やあやあ、みんな元気かい?
おじさんね、最近ゲームショップの前を通ったら、値札を見て思わず二度見しちゃったよ。PS5がとんでもない値段になってるじゃないか!これは黙ってられない。今日はソニーのPS5値上げ騒動、その裏側までじっくり語らせてもらうよ。
PS5、いったいいくらになったんだい?
2026年4月現在、ソニーがPS5本体の大幅値上げを完了させたんだ。ディスクドライブ搭載モデルが79,980円(税込)に跳ね上がった。2020年11月12日の日本発売時は54,978円(税込)だったから、わずか5年強で約25,000円、率にして約45%の値上げだよ。ちょっと聞いてくれよ、これはなかなか衝撃的な数字だろう?
ところが面白いことに、日本国内限定の特別対応があってね。ドライブ付きモデルでも67,000円で買える経路が残されているんだ(オタク総研の報道より)。さらに日本語専用モデルに至っては55,000円を継続しているという。ソニーとしても、日本市場への配慮を示した格好だね。
デジタルエディションも据え置きではなく値上げされており、グローバル市場での価格改定はほぼ完了している状況だ。
なぜ今、値上げなのか?
AI需要が半導体を「独り占め」している
Bloombergが報じた内容が興味深くてね、「AI需要が先端半導体を独り占めにしている」という話なんだよ。これ、PS5の値上げと一見関係なさそうだろう?いや、直結してるんだ。
PS5に搭載されているのは、台湾のTSMC(台湾積体電路製造)が製造するカスタムAPUだ。CPUはAMDのZen 2アーキテクチャベース、GPUはRDNA 2ベースで、製造プロセスは7nmクラス。このTSMCの製造ラインが今、AIチップの需要でパンク寸前なんだよ。
NVIDIAのH100 GPUなんか1枚300万円以上するのに飛ぶように売れていて、Microsoftが2025年に800億ドル(約12兆円)のAIインフラ投資を表明するなど、世界中のテック企業がこぞって半導体製造キャパシティを奪い合っている状況だ。ゲーム機用のチップが後回しにされるのも、仕方ない面があるんだよ。
円安という追い打ち
もうひとつの要因が為替だね。2020年のPS5発売当時、1ドルは105円前後だったけど、2024〜2025年にかけて一時160円台まで円安が進んだ。ハードウェアの原価は米ドルベースで計算されることが多いから、円安が直撃するわけだ。同様の理由で、任天堂のNintendo Switch後継機「Nintendo Switch 2」も49,980円(税込)という価格設定になっているのは、同じ文脈で理解できるよ。
PS5の現状と普及台数
PS5は2025年末時点で全世界累計出荷台数が6,500万台超に達しているんだ。前世代のPS4が最終的に1億1,760万台を売ったことを考えると、まだ伸びしろはある。ただし値上げが普及速度に影響することは間違いないね。
一方でソフトウェアの充実ぶりはすごくてね、2023年だけでも「ファイナルファンタジーXVI」「Spider-Man 2」「Alan Wake 2」など大作が続々リリースされた。ハードの価値自体は十分あると思うよ。
日本市場への特別扱いの意味
それにしても、日本市場だけ特別対応というのは面白い話だよ。ソニーは日本企業でありながら、PS5の売上では北米・欧州に比べて日本のシェアが低下している現実がある。2023年度の地域別売上を見ると、北米が約40%、欧州が約30%を占めるのに対し、日本・アジア合計は約30%に留まっている。かつて「ゲーム大国・日本」として世界をリードしたソニーにとって、お膝元の日本市場を守りたいという気持ちは当然あるだろうね。
おじさん的まとめ
PS5の値上げは、単純に「企業の利益追求」じゃないんだよ。AI産業の爆発的成長が半導体市場を歪め、それがゲーム機の価格にまで波及している——これが2020年代半ばの「半導体戦争」の現実なんだ。
おじさんに言わせれば、これはゲーム業界だけの話じゃなくて、AIと人間の経済活動が競合し始めたサインとも言えるよ。次に何かの値段が上がったとき、その裏にAIの影が見えないか、ちょっと考えてみてくれ。
67,000円で買える今のうちに、検討してみるのも悪くないんじゃないかな。それじゃあ、またうんちくを仕入れてきたら話しかけるよ!
おじさんの豆知識コーナー:プレイステーションと値上げの歴史
まあ聞いてくれよ、実はプレイステーションと「値上げ」の因縁は今に始まったことじゃないんだ。
初代PlayStation(PS1)は1994年12月3日に34,800円で日本発売されたけど、当時のセガサターンが44,800円だったから、強烈な価格競争を仕掛けた形だったね。
PS3に至っては2006年11月の発売時に49,980円(20GBモデル)と59,980円(60GBモデル)という超高価格で登場して、ユーザーから猛反発を食らったんだ。当時のソニーCEO、ハワード・ストリンガー氏が「PS3は安い」と発言して炎上したのは語り草だよ。結局PS3は世界累計販売台数8,760万台と、PS2の1億5,500万台を大きく下回る結果に終わってしまった。高すぎる価格が普及の足を引っ張った典型例だね。
PS4は2013年2月の発表時に39,980円という「PS3の反省」を踏まえた価格で登場し、世界累計1億1,760万台という大ヒットを記録した。価格戦略がいかに大事かがよく分かる話だろう?
そしてPS5は5年で45%値上げ。さて、歴史はどちらの教訓に近づくのか、おじさんは少し心配だよ。