やあやあ、まあ聞いてくれよ。

おじさんね、最近テレビ見てて思わず膝を打ったんだよ。あの『ブラタモリ』がついに皇居に初上陸したって話さ。長年この番組を見てきたおじさんとしては、「よくぞ踏み込んだ!」って感じだよ。

タモリという男、改めて語らせてくれ

タモリ、本名・森田一義。1945年8月22日、福岡県生まれの80歳さ。あの独特の語り口と黒いサングラスで、もう半世紀近くテレビ界に君臨してる人物だよ。

代表作を挙げると、フジテレビ系『笑っていいとも!』を1982年から2014年まで実に32年間・8,054回にわたって司会を務めた。これ、ギネス記録ものの偉業だぞ。毎日昼に生放送で、32年だよ? 普通の人間にできることじゃないさ。

そのタモリが2008年にNHKで始めた『ブラタモリ』。最初は深夜帯の実験的な番組だったのが、2015年からゴールデン帯に昇格し、全国各地200箇所以上を歩き回ってきた。地質・地形・歴史の切り口で街を読み解くスタイルは唯一無二だよ。

ついに初の皇居へ!2週連続で江戸城の秘密に迫る

2026年4月4日と11日放送分で、『ブラタモリ』はついに皇居(旧・江戸城)に踏み込んだ。番組史上初の皇居ロケだ。しかも今週から放送時間が7分拡大されるという力の入れっぷりさ。

タモリ本人は皇居の水利システムを見て「戦がない時代を支えた知恵、すごいシステム」と語ったという。「驚きました」とも。あのタモリが驚く——これは本物だよ。

おじさんが解説する、江戸城という超巨大インフラ

江戸城、その規模は世界最大級だった

ここでちょっと深掘りしようじゃないか。

江戸城の基礎を築いたのは太田道灌(おおたどうかん)、1457年のことだ。その後、徳川家康が1590年に入城し、以降15代の将軍が住んだ城として大拡張が繰り返された。

最盛期の江戸城の外堀を含めた総面積は約230ヘクタール。現在の皇居東御苑だけでも約21ヘクタールあるけど、かつての城域はその10倍以上に及んでいたんだよ。比較すると、フランスのヴェルサイユ宮殿の庭園が約800ヘクタール、イギリスのバッキンガム宮殿が約17ヘクタールだから、江戸城がいかに巨大な城郭都市だったかわかるだろう?

江戸の水システム——タモリが「すごい」と言った理由

番組でタモリが感嘆したのは、江戸の水利管理システムだと思うよ。

江戸城の堀は単なる防御施設じゃない。螺旋状(らせんじょう)に設計された堀の連なりは、敵の侵入を防ぐだけでなく、雨水の排水・管理にも使われていた。

玉川上水は1653年に完成した全長約43キロの用水路で、多摩川の水を江戸市中に引き込んだ。当時の江戸の人口は推定100万人——18世紀初頭の時点で、ロンドンやパリと並ぶ世界最大級の都市だった。その人口を支えた水インフラは、「戦がない時代」だからこそ発達した都市工学の粋だよ。

おじさんの豆知識コーナー:皇居の地下に眠る「幻の天守閣」

おじさんに言わせれば、江戸城で一番ロマンがある話はこれだよ。

江戸城には天守閣があった——正確には「あった」んだが、現在は存在しない。最後の天守閣は1657年の明暦の大火(振袖火事)で焼失し、以降は再建されなかったんだ。理由は諸説あるが、有力なのは「江戸が十分に安定した都市になり、軍事的象徴としての天守閣が不要になった」という説さ。

現在の皇居東御苑には天守台の石垣だけが残っている。高さ約11メートルのこの石垣の上に、かつて高さ約58メートルの5層の天守がそびえていた。建てられたのが1638年、焼失が1657年——わずか19年しか存在しなかった幻の建造物だよ。

現代の技術でCG復元された映像もあるけど、あれを見るたびにおじさんは胸が熱くなるね。

タモリと「知的好奇心」——なぜブラタモリは刺さるのか

ちょっと聞いてくれよ。なぜ『ブラタモリ』がこれほど長く愛されるか、おじさんなりの考えがあるよ。

タモリは早稲田大学在学中から知識人たちと交流し、「全方位型の知識人」として知られてきた。地質好きは有名で、日本地質学会から名誉会員の称号まで贈られてる(2016年)。テレビ芸人で地質学会の名誉会員なんて、世界広しといえどもタモリくらいじゃないかな。

番組で「歩いて街を読む」スタイルは、単なる観光案内じゃなく、地形・地質・歴史・人の営みを立体的に接続する知的な旅だ。だから視聴者が「知らなかった!」「そんな理由があったのか!」と感動できる。

そのタモリが「驚きました」と言った皇居ロケ——これは絶対に見る価値があるぞ。

放送情報まとめ

  • 第1回: 2026年4月4日(土)放送、NHK総合
  • 第2回: 2026年4月11日(土)放送、NHK総合
  • 今回から放送時間7分拡大
  • テーマ:「江戸城の秘密」2週連続

まとめ——歴史の積み重なった場所を歩く楽しさ

まあ、こんな感じで語ってしまったが、おじさんが言いたいのはさ、「自分が住む街にも、こんな歴史や知恵が積み重なっている」ってことだよ。

皇居なんて「どこか遠い場所」に感じるかもしれないけど、江戸400年の知恵はいまも東京の地下に、道の形に、川の流れ方に残ってる。タモリが感嘆した「すごいシステム」は、その積み重ねの結晶さ。

君も今度、街を歩くとき、ちょっと足元に目を向けてみてくれよ。なぜここに坂があるのか、なぜここに川が流れるのか——そう考え始めたら、もうブラタモリの世界に引き込まれたも同然だよ。

放送はNHK総合で4月4日と11日。見逃した人はNHKプラスもあるぞ。おじさんも楽しみにしてるよ!