やあやあ、聞いてくれよ!今日はおじさんが長年リスペクトしてきた方について語らせてくれ。
仲本工事さんのことを覚えているかい?ザ・ドリフターズのメンバーとして昭和のお茶の間を笑いの渦に巻き込んだ、あの笑顔がトレードマークのコメディアンさ。2022年に80歳で旅立たれてしまったんだが、おじさんはその功績をいつまでも忘れないよ。
昭和のお茶の間を制覇した「全員集合」
1941年生まれの仲本工事さんといえば、やっぱり『8時だョ!全員集合』だよ。1969年から1985年まで、実に16年間も続いたTBSの生放送バラエティ番組で、ドリフターズが毎週土曜の夜を盛り上げ続けたんだ。
コントあり、歌あり、ドタバタあり——あの番組には昭和の子どもたちの思い出がぎっしり詰まってるんだよ。おじさんも子どものころ、テレビの前に正座して毎週楽しみにしてたもんさ。
体操・アクロバットで魅せたコメディ
仲本工事さんの真骨頂は、その超人的な身体能力を活かしたコメディにあったんだよ。ドリフのメンバーの中で、仲本さんといえばアクロバティックな動きが群を抜いてたんだ。
コントの中でくるくると宙返りしたり、体を張ったギャグで客席を沸かせたり——あの軽やかな動きは観ていて本当に気持ちよかったよ。笑わせながらも、どこか「すごい!」と思わせる技術があったんだよね。
『ドリフ大爆笑』でも、仲本さんの体を使ったネタは特に印象深かった。荒井注さんの後を引き継いで加入した高木ブーさんと並んで、グループに独特のキャラクターを与えてくれたんだよ。
もう一つ豆知識。仲本工事さんが身体能力を活かせたのには、ちゃんとした背景があるんだよ。なんと日本大学の体育会体操部出身なんだ。だから普通のコメディアンとは一線を画す本物の運動神経を持っていたわけさ。芸の道に進まなければ体操競技の選手として活躍していた可能性もあったんだから、人生の選択って面白いよね。
笑顔で駆け抜けた80年の人生
2022年10月、交通事故による怪我がもとで80歳でこの世を去られた仲本工事さん。訃報が伝えられた時、おじさんもテレビの前でしばらく言葉が出なかったよ。
いかりや長介さん、加藤茶さん、志村けんさん、高木ブーさん、仲本工事さんというドリフの布陣は、日本のお笑い史において唯一無二の存在だったと思う。そして仲本さんの温かみのある笑顔と縦横無尽の体の動きは、あの黄金メンバーの中でも欠かせないピースだったんだ。
昭和のお茶の間で一家そろってドリフを笑い転げながら観た、あの幸せな時間——それを作ってくれた仲本工事さんに、おじさんは心から感謝しているよ。ありがとう、そしてどうぞ安らかに。
知ってたかい?ザ・ドリフターズはもともとお笑いグループじゃなくて、ロックバンドとして出発したんだよ。1956年に結成されて、ビートルズの前座を務めたこともある本格的な音楽グループだったんだ。それがいつしかコントの世界に軸足を移して、日本最大のコメディグループへと進化していったわけさ。そして『8時だョ!全員集合』は最盛期に視聴率50%超えを記録したこともあったんだ。今のテレビ事情では想像もできない数字だよねぇ。