やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんが気になっているニュースを話させてもらうよ。

なんと、あの「かわいい系王子」として名を馳せた千葉雄大さんが、舞台で85歳の老人を演じるというじゃないか。37歳の俳優が85歳を演じる——これがただのコスプレじゃないところが面白いんだよ。

千葉雄大という俳優、改めて振り返ってみよう

千葉雄大さんは1989年2月7日、岩手県生まれの37歳。2009年ごろに芸能界デビューし、そのベビーフェイスと中性的なルックスから「かわいい系王子」の代名詞として人気を博してきた俳優だよ。

ドラマ「ブラッディ・マンデイ」シリーズや「GTO」、映画「俺物語!!」など数多くの作品に出演。特に2014年以降は年間10本以上の映像作品に出演するなど、キャリアを着実に積み上げてきた人物さ。

ところが最近の話題といえば——体形の変化により「北海道雄大」なんてあだ名まで付けられてしまったというじゃないか(笑)。でもね、おじさんに言わせれば、これは「貫禄」というものだよ。細くてかわいいだけじゃなく、年齢とともに存在感が増していく。これぞ俳優の正しい成長というものだろう?

舞台「老害の人」——85歳の新境地に挑む

今回注目されているのは、舞台「老害の人」での挑戦だ。このタイトルからしてインパクト抜群だよね。

千葉雄大さんが演じるのはなんと85歳の老人。共演者には、お笑い・女優として幅広く活躍する友近さんが名を連ねているという。友近さんといえば、「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」や数々のバラエティ番組で知られる実力派。この二人の組み合わせが、どんな化学反応を起こすのか——これは舞台ファンにはたまらない話だよ。

「早く年を取りたい」という千葉さんのコメントも印象的だったね。37歳が「早く年を取りたい」と言う——若い頃はなかなか言えない言葉だよ。おじさんのような年齢になると逆のことを思うわけだが(笑)、これは彼が役者として年輪を重ねたキャラクターへの憧れを持っているということだろうね。

「老害」という言葉を舞台で問い直す

ちょっと聞いてくれよ。「老害」って言葉、最近よく耳にするようになったと思わないかい?

実はこの言葉が日本の辞書に本格的に収録され始めたのは2000年代以降のことで、SNSの普及とともに急速に広まったんだ。2023年には各種流行語ランキングの上位にも顔を出すほどになった言葉だよ。

友近さんが自身の考える「老害」について語ったというニュースも出ていたね。単なるコメディではなく、現代社会の課題をエンターテインメントとして昇華させようとしている——そういう骨太な作品の予感がするじゃないか。

おじさんの豆知識コーナー:日本の舞台と「年齢を超えた役」の歴史

まあ、聞いてくれよ。日本の伝統芸能・歌舞伎では「老け役(ふけやく)」というジャンルが古くから確立されていてね、江戸時代から若い役者が老人を演じる技術が磨かれてきたんだよ。

歌舞伎の場合、花形の若手が50代・60代の老人を演じることは珍しくなく、「老け役の上手い俳優は本物の実力者」と評価される伝統があるんだ。あの市川團十郎(初代)が活躍した1700年代から続く文化だよ。

さらに面白いのが、西洋演劇の世界でも同じような話があること。シェイクスピア劇では「リア王」(享年80歳設定)を若手俳優が演じることが多く、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーでは過去50年間に30人以上の俳優がこの役に挑んだという記録がある。

年齢を超えた役への挑戦こそが、俳優の真価を試す場——千葉雄大さんの挑戦は、実は数百年の伝統に連なる話なんだよ。

「かわいい系王子」から「貫禄のある俳優」への変貌

ここでちょっと深掘りしてみようか。

千葉雄大さんのキャリアを振り返ると、2010年代前半は圧倒的に「かわいい・中性的」なイメージで人気を獲得していた。しかし2020年代に入ってからは徐々に役の幅が広がり、より複雑な人物像を演じる機会が増えているんだ。

体形の変化については本人も認識していると見られ、「北海道雄大」という愛称が生まれたことも、ファンが温かく受け入れているという証拠だよね。実際、俳優の体形変化がキャリアの転換点になるケースは多い。

例えばマシュー・マコノヒーは一時期12kgもの減量をした後、アカデミー賞主演男優賞を受賞(2014年、「ダラス・バイヤーズクラブ」)。クリスチャン・ベールに至っては役のために体重を30kg近く落としたり逆に増量したりを繰り返す俳優として知られている。体と役者の関係は、洋の東西を問わず奥深いテーマなんだよ。

37歳という年齢の意味

俳優としての37歳——これはじつに興味深い節目だよ。

日本の芸能界を見渡すと、30代後半から40代にかけて俳優としての評価が固まるケースが多い。木村拓哉さんが「ロングバケーション」で社会現象を起こしたのは29歳だったが、それ以降の40代・50代での演技の深みは若いときとはまったく異なるものだ。福山雅治さんも40代に入ってから映画「そして父になる」(2013年、是枝裕和監督)でカンヌ国際映画祭審査員賞受賞と、キャリアの新局面を迎えた。

千葉雄大さんの85歳役への挑戦は、そういう意味でも「37歳の今だからこそできる決断」なのかもしれないね。

まとめ——変化こそが俳優の醍醐味だよ

おじさんに言わせれば、俳優というのは変化を恐れてはいけない職業だよ。

「かわいい系王子」というレッテルは、最初こそ武器になるが、やがて足かせにもなり得る。それを自ら打ち破るように85歳の老人に挑む千葉雄大さんの姿勢——これは本当に勇気のある選択だと思うよ。

友近さんという実力ある共演者を得て、「老害」という現代的なテーマに向き合う舞台。きっと単なるコメディを超えた、考えさせられる作品になるんじゃないかな。

君も舞台を観に行く機会があれば、ぜひその変化した千葉雄大さんの姿を確認してみてくれよ。おじさんも気になって仕方がないよ(笑)。

まあ、俳優の成長を見届けるのも、エンタメを楽しむ醍醐味のひとつだよね。また面白い話があったら聞かせてくれよ!