAカップで、現代サッカーの二大巨頭がぶつかる。この組み合わせだけで、おじさんはもうワクワクが止まらないんだよね。
スロット監督がサラーを使うのか使わないのか、グアルディオラはどんな奇策を仕掛けてくるのか——サッカーを「戦術のチェスゲーム」として楽しむのも、また乙なもんさ。
君もこの一戦、ちょっと気にしてみてくれよ。きっとサッカーの見方が変わると思うぞ。おじさんが保証するよ!
おじさんのうんちくコーナー:マンCとリバプール、その「現代の宿命のライバル」史
まあ、ちょっと深掘りさせてくれよ。マンチェスター・シティとリバプールが「現代最大のライバル」と呼ばれるようになったのは、実はここ10年足らずの話なんだ。
2018〜19シーズンのプレミアリーグを覚えているかい?この年、リバプールは97ポイントという当時のクラブ史上最高勝ち点を叩き出したのに、マンCが98ポイントで逃げ切って優勝した。わずか1ポイント差!この年のリバプールの勝ち点は、歴史上どのクラブでも優勝できる数字だったのに、相手が1枚上手だったわけさ。
そして翌2019〜20シーズン、今度はリバプールが30年ぶりのリーグ優勝を達成。最終的に99ポイントという怪物的な数字でね。この「ギガバトル」の連続が、両クラブの因縁をより深いものにしていったんだよ。
ちなみにFAカップでの両クラブの直接対決は近年でもたびたびあって、2022年のFAカップ決勝(ウェンブリー・スタジアム)ではリバプールが6対5のPK戦(90分は0対0)でマンCを下して優勝している。両者のカードは毎回、歴史的な一戦になるんだよ。