やあやあ、久しぶりだね。今日はおじさんが音楽業界の「帝王」とも呼ばれる存在について、たっぷり語ってやろうと思ってるよ。そう、「ユニバーサル ミュージック」のことさ。
きっかけはこのニュースだ。元欅坂46のメンバーで、現在ソロ活動中の平手友梨奈さんが、2026年6月にソロ1stアルバム『無表情な表情』をリリースすると発表したんだよ。しかもそれだけじゃない。新曲「Kill or Kiss」の先行配信も始まって、さらにシリアルナンバー特典まで発表されたってわけさ。このアルバム、リリース元はもちろん「UNIVERSAL MUSIC JAPAN」。つまり今日の主役、ユニバーサルミュージックのレーベルというわけだ。
まあ、せっかくだからおじさんの蘊蓄(うんちく)も交えて、このレーベルがどれだけとんでもない存在なのか、じっくり教えてあげようじゃないか。
ユニバーサルミュージックってどんな会社なの?
世界の音楽業界は「ビッグスリー」と呼ばれる三大レーベルによって支配されている。ユニバーサル ミュージック・グループ(UMG)、ソニー・ミュージックエンタテインメント、そしてワーナー・ミュージック・グループの3社だ。
その中でも、UMGは世界最大の音楽レーベルとして君臨しているんだよ。2023年の時点で、世界の録音音楽市場における市場シェアは約32〜34%と言われている。つまり、世界で流れている音楽の約3分の1はユニバーサル絡み、ということになるわけだ。すごいだろう?
本社はアメリカのカリフォルニア州サンタモニカにあって、親会社はフランスのメディア複合企業「ヴィヴェンディ」だったんだけど、2021年9月にアムステルダム証券取引所に上場して独立したんだ。時価総額は上場当時で約450億ユーロ(約6兆円)を超えたと報じられた。音楽会社1社がだよ?ちょっとスケールが違いすぎるだろう?
傘下のレーベルがまた豪華すぎる
UMGの強さの秘密は、傘下に抱えるレーベルの数と質にある。代表的なものだけ挙げてもこれだけある。
- アイランド・レコード(1959年創立)
- インタースコープ・レコード(1990年創立)
- デフ・ジャム・レコーディングス(1983年創立)
- ポリドール・レコード(1913年創立!)
- マーキュリー・ミュージック エンタテインメント
- EMIレコーズ(2012年に買収)
そして日本ではユニバーサル ミュージック ジャパン(UMJ)として展開している。こちらはポリドール、MCAなどが合流する形で1998年に設立された会社だよ。
平手友梨奈とユニバーサル、このタッグが熱い
さて、話を平手友梨奈さんに戻そう。彼女は2015年に欅坂46の1期生としてデビューし、2021年1月にグループを卒業。その後はソロ活動に専念してきた。
今回リリースが発表されたソロ1stアルバム『無表情な表情』は、そのタイトルからして意味深だよね。「無表情」と「表情」という矛盾する言葉を並べることで、感情の複雑さや内面の葛藤を表しているようだ。
先行配信されている新曲「Kill or Kiss」も、タイトルからして振り切った印象を受けるだろう?「殺すか、キスするか」という二択を迫るような言葉のチョイス。おじさん世代には少々刺激的だが、それだけ彼女のアーティスト性が際立っているということさ。
さらにファン向けにはシリアルナンバー特典も用意されているとのことで、UMJらしい手厚いプロモーション展開だよ。ファンがフィジカルを購入する理由を作る、この手法はなかなか頭いいだろう?ストリーミング全盛の時代に、CDに価値を持たせる工夫さ。
ユニバーサルが変えた「音楽の買い方」
おじさんが若い頃はLPレコードを買って、ジャケットを眺めながら音楽を聴く時代だった。それがCDになり、iTunesのダウンロード販売になり、今やストリーミングが主流になった。
この変化を最もうまく利用したのがUMGだとおじさんは思っているよ。2023年のUMGの年間売上は約102億ユーロ(約1兆6000億円)に達しており、ストリーミング収益が録音音楽部門の60%以上を占めているという。
ストリーミングプラットフォームのSpotifyやApple Musicで「あのアーティストの曲」を聴くとき、その収益の一部がUMGに流れている——そう考えると、この会社の存在感が身に染みるだろう?
日本の音楽シーンとユニバーサルの関係
ユニバーサル ミュージック ジャパンには国内外のアーティストが多数所属しているんだよ。海外ではテイラー・スウィフト(旧所属、現在はリパブリック)、ドレイク、ポスト・マローンなど。国内では、BTS(HYBE傘下だがライセンス契約)の楽曲流通や、多くのJ-POPアーティストが名を連ねている。
欅坂46・櫻坂46の楽曲を扱うソニーミュージックとは競合関係にあるわけだけど、平手さんはソロになってユニバーサルに活躍の場を移したという点も、業界的にはなかなか興味深い動きだよ。
まとめ:音楽帝国の懐で羽ばたく平手友梨奈
ちょっと聞いてくれよ。音楽というのはいつの時代も、人の感情を揺さぶるものだよね。1913年創立のポリドール・レコードから続く長い歴史を持つユニバーサルが、2026年の今も最前線で新しい才能を世界に届けようとしている。
平手友梨奈さんのアルバム『無表情な表情』が6月にどんな音楽を届けてくれるのか、おじさんも正直楽しみにしているよ。「Kill or Kiss」というタイトルが示す通り、どこか挑発的で、でもそこに正直な感情がある。それって音楽の本質だろう?
世界最大の音楽帝国を舞台に、一人のアーティストがどう表現を広げていくのか——そういう目線で眺めてみると、音楽ニュースもまた違った味わいがあるもんだよ。ぜひ、アルバムのリリースを楽しみに待っていてくれよな!
おじさんのうんちくコーナー:「ビートルズとユニバーサルの因縁」
おじさんに言わせれば、ユニバーサルとビートルズの関係はちょっとした歴史の皮肉なんだ。ビートルズが所属していたEMIレコーズ、これをUMGが2012年に約19億ドル(約2500億円)で買収したんだよ。つまり「昔、ビートルズを断った」ことで有名なデッカ・レコーズ(現UMG傘下)の兄弟会社が、最終的にビートルズの音源まで手に入れることになったわけさ。歴史って面白いだろう?
ちなみにビートルズが最初にデッカのオーディションを受けたのは1962年1月1日のこと。担当者のマイク・スミスはその後「ギターバンドは流行らない」と言ってビートルズを断ったと伝えられている。その判断が音楽史最大の誤審として語り継がれているのは言うまでもないね。